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ノンリコースとどちらが主流? リコースのファクタリングとは

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投稿日:2019年03月08日

ファクタリングにはリコースとノンリコースがあります。契約をする時には、これらの特徴や違いを理解することが必要でしょう。これから、リコースファクタリングとノンリコースファクタリングの特徴についてご説明します。

ノンリコースとどちらが主流? リコースのファクタリングとは

リコースとは

リコースとは、「償還請求権」のことです。

償還請求権とは手形や小切手の支払いがされない、もしくは支払い見込みがなくなったときに、振出人や裏書人、その保証人などに支払いを請求できる権利を指します。

つまり、ファクタリングでいえば、リコースの契約をして売掛先から支払いがなされない場合に、契約者である売掛債権を売却した企業に支払い義務が発生することになります。

国内におけるファクタリングの契約では、売掛先が倒産しても契約者が支払いリスクを負うことのない、ノンリコースが主流です。

リコースファクタリングの特徴

ファクタリングは、売掛金保有会社が売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらうことで現金化できる資金調達サービスです。

通常は売掛先から入金があり、その金額がファクタリング会社へ支払われることになります。

しかし、売掛先の倒産や資金難が起きると、ファクタリング会社は売掛金を回収できなくなる可能性があります。

リコースファクタリングでは、売掛金の未回収時に売掛債権を売却した会社が、ファクタリング会社へ支払いなどの責任を負うことになります。

つまり、売掛先の代わりに代金を支払わなくてはなりません。

リコースファクタリングの契約には、債権が回収不能となった場合にファクタリング会社から未回収分の売掛債権を買い戻さなくてはならないという特約がついているのです。

よって、売掛先が倒産した時には、損失を出してしまうことになります。

この損失によって共倒れになることも考えられ、リスクの高い契約であることが分かります。

リコースファクタリングはそのようなリスクが伴うため、ノンリコースファクタリングよりも手数料が安くなっています。

ノンリコースファクタリングの特徴

売掛先が倒産して売掛金を回収できなかった場合に、責任を負わなくても良いのがノンリコースファクタリングです。

ファクタリング契約をして現金を受け取った後で、売掛金の支払期日に売掛先からの支払いがなくても、未回収分を負担する義務は生じません。

売掛先の倒産などによるリスクはファクタリング会社が負うことから、ノンリコースファクタリングの手数料は高めに設定されています。

ファクタリングの契約前審査では、売掛先のことが調べられるため、売掛先の信頼度によって手数料が決められることもあります。

リコースファクタリングの「債権譲渡特約」「買戻し特約」とは

リコースファクタリングには「債権譲渡特約」や「買戻し特約」と呼ばれるものがあります。

これは前述の通り、売掛金が支払われなかった時に、売掛債権をファクタリング会社に売却した会社が買い戻すという特約です。

この特約により、リコースファクタリングは、売掛債権を担保にした融資として扱われています。

リコースファクタリングの手数料は利息制限法の影響を受けて、低くなることが特徴です。

融資の場合、手数料は利息としてみなされます。

利息制限法では、元本が100万円以上の時は年率15%と決まっているため月利になると約1.25%で、ノンリコースファクタリングに比べると安く設定されるのです。

また、融資と同じ扱いになることから、ファクタリング会社からの審査も厳しくなります。

また、リコースファクタリングとノンリコースファクタリングでは会計処理も異なります。

融資の場合、全額を短期借入金として計上しなければなりません。利息分は支払い利息などに計上します。

リコースファクタリングとノンリコースファクタリングのメリット・デメリット

リコースファクタリングのメリットは、手数料が安いことです。

融資扱いになるため、利息制限法に基づいて低い手数料でファクタリングの契約ができます。

しかし、売掛先が倒産した時には、未回収分の売掛金を支払う義務が出てしまうというデメリットがあります。

売掛先が倒産すれば、債権譲渡特約や買戻し特約により売掛債権を買い戻さなくてはならず、負債を抱えることになります。

共倒れの可能性もあり、リスクのある方法だといえます。

ノンリコースファクタリングのメリットは、契約をした後なら売掛先が倒産し回収不能となっても、それを支払う義務がないことです。

負債を抱えることもなく、リスクも低くなります。

また、売掛金を早期に現金化すれば、売掛先の債権管理も不要となり、そのための手間や負担も軽減できるでしょう。

契約後は債権管理もファクタリング会社が行うので、支払いを気にする必要はありません。

背負うリスクが少ない分、手数料が高くなってしまうことがデメリットだといえるでしょう。

リコースファクタリングとノンリコースファクタリングはどちらを選ぶべき?

通常のファクタリングでは、大抵はノンリコースファクタリングを選択されます。

手数料は高くなりますが、リスクが少ないため、利用しやすいとされています。

ファクタリング会社も売掛先の審査を行っているので、リスクの予測はしているでしょう。

手数料を抑えたい時には、リコースファクタリングも選択肢の一つです。

しかし、倒産による未回収分を支払うリスクはあるので、それを考慮してから契約するといいでしょう。

 

つまり、それぞれのメリットやデメリットを理解して、会社の状況に合った方法を選択することが大切です。

日本で行うファクタリングは、ノンリコースが主流になっています。

リスクも少なく、効率的に現金化することができるでしょう。

契約をする時には、それぞれの特徴を理解してから、リコース・ノンリコースの方法を決定してみてください。

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