最新記事
銀行のカードローンとは?審査や金利などの特徴を徹底解説
投稿日:2019年03月12日
どのように資金調達を行うかは、企業のその後の経営方針も左右し得る重要事項です。方法としては大きく「デットファイナンス」「エクイティファイナンス」という2種類に分類されます。ここでは二つの資金調達方法の意味やメリット・デメリットについて解説します。
Index
企業の主な資金調達方法は、大きく2種類に分けることができます。
資金調達にはさまざまな方法がありますが、大半は次の二つのどちらかに該当します。
英語では「Debt finance」と書きます。
その名が示す通り、借入金融という意味です。
銀行からの借り入れや、社債・私募債の発行によって資金を調達することを指します。
企業にとって一般的な資金調達方法が、こちらのデットファイナンスです。
英語で「Equity finance」です。
エクイティ(Equity)は「株主資本」という意味です。
企業が、新株を発行することによって資金を集めようとする方法のことを指します。
新株発行にも色々とありますが、株式市場で公募する「時価発行増資」と呼ばれる方法や、既存株主に新株予約権を与えて発行する「株主割り当て」、「第三者割り当て」、「転換社債型新株予約権付社債」の発行などがエクイティファイナンスに当たります。
デットファイナンスとエクイティファイナンスは、どちらも企業が資金を調達するための手段なのですが、根本的な部分においていくつかの違いが見られます。
まずデットファイナンスですが、これは単純に他者からお金を借りる方法です。
借りたお金は返さなければなりませんから、返済する義務を負うこととなり、会計の貸借対照表上では負債の側に金額を記載します。
また、返済までに発生した利息は、費用として会計に組み入れます。
もう一方のエクイティファイナンスは、ただ単にお金を借りるのではなく、新株を発行してその対価として資金を出してもらうわけですから、返済義務は負いません。
資金調達の結果、現金や預金額が増加するだけではなく、貸借対照表上では資本金に組み入れる形で会計処理を行うことになり、自己資本比率が増加します。
但しエクイティファイナンスは、株主から資金を調達する形のため、株主が経営に関与し、影響力を及ぼすようになる可能性もあります。
デットファイナンスの場合には借りたお金を返済さえしていれば、基本的には経営にまで関与されることはありません。
デットファイナンスとエクイティファナンスのどちらで資金調達を行うのが良いかは、その時々の企業の状態にもよるため、一概にいうことはできません。
しかし基本的に、借りたお金の返済をしていくことが難しい、担保を用意できないなどの場合には、エクイティファイナンスでの資金調達を検討することが適しているでしょう。
一方、外部の人間に経営にかかわられたくない、お金を返済していける見込みがあるなどの場合には、デットファイナンスでの資金調達を考えるのが良いといえます。
デットファイナンスで資金調達を行うことのメリットは、何といっても、債権者から会社の経営に関与されることがないという点です。
経営体制に変化を生じさせず、さらに、資金の用途についての報告義務なども基本的にはないため、事業の範囲内であれば、調達したお金を自由に使うことができます。
また、これまでの財務状況に特に問題がなく、資産価値の高い不動産を所有しているなど担保も用意できるような企業であれば、借り入れの成否や借り入れ金額について、あらかじめある程度の目途をつけられるということも良い点です。
しかし、負債が増えるという点はデメリットになります。
元本に加えて、返済が完了するまでの間は利息も余分なコストとして発生するため、会社の業績が思わしくない時であっても期日までに元本と利息の返済を行わなければならないということも、大変な部分といえるでしょう。
エクイティファイナンスによる資金調達は、返済の必要のない資金を、無担保で調達できる点が大きなメリットです。
さらに、自己資本比率を高められるという財務上良い点もあります。株主への配当も業績が悪い時には必要ありませんし、むしろ株主総会などで社外からの意見を取り入れられる可能性もあります。
一方で、新株発行による資金調達の成否は、発行するまで分からないというデメリットがあります。
例えば、株主割当による増資の場合であれば、株主が株式購入を申し込むかどうかは分からず、思う程に資金調達できないリスクがあります。
また、公募によって新株発行を行う際には、新株発行が株式市場で好意的に見られて株価が上昇することもあれば、逆に下落することもあり、市場の反応をあらかじめ予測できないため、資金調達の成否はより見極めづらくなります。
さらに、資金調達できたとしても株主の影響力が増すことで、場合によっては経営に関与されたり会社を奪われたりする可能性もあります。
デットファイナンスとエクイティファイナンスのどちらで資金調達すべきかは、会社の状況によって変わってきます。
この記事を参考に、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自社に合った方法を選択すると良いでしょう。
金利を抑えて資金調達ができるため、多くの企業が発行している社債。しかし、基本的な知識を持たずに安易に社債を発行してしまうと、手続きや返済などで問題が起きてしまうかもしれません。 社債発行の基礎知識や注...
会社員であれば、旅費や経費の精算などで経理担当者にお世話になることは少なくありません。しかし、財務業務となると、担当者以外はあまりかかわることがなく、経理と財務の違いなどについてもよく分からない人が多...
中小企業や小規模事業者は潤沢な資金を用意することが難しく、充分な設備投資ができないこともあります。そこで、中小企業が設備投資に活用するために利用できる「ものづくり補助金」が注目されています。今回の記事...
手数料 | 2社間10~15% 3社間1~9% |
---|---|
対応スピード | 最短即日 |
取り扱いサービス | 全般 |
営業時間 | 9:30~19:00 |
必要書類 | お客様情報シートと売掛先情報(当社規定) 売掛金の入金が確認出来る通帳のコピー3ヵ月分(表紙付) 契約書、請求書、領収書 etc 身分証明書(免許証、パスポートなど) |
特徴 | ・完全非対面による郵送ファクタリング ・BtoBシエン独自のファクタリングサービスで最短当日お振込み |
手数料 | 2社間平均10%前後、 3社間平均 5%前後 |
---|---|
対応スピード | 最短12時間 |
取り扱いサービス |
全般 |
営業時間 |
9:30~19:00 |
必要書類 |
本査定申込書 |
特徴 |
・全国各地16,000社以上の豊富な 買取実績 |
手数料 | 2社間 10%~不明 3社間 3%~不明 |
---|---|
対応スピード | 最短即日 |
取り扱いサービス |
2社間 |
営業時間 | 9:30~18:30(平日) |
必要書類 |
商業登記簿謄本と印鑑証明書 |
特徴 |
・幅広い業種に対応可能 |
実施年率 | 7.8%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1万円〜500万 |
融資スピード | 即日 |
個人事業主の利用 | 不可 |
特徴 | ・実店舗がなくWEB上での申込のみ可能 ・カード発行不要で利用可能 |
実施年率 | 12.00%~17.95% |
---|---|
限度額 | ~200万円(ビジネスローン) 100万円~1000万円(スーパービジネスローン) |
融資スピード | 平日PM2:00までに審査完了された お客様は新規の場合を除き当日中 |
個人事業主の利用 | 不可 |
特徴 | ・プロミスATMでご利用可能 ・スーパービジネスローンの場合に担保・保証人が必要 |
実施年率 | 6.8%~12.65% |
---|---|
限度額 | 300万円~5,000万円 |
融資スピード | 審査状況によって異なるが、 即日での融資実行が可能な場合がある |
個人事業主の利用 | 可能 |
特徴 | ・担保・保証人不要で5,000万円まで融資可能 ・返済回数最大360回 |
実施年率 | 4.80%~18.0% |
---|---|
限度額 | 300万円 |
融資スピード | 最短即日 |
収入証明書 | 当社ご利用限度額が50万円超、 または他社を含めた借入総額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要 |
特徴 | ・女性オペレーターが対応する女性専用のプランがある ・平日14時までのお申し込みで即日振込が可能 |
実施年率 | 14.96%~17.95% |
---|---|
限度額 | 10万円~50万円 |
融資スピード | 最短即日 |
収入証明書 | 借入額が50万円を超える場合に必要 |
特徴 | ・郵送物なし、カードレスのWEB完結でご利用可能 ・ポイントサービスの利用で一定期間無利息で借入可能 |
実施年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1万円~800万円 |
融資スピード | 最短即日 |
収入証明書 | 必要な場合もあり |
特徴 | ・21時までのお手続き完了で当日融資可能 ・楽天銀行口座をお持ちの場合24時間振込可能 |