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ペイトナーで支払い遅れが生じるとどうなる?
 
        2者間ファクタリングを利用した場合、利用者は売掛先から入金されたら、ファクタリング会社に原則その全額を速やかに送金しなければなりません。
しかし、支払期日までに支払うつもりでいても、万が一遅れてしまった場合はどのような措置が取られるのでしょうか。
本記事では、ペイトナー利用時の、支払い遅れによるリスクや法的な問題点を解説し、安心してサービスを利用できるようサポートします。
ペイトナーの基本情報
まずは、ペイトナーの基本情報から見ていきましょう。
【ペイトナーの基本情報】
| 手数料 | 一律10% | 
| 入金スピード | 最短即日 | 
| 買取可能額 | 1万円~300万円(初回~30万円) | 
| 審査書類 | ・請求書 ・顔写真付き本人確認書類 ・直近3ヶ月分の入出金明細 | 
| サービスの種類 | 2者間ファクタリング | 
| 対象事業者 | 個人事業主・法人 | 
| 運営会社 | ペイトナー株式会社 | 
ペイトナーは、ペイトナー株式会社が提供するオンライン型のファクタリングサービスです。
売掛金を買い取ることで、個人事業主やフリーランス、法人が抱えがちな資金繰りの問題をシンプルかつスピーディーに解決へと導きます。
手続きには、事業計画書・決算書といった書類の提出や面談が不要で、請求書や顔写真付きの本人確認書類などをアップロードするだけで簡単に申し込めます。
また審査通過後は、最短で即日入金というスピード感も大きな魅力です。
手数料は一律10%と明瞭で、かつ売掛先の承諾を得ずに資金調達できる2者間ファクタリングが採用されているのもうれしいポイントです。
「資金を早めに確保したい」「キャッシュフローを安定させたい」という事業者様にとって、ペイトナーは有効な選択肢の一つといえます。
ペイトナーで支払いが遅れたらどうなる?
ペイトナーをはじめとするファクタリングサービスでは、分割での支払いは認めておらず、支払期日までに一括で入金するのが原則です。
万が一、支払期日までに支払いが完了しないときには、場合によっては以下のような措置を取られる可能性があります。
売掛先に債権譲渡通知が行われる可能性がある
支払期日までに入金が完了しない場合、ファクタリング会社から売掛先に対して“債権譲渡通知”が行われる可能性があります。
債権譲渡通知とは、売掛金の所有者が移った事実を売掛先に知らせる手続きのことです。
2者間ファクタリングでは、売掛先の承諾を得ずに売掛金を売却できるため、基本的に売掛先に債権譲渡通知が行われることはありません。
しかし利用者からの入金がない場合など、特定の状況下ではファクタリング会社が売掛金の実態を確認するために、売掛先に債権譲渡通知を行うことがあるのです。
これにより、ファクタリング利用の情報は売掛先にも共有されることとなります。
遅延損害金を請求される場合がある
ファクタリング契約において、利用者が支払いを滞らせた場合、ファクタリング会社は入金が遅れた分の損害を被ることになります。
この損害に対する措置として、ファクタリング会社は、売掛金の額に加え、“遅延損害金”を利用者に請求することがあります。
遅延損害金は、支払期日を過ぎた日数に応じて、加算されつづけるのが特徴です。
そのため、遅延が長期化するほど、利用者の損失は膨らんでいきます。
さらに、支払いに応じられない状態が続いた場合には、債務不履行として損害賠償請求や訴訟に発展し、預金口座・不動産・売掛金などの資産が差し押さえられる可能性もあります。
支払い遅れが発生すると法律に抵触するおそれがある
ファクタリング会社への支払いを故意に遅らせた場合、刑事事件として罪に問われる可能性があります。
債権を譲渡した時点で、売掛債権の所有者はファクタリング会社に移転します。
そのため、売掛先から入金があった際は、利用者はファクタリング会社に速やかに送金する義務を負います。
また、売掛金を支払う意思が最初からないにもかかわらずファクタリングを利用した場合には、詐欺罪が成立する可能性があります。
いずれにせよ、こうした行為が発覚すれば社会的な信頼を失います。
ファクタリングを利用する際は、契約内容を正しく理解し、誠実に対応することが極めて重要です。
参照元:e-Gov法令検索「刑法第二百五十二条、第二百五十三条」
参照元:e-Gov法令検索「刑法第二百四十六条」
ペイトナーの支払い遅れが見込まれる際の対処法
ペイトナーへの支払いが遅れてしまうほど、資金繰りが悪化している場合は以下の2つの方法で改善できる可能性があります。
対処法①キャッシュフローを見直す
資金繰りが圧迫している場合、まずは自社のキャッシュフローを見直すことが大切です。
これにより無駄な支出を削減して、支払いに充てられる資金を確保できる可能性があります。
キャッシュフローを見直す際の具体的な方法としては、以下のような手段が挙げられます。
【キャッシュフローを見直す方法】
- 使われていない在庫を売却する
- 保有資産を売却する
- 経費や通信費、水道光熱費、家賃、保険料などの固定費をチェックする
- 不要なサービスを解約する
上記に加え、個人事業主やフリーランスの方は、仕事の件数を増やすなど、収入を拡大する方策はないか検討してみましょう。
対処法②ビジネスローンを活用する
キャッシュフローを見直しても改善が見込めない場合は、銀行や信販会社などが提供するビジネスローンを活用するのも一案です。
ビジネスローンは審査がスピーディーかつ柔軟で、分割での返済も可能です。
ローン会社への返済は、無理のない返済計画を組んで対応していけば、経営の安定を図ることもできるでしょう。
ただし借り入れにあたって、
返済の負担が大きくならないよう十分に注意し、必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。
ペイトナーを適切に利用するメリット
ペイトナーを利用する際は、支払期日をきちんと守って利用することで、信用力が高まり、継続的な利用も可能になるでしょう。
以下では、ペイトナーを適切に利用することで得られるメリットを紹介します。
【ペイトナーを適切に利用するメリット】
メリット①即日入金に対応している
ペイトナーでは、最短即日での入金に対応しています。
急いで資金を調達したい事業者様にとって、入金までの待ち時間は大きなストレスとなるはずです。
しかしペイトナーなら、平日10時~19時の営業時間内に審査を通過できれば、最短即日での資金調達が実現できます。
メリット②AIによる迅速な審査が期待できる
ペイトナーが最短即日での入金を実現している決め手は、AIを活用したスピーディーな審査にあります。
これにより、迅速かつ効率的に審査が行われ、入金まで最短10分という速さを可能にしているわけです。
ただし、審査時間は申し込みの混雑状況や書類の内容によって変わることがあります。
特に初めて利用する場合や複雑な取引がある場合は、審査に時間がかかる可能性があるので、申し込みはできる限り早い時間に済ませておきましょう。
メリット③オンラインで契約を締結できる
すべての手続きをオンラインで完結できるのも、ペイトナーを利用するメリットの一つです。
電話でのやり取りや面談は一切不要で、必要書類の提出を済ませれば、すぐに資金調達が可能です。
そのため、仕事で時間がなかなか取れない事業者様でも気軽に利用できます。
メリット④少額の売掛金でも売却できる
ペイトナーでは、最低10,000円の少額の売掛金の買取にも対応しています。
利用実績に応じた買取可能額は、以下をご覧ください。
【ペイトナーの買取可能額】
| 利用実績 | 買取可能額 | 
| 初回 | 1万円~30万円 | 
| 2回目以降 | 1万円~300万円 | 
このようにペイトナーは、少額取引が多い個人事業主様にとって使いやすいサービスといえます。
ペイトナーを利用する際の注意点
様々なメリットがあるペイトナーですが、事前に押さえておきたい注意点もわずかながら存在します。
それでは順に見ていきましょう。
注意点①買取可能額の上限が低い
ペイトナーでは、数千万円といった高額な売掛金の買い取りには対応していません。
買取可能額の上限は、初回利用時で300,000円、2回目以降は3,000,000円です。
これ以上の売掛金を売却したい場合は、ペイトナーの利用は残念ながら適しているとはいえないでしょう。
特に、法人間取引で発生する高額な売掛金の売却を検討している事業者様は、別のファクタリング会社を利用するのがおすすめです。
注意点②土日・祝日は審査を行っていない
ペイトナーの審査業務は、平日10時~19時のみです。
そのため、土日や祝日の審査・入金対応はできません。
ただし、土日・祝日でも会員登録や必要書類の提出などの申し込み手続きは可能なため、あらかじめこれらを完了しておけば、翌営業日にスムーズに審査・入金まで進められます。
ペイトナーを利用する際の流れ
ここからは、ペイトナーの利用手順を解説します。
申し込みから入金までの流れを順番に見ていきましょう。
【ペイトナーの利用手順】
- 会員登録
- 必要書類のアップロード
- 審査
- 入金
公式サイトから会員登録を行うと、登録したメールアドレス宛にログイン用URLが送られてきます。
ログイン後は、請求書や顔写真付きの本人確認書類などを、PDFまたは画像でアップロードしてください。
アップロードが完了すると、AIによる審査が開始されます。
審査は最短即日で終了し、結果は会員登録時に入力したメールアドレスに届きます。
ペイトナーの場合、営業時間内であれば、審査に通過すると同時に入金されるため、待ち時間がありません。
この一連の手続きはすべてオンラインで完結し、最短で10分ほどと非常にスムーズに進められます。
後日、売掛金の支払期日に振込額を確認したら、全額をペイトナーが指定する口座に速やかに支払い、すべての取引は終了です。
ペイトナーに関するよくある質問
ここからは、本記事の内容を振り返りつつ、ペイトナーに関するよくある質問を紹介します。
【ペイトナーに関するよくある質問】
Q.法人でも利用できる?
ペイトナーは、法人でも利用できます。
ただし、買取可能額の上限が初回で300,000円、2回目以降は3,000,000円となっていますので、その点はあらかじめご留意ください。
Q.2回目以降の利用でも審査に落ちることはある?
2回目以降の利用でも、審査に落ちる可能性はあります。
審査落ちする主な原因は、「過去の利用で支払い遅れが発生している」「売掛先(売掛金)の信用力が低い」の2つです。
審査をスムーズに通過するために、支払いの遅延や売掛先の選定には十分注意しましょう。
Q.請求書の画像は加工してもよい?
請求書の画像の加工はお控えください。
ペイトナーでは、請求書の改ざんや偽造はAIによって検知される仕組みになっています。
仮に請求書を偽造して利用した場合、横領罪や詐欺罪に問われる可能性があります。
ペイトナーで支払い遅れが発生すると、債権譲渡通知が行われる可能性がある
ペイトナーをはじめとするファクタリングサービスでは、原則として分割での支払いは認められておらず、支払期日までに一括で送金する必要があります。
万が一支払期日までに送金が完了しない場合は、債権譲渡通知が行われたり、遅延損害金を請求されたりする可能性があります。
ペイトナーを利用する際は、正しく利用することが、安定した資金繰りと自社の信頼維持につながるため、契約内容を十分に理解し、誠実に対応しましょう。
「ペイトナー以外に、どんなファクタリング会社があるのか知りたい」という事業者様は、資金調達ニュース.comをご覧ください。
様々なファクタリング会社の有益な情報を、多数掲載しております。
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日本中小企業金融サポート機構  手数料 1.5%~ 対応スピード 最短3時間~ 取り扱いサービス 2者間・3者間ファクタリング 営業時間 9:30~18:00 必要書類 売掛金に関する書類(請求書、契約書など) 
 口座の入出金履歴(直近3か月分)特徴 ・一般社団法人だから実現した低手数料1.5%~ ・最短30分審査&最短3時間で入金 ・買取金額の下限・上限なし 
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株式会社ビートレーディング .jpg) 手数料 2者間4%~12%、 
 3者間2%~9%対応スピード 最短2時間 取り扱いサービス 2者間・3者間ファクタリング 注文書ファクタリング 介護・診療報酬ファクタリング 営業時間 9:30~18:00 必要書類 売掛金に関する書類(請求書、契約書など) 
 口座の入出金明細(直近2か月分)特徴 ・全国各地58,000社以上の豊富な 買取実績 ・入金まで最短2時間 ・専任女性オペレーター制度導入 
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MentorCapital  手数料 2者間 10%~不明 
 3者間 3%~不明対応スピード 最短即日 取り扱いサービス 2者間 
 3者間営業時間 9:30~18:30(平日) 必要書類 ・入出金明細(表紙付き、直近3か月分) 
 ・売掛金に関する資料(請求書、契約書など)特徴 ・幅広い業種に対応可能 
 ・赤字決済、債務超過などにも柔軟対応
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株式会社セントラル  実施年率 4.80%~18.0% 限度額 300万円 融資スピード 最短即日 収入証明書 当社ご利用限度額が50万円超、 
 または他社を含めた借入総額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要特徴 ・女性オペレーターが対応する女性専用のプランがある 
 ・平日14時までのお申し込みで即日振込が可能
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フタバ株式会社  実施年率 14.96%~17.95% 限度額 10万円~50万円 融資スピード 最短即日 収入証明書 借入額が50万円を超える場合に必要 特徴 ・郵送物なし、カードレスのWEB完結でご利用可能 
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アイフル株式会社  実施年率 3.0%~18.0% 限度額 1万円~800万円 融資スピード 最短即日 収入証明書 必要な場合もあり 特徴 ・21時までのお手続き完了で当日融資可能 
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