産地で栽培技術をつないでいく、ICTを駆使した「農業後継者育成システム」をJA蒲郡市に初導入!システムの構築にあたり合計4,000万円の資金調達を実施。
投稿日:2020年01月23日
- 「農業後継者育成システム」で若手農家や新規就農者の技術指導を支援
家族経営が一般的な農業においては、技術や知識は親から子へと体で継承され、その多くが暗黙知や経験則のままです。
栽培技術を指導する役割を担うJAの営農指導事業は、収益性が低く、合併に伴い縮小してきたことで、営農指導員1人あたりの組合員数は増加しました。
「農業後継者育成システム」では、産地のプロ農家や技術指導員の栽培技術を、動画で撮影・編集し、運用やマニュアル作成までをサポートします。
産地ごとに技術を体系的に蓄積し、その継承を容易にすることで、技術指導の負担軽減や、技術レベルの底上げを図ります。
今回、このシステムを初めてJA蒲郡市に導入することが決定しました。
- 合計4,000万円の資金調達を実施
今回農業後継者育成システムを初めてJA蒲郡市に導入するにあたり、下記記載の引受先に対する第三者割当増資により、合計4,000万円の資金調達を実施しました。
■引受先
・ザシードキャピタル株式会社(本社:東京都渋谷区/代表:廣澤 太紀)
・マネックスベンチャーズ株式会社(本社:東京都港区/代表:和田 誠一郎)
・本田 謙(株式会社フリークアウト・ホールディングス 代表)
・西尾 健太郎(株式会社ゲームエイト 代表)
・長谷川 祐太(株式会社Evrika 代表)
・高野 秀敏(株式会社キープレイヤーズ 代表)
■投資家からのコメント
・廣澤 太紀(ザシードキャピタル株式会社 代表)
創業時からご一緒させていただいており、中道さんが農業を取り巻く課題に誰よりも没頭し、向き合う方だと強く感じています。
・和田 誠一郎(マネックスベンチャーズ株式会社 代表)
長年の研究と改善を経て形成された農作物の生産技術を守り、未来へ受け継いでいくためにもテクノロジーの活用は不可欠だと考えます。
・本田 謙(株式会社フリークアウト・ホールディングス 代表)
超巨大組織のDX化を、スタートアップが外部から手掛けることは、困難な事業テーマなのですが、AGRI SMILE社の参入角度の上手さや、私自身も昔は農業生産系の研究職に就いていたこともあり、興味と期待を持って出資させていただきました。
・西尾 健太郎(株式会社ゲームエイト 代表)
AGRI SMILEが掲げるミッションに共感して、この度出資させて頂きました。
・長谷川 祐太(株式会社Evrika 代表)
なかなか技術が伝承され辛い農業界において、ICTを掛け合わせ、プロ農家の技術を次世代に繋げるAGRI SMILEの事業は非常に意義があると感じています。
・高野 秀敏(株式会社キープレイヤーズ 代表)
父方、母方ともに農家出身で、父は地元の農協の代表理事をしておりました。
<会社概要>
会社名 株式会社 AGRI SMILE
代表 代表取締役 中道 貴也
所在地 東京都渋谷区桜丘町4ー17
設立年月 2018年8月31日
代表番号 03-4520-8625
事業内容 プロ農家の栽培動画配信サービス「AGRIs」の開発
官庁・民間企業への農業後継者育成システムの提供
農業資材の実証試験、および販売業務
上記に準ずるコンサルティング業務
会社HP https://agri-smile.com