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フリーランスにおすすめのファクタリング会社18選【2024年10月最新】

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フリーランスにおすすめのファクタリング会社18選【2024年10月最新】

フリーランスであるがゆえに、資金の調達方法からファクタリングを除外している方は多いのではないでしょうか。
法人が利用するイメージのあるファクタリングですが、近年ではフリーランスや個人事業主でも利用できるサービスが増えてきています。

本記事では、フリーランスにおすすめのファクタリング会社を紹介し、利用する際に確認したいポイントを解説します。
迅速な資金調達を希望するフリーランスの方は、参考にしてください。

おすすめのファクタリング会社

申し込みから
最短2時間で入金可能

  • 審査時間は最短30分、業界最高水準の対応スピード

  • 手数料2%~で業界最低水準

  • 審査に必要な書類は

    2点のみ

  • オンライン契約で

    全国対応可能

  • 累計取扱高1,300億円、累計取引社数58,000社(2024年3月時点)

目次

ファクタリングとは

ファクタリングとは、売掛金を売却することで資金を調達できるサービスのことです。
本来の支払期日を待たずに売掛金を現金化できるため、資金繰りの改善に役立ちます。
金融機関からの融資と比べて、審査がやさしく、利用者の負債が増えない点が強みです。

ファクタリングは契約形態によって、“2者間ファクタリング”と“3者間ファクタリング”に分けられます。

2種類のファクタリング

 

【2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの違い】

 

2者間ファクタリング

3者間ファクタリング

手数料率

8%~18%

2%~9%

資金調達までのスピード

比較的早い

比較的遅い

売掛先への利用承諾

不要

必要

売掛金の回収方法

利用者が売掛先から回収した代金をファクタリング会社に支払う

売掛先が直接ファクタリング会社に支払う

両者は手数料率や資金調達までのスピードが異なるため、ご自身が優先すべき条件に沿って選んでください。

【関連記事】

2者間ファクタリングとは?ファクタリングの種類とともに紹介

3者間ファクタリングとは?メリットとデメリットを解説

 

フリーランスにおすすめのファクタリング会社18選

ファクタリング会社によっては、法人だけではなく個人事業主からの買取にも対応しているため、フリーランスとして事業を営んでいる方でも利用できます。
フリーランスに特化したファクタリング会社を選べば、法人にはない特有の事情を理解した、寄り添ったサービスを受けられるはずです。

ここからは、フリーランスにおすすめのファクタリング会社を18社紹介します。

①ビートレーディング

 

手数料率

2者間:4%~12%程度

3者間:2%~9%程度

審査時間

最短30分

入金スピード

最短2時間

買取可能額

制限なし

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社ビートレーディング

 

まずご紹介するのは、ファクタリングのパイオニアとして10年以上サービスを提供しているビートレーディングです。
2024年3月時点で、取引実績58,000社以上、累計買取額1,300億円を達成している、信用度の高い会社です。

買取金額には上限も下限も設定しておらず、幅広い額の売掛金を買い取っています。
少額の売掛金でも買取の対象であるため、事業規模が小さいフリーランスの方でも安心して利用できます。

なお、東京本社にくわえて全国4か所(仙台・名古屋・大阪・福岡)に支店があり、オンラインはもちろん、対面での申し込みにも迅速に対応可能です。

ビートレーディングに
無料で相談する

②日本中小企業金融サポート機構

 

手数料率

1.5%~

審査時間

最短30分

入金スピード

最短3時間

買取可能額

制限なし

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

 

中小企業の資金調達をサポートしている日本中小企業金融サポート機構では、サービスの一つとしてファクタリングを提供しています。

手数料率は1.5%からと業界トップクラスの低率を誇っており、フリーランスにとって強い味方といえます。
必要書類は、“直近3か月分の表紙付きの通帳のコピー”と“売掛金を証明する書類”の2点のみです。

同機構では、ファクタリングだけではなく多岐にわたるサービスを手がけていますので
資金調達をはじめとする経営全体のサポートを受けたい方には特におすすめです。

日本中小企業金融サポート機構に

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③みんなのファクタリング

 

手数料率

非公開

審査時間

最短1時間

入金スピード

最短1時間

買取可能額

制限なし

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社チェンジ

 

オンラインですべての手続きが完結するファクタリングサービスを選びたい方には、みんなのファクタリングが適しています。
登録から入金までWeb上で進められるので、対面はもちろん、電話でのやり取りも一切ありません。
申し込み時に確定申告書や事業計画書の提出が不要なので、煩わしいやり取りを挟まず、簡単に利用できます。

また、利用者とファクタリング会社のみでやり取りする2者間ファクタリングに特化しており、売掛先に知られることなく、売掛金の現金化が叶います。
契約にあたって債権譲渡登記は原則必要ないため、フリーランスであっても心配はいりません。

みんなのファクタリングの
公式サイトを見る

④QuQuMo

 

手数料率

1%~

審査時間

最短30分

入金スピード

最短2時間

買取可能額

制限なし

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社アクティブサポート

 

QuQuMo(ククモ)は、“Quality・Quick・Money”の頭文字から名づけられていて、その名の通り、高品質でスピーディーなファクタリングを強みとしています。
オンラインで契約が締結できる電子契約サービス『クラウドサイン』を導入しており、売掛金を現金化するまでにかかる時間は、最短2時間です。

なお、2者間ファクタリングを扱っているため、事業者とファクタリング会社のみでやり取りを進めます。
2者間ファクタリングは売掛先を介さない分、ファクタリング会社としてはリスクが大きく、3者間ファクタリングと比べて手数料率が高くなる傾向にあります。
しかし、QuQuMoの手数料率は最低1%と良心的で、そのほかの事務手数料は一切かかりません

QuQuMoの
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⑤FREENANCE

手数料率

3%~10%

審査時間

最短30分

入金スピード

最短1時間

買取可能額

1万円~

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

GMOクリエイターズネットワーク株式会社

 

FREENANCE(フリーナンス)は、インターネット関連事業で有名なGMOグループが提供するフリーランス向けの総合サービスです。
利用できる機能の一つには、ファクタリングサービスである『フリーナンス即日払い』があります。

専用の収納代行用口座である“フリーナンス口座”を受取先に指定すると、手数料率が3%~10%に設定されます。
ほかの口座を受取先に指定する場合は、一律10%の手数料率が設定されるため、フリーナンス即日払いを利用する際は、あわせて開設しましょう。

なお、FREENANCEでは、ファクタリングのほかにバーチャルオフィスや損害賠償補償といったサービスも利用できます。

フリーナンス即日払いの
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⑥GMOフリーランスファクタリング

 

手数料率

9.5%

審査時間

最短30分

入金スピード

最短1日

買取可能額

1万円~

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

GMOクリエイターズネットワーク株式会社

 

GMOフリーランスファクタリングもまた、先ほど紹介したFREENANCEと同様に、GMOグループが提供するファクタリングサービスです。

“めっちゃカンタン・めっちゃはやい”のキャッチコピーにある通り、簡単な手続きですぐに売掛金を現金化できます。
FREENANCEのファクタリングサービスと比べて手続きが簡略化されており、会員登録する必要がなく、提出する書類は請求書のみです。

ただし、手数料が一律9.5%と割高に設定されているので「単発かつ急ぎのときにのみ利用する」など、状況に応じた使い方を検討してください。

GMOフリーランスファクタリングの
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⑦ペイトナーファクタリング

 

手数料率

10%

審査時間

最短10分

入金スピード

最短10分

買取可能額

~100万円

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

ペイトナー株式会社

 

ペイトナーファクタリングは、“フリーランス・個人事業主向け”をうたっているファクタリングサービスです。
ホームページでは、フリーランスの利用を歓迎する様子がうかがえるため、法人でなくとも審査に通過することが期待できます。

審査には独自のAIシステムを採用しており、最短10分の驚異的な審査スピードを実現しています。
申し込みは、公式サイトから会員登録して、請求書の画像データまたはPDFをアップロードするのみです。

 

ただし、手数料率は一律10%に設定されており、決して低い値とはいえません。
フリーランスを歓迎している点や入金スピードを重視する場合に、利用を検討する価値があるでしょう。

ペイトナーファクタリングの
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⑧labol

 

手数料率

10%

審査時間

最短30分

入金スピード

最短30分

買取可能額

1万円~

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社ラボル

 

フリーランス・個人事業主の利用に特化したサービスとしては、labol(ラボル)も挙げられます。

幅広い業種や職種を対象としており、開業したばかりのフリーランスであっても問題なく利用できます。
手数料は一律10%と低くないものの、法人でないことを理由にほかのファクタリングサービスの利用を断られたという方は、申し込んでみる価値があるでしょう。

なお、運営元である株式会社ラボルは、東証プライム上場企業である株式会社セレスの完全子会社です。
資本力や信頼性は抜群なので、大手と比べても遜色ないサービスが期待できるはずです。

ラボルの
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⑨PayToday

 

手数料率

1%~9.5%

審査時間

最短30分

入金スピード

最短30分

買取可能額

10万円~

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

Dual Life Partners株式会社

 

PayTodayは、特にベンチャー企業や地方中小企業、フリーランス・個人事業主を対象としたサービスに力を入れているため、該当する場合は手厚いサポートが期待できます。

買取対象としているのは、支払期日が最大90日後までの売掛金です。
ファクタリング会社によっては、30~45日以内に回収できる、リスクが低い売掛金のみを買い取っているため、それと比べて対象範囲が広いといえます。

契約はオンラインと対面の好きなほうを選べますが、対面を希望する場合は手数料が上乗せされるので注意してください。

PayTodayの
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⑩バイオン

 

手数料率

10%

審査時間

最短1時間

入金スピード

最短1時間

買取可能額

5万円~

契約形態

2者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社バイオン

 

バイオンもまた、独自のAI審査によってスピーディーな入金が実現するファクタリングサービスです。
必要書類をアップロードするだけで、煩わしい手続きを踏まずに最短60分で売掛金を現金化できます。

買取可能額の下限を5万円に設定しているため、フリーランスや個人事業主でも利用しやすくなっています。

また、バイオンの手数料率は一律10%です。
手数料率が事前に開示されているため、ほかの多くのファクタリング会社のように「審査結果が出るまで何%になるかわからない」ということはありません。

バイオンの
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⑪MSFJ

 

手数料率

3.8~9.8%

審査時間

最短3時間

入金スピード

最短3時間

買取可能額

10万円~5,000万円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

MSFJ株式会社

 

即日での入金に力を入れているファクタリング会社としては、MSFJも挙げられます。
『クラウドサイン』による電子契約の導入や、事業者の種類ごとの部署の設置など、さまざまな工夫を施すことで、申し込みから最短で3時間の入金を実現しています。

同社にはいくつかのファクタリングサービスが用意されており、利用者それぞれに適したプランを選ぶことが可能です。
そのなかには、“フリーランス専門ファクタリング”もあるため、法人ではないことを理由に冷遇されることはありません。
サービスごとに対象とする事業形態を絞っていることから、フリーランスの立場に寄り添って、親身に対応してもらえるはずです。

MSFJの
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⑫ジャパンマネジメント

 

手数料率

2者間:3%~10%

3者間:10%~20%

審査時間

最短1日

入金スピード

最短1日

買取可能額

20万円~5,000万円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社ラインオフィスグループ

 

ジャパンマネジメントの特徴は、他社からの乗り換えを歓迎している点です。
新規の申し込みはもちろん、すでにファクタリング会社を利用しているものの、手数料の高さなどを理由に見直しを検討している事業者も積極的に受け入れています

東京と福岡の2か所に拠点を構えていますが、契約のために来店する必要はありません。
北海道から沖縄まで、全国どこからでもオンラインによる申し込みが可能です。

また、買取可能額の下限は20万円に設定されており、少額の売掛金を有するフリーランスでも利用しやすいといえるでしょう。

ジャパンマネジメントの
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⑬トップ・マネジメント

トップ・マネジメント

 

手数料率

2者間:3.5%~12.5%

3者間:0.5%~3.5%

審査時間

最短30分

入金スピード

最短1日

買取可能額

30万円~3億円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社トップ・マネジメント

 

トップ・マネジメントは、創業13年の実績から、安定したファクタリングサービスを提供しています。
総買取件数は2024年7月現在で5万5,000件を誇り、多くの事業者が資金の調達を叶えていることがわかります。

提供しているファクタリングサービスは、一般的な2者間ファクタリングと3者間ファクタリングだけではありません。
助成金申請とファクタリングを同時にスタートできる『ゼロファク』や、広告業界・IT業界に特化した『ペイブリッジ』など、多くのサービスがそろっています。

ご自身に合った専門的なサポートを受けたい方は、トップ・マネジメントのサービスにお申し込みください。

トップ・マネジメントの
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⑭メンターキャピタル

 

手数料率

2%~

審査時間

最短30分

入金スピード

最短30分

買取可能額

~1億円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社Mentor Capital

 

メンターキャピタルは、税金滞納や赤字決算に陥っている事業者からも売掛金を買い取っている実績があります。

買取可能額に下限を設けていないため、少額の売掛金でも現金化できます。
公式サイトでは、簡単な項目を入力するだけで無料査定できるので、買取金額が気になる場合は、事前に試してみるとよいでしょう。

初回契約時には、来社・訪問・郵送のいずれかの方法を選ばなければなりませんが、2回目以降の利用では、オンラインで手続きを完結できます。
オフィスのある東京近郊で営業している事業者であれば、最短即日での入金にも対応してもらえます。

メンターキャピタルの
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⑮ファクタリングのTRY

 

手数料率

3%~

審査時間

最短1日

入金スピード

最短1日

買取可能額

10万円~5,000万円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社SKO

 

ファクタリングのTRYは、株式会社SKOが提供するファクタリングサービスです。
24時間365日、電話やメールでの問い合わせを受け付けています。

手数料は相場を下回る料率が設定されているうえ、他社からの乗り換え時には3%の割引が適応されます。
少しでもリーズナブルな手数料で利用したいという事業者にとっては、魅力的なポイントです。

また、同社ではコンサルティングサービスやBtoBの紹介サービスも実施しています。
ファクタリングにくわえて多角的なサポートを受けたい方にとっては、有力な選択肢となるはずです。

ファクタリングのTRYの
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⑯ベストファクター

ベストファクター

 

手数料率

2%~

審査時間

最短1日

入金スピード

最短1日

買取可能額

30万円~1億円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社アレシア

 

ベストファクターは、即日振込を強みとするファクタリングサービスです。
2024年6月時点での即日振込実行率は59.5%と高く、実際に多くの事業者が申し込んだ当日中に資金を調達できているとわかります。

公式サイトの専用ページで7つの項目に答えると、過去の取引実績をもとに、買取手数料のシミュレーションが可能です。

なお、運営元である株式会社アレシアでは、通常の2者間ファクタリング・3者間ファクタリングのほかに、注文書ファクタリングサービス『BEST PAY』も提供しています。
BEST PAYでは注文書・発注書を買い取ってもらえるため、仕事に着手する前に現金を手にすることができ、仕入れや外注の費用へと充てられます。

ベストファクターの
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⑰株式会社No.1

 

手数料率

1%~15%

審査時間

最短30分

入金スピード

最短30分

買取可能額

10万円~5,000万円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社No.1

 

株式会社No.1のファクタリングサービスは、最短30分のスピード審査が魅力です。

通常の2者間ファクタリング・3者間ファクタリングのほかに、診療報酬ファクタリングや介護報酬ファクタリングといった、幅広い債権を買い取るサービスを提供しています。
そのため、医療事業者や介護事業者は、ご自身の事業にマッチしたサービスを受けることが可能です。

また、初めて利用する方には、“買取手数料50%割引”または“他社より高額買取保証”を実施しています。
他社からの乗り換えも対象となるため、気になる方は問い合わせの際に詳細を確認してみましょう。

株式会社№1の
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⑱えんナビ

えんナビ

 

手数料率

5%~

審査時間

最短1日

入金スピード

最短1日

買取可能額

50万円~5,000万円

契約形態

2者間・3者間

対象事業者

個人事業主・法人

運営会社

株式会社インターテック

 

えんナビは、経営者の気持ちに寄り添ったファクタリングサービスを提供しています。
リピート率が高く、お客様満足度は93%以上です。

ホームページには、ファクタリングの仕組みをわかりやすく解説したコラムや漫画など、初心者に配慮したコンテンツが充実しています。
ほかにも、金融庁から注意喚起がなされている“給与ファクタリング”を提供しない宣言が見られるなど、コンプライアンスを重視する姿勢がうかがえます。

ファクタリングを利用するのが初めての方には、安心できるサービスといえるでしょう。

えんナビの
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フリーランスがファクタリング会社を選ぶ際に確認したいポイント

ここまでで紹介したのは、いずれも優良なサービスですが、ファクタリング会社を選ぶときは、一般的にどのような点を見ればよいのでしょうか。
【ファクタリング会社を選ぶ際に確認したいポイント】

以下に、フリーランスがファクタリング会社を選ぶ際に確認したいポイントをまとめてみました。

ポイント①オンライン契約の有無

まずは、オンラインでの契約に対応しているかどうかを確認しましょう。

ファクタリング会社と対面で面談するために、実店舗へと足を運ぶ必要があれば、それに要する時間やお金がかかります。
その点、申し込みから入金までのすべてのステップがWeb上で完結するサービスを選べば、余計なコストを削減できます。

特に早急に資金を調達しなければならない場合に、重視したいポイントです。

ポイント②入金スピード

もしも資金繰りが一刻を争う状況であれば、入金スピードに注目してください。

ファクタリング会社によって審査時間や入金スピードは異なり、なかには申し込みから最短即日で振り込まれるところもあります。
審査にAIを用いているサービスであれば、数時間程度で審査が完了し、素早く資金を調達できます。

入金スピードは、ファクタリング会社のホームページに掲載されているので、あらかじめチェックしておきましょう。

ポイント③買取可能額

ファクタリング会社の買取可能額もまた、忘れずに見ておきたいポイントです。

フリーランスは法人と比べて事業規模が小さいケースが多く、そのような場合は売掛金の額も少額となる傾向にあります。
ファクタリング会社は、売掛金の買取可能額に下限を設けていることがあり、その設定によってはフリーランスが利用するのは困難となるでしょう。

買取可能額の制限がないファクタリング会社もあるので、「手持ちの売掛金の額では無理かも」と思う方は、そのようなところを選ぶのも一案です。

ポイント④必要書類

煩雑な手続きを避けたい場合は、必要書類の少なさがファクタリング会社を選ぶ理由になり得るはずです。
申し込みに必要な書類はファクタリング会社によって異なっており、多ければ多いほど準備に時間と労力がかかります。

主な必要書類

  • 身分証明書
  • 通帳のコピー
  • 売掛金を証明する資料
  • 決算書・確定申告書
  • 登記簿謄本
  • 印鑑証明書
  • 納税証明書

印鑑証明書など、取得するのに費用がかかる書類を求められるケースもあるため、その点でも提出書類の多寡は無視できない項目です。

ポイント⑤手数料率

ファクタリング会社が設定している手数料率も、必ず確認したいところです。

ファクタリングによって得られるのは、売掛金の全額ではなく、そこから手数料を差し引いた額です。
差し引かれる手数料は、ファクタリング会社がそれぞれ独自で定めており、審査によって手数料率が決定します。

ファクタリングの手数料率の相場は、2者間ファクタリングの場合が8%~18%、3者間ファクタリングの場合が2%~9%です。
提示された手数料率が相場より大幅に高い場合は、ほかのサービスの利用も検討してみましょう。

ポイント⑥償還請求権

ファクタリングを利用する際は、償還請求権の有無もチェックしてください。

本来ファクタリングには償還請求権がないため、売掛金の売却後に売掛先が倒産したとしても事業者が責任を負うことはありません
しかし、ファクタリングと名のつくサービスのなかには、償還請求権がある融資に該当する契約を提供するものも存在します。
そのような契約を締結してしまうと、売掛先が倒産したときに、回収できなくなった売掛金を事業者が弁済する責任が生じます。

ファクタリングはあくまでも償還請求権のない契約が一般的ですから、念のために確認しておいたほうがよいでしょう。

ポイント⑦審査通過率

「フリーランスは信用度が低いし、厳しいかな」と思う方は、審査通過率の高いファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。

一部のファクタリング会社では、ホームページで申し込みに対する審査通過率を公開しています。
たとえば、“審査通過率が90%以上”のような情報が掲載されていれば、審査に通過するのは比較的難しくないと判断できます。

ただし当然のことながら、公開されている審査通過率が高いからといって、必ず審査に通るとは限りません。
数字を見て「審査の通過が期待できそう」と思っても、過信は禁物です。

 

フリーランスや個人事業主は、ファクタリングの審査に落ちやすい?

「フリーランスや個人事業主は、ファクタリングの審査に通過しにくいのでは?」と不安に思われている方もいるのではないでしょうか。
しかし、ファクタリング会社がフリーランスや個人事業主を利用対象外としていない限り、法人でないことのみを理由に審査に落とされることはありません。

ファクタリングの審査では、利用者以上に売掛先の信用度が重視されます。
そのため、個人に対する売掛金をファクタリング会社に持ち込んだときは、貸倒れリスクが高いと判断され、審査に通るのは難しいかもしれません。
そもそも売掛先が個人の場合は、買取の対象外ということもありえるので注意しましょう。

関連記事:売掛先が個人でもファクタリングは利用可能?

 

それでも審査に落ちてしまったら

ファクタリングの審査に落ちてしまう可能性は、当然ながらゼロではありません。

ファクタリングの審査では売掛先の信用度が重視されるものの、利用者自身の信用度がまったく見られないわけではないからです。
フリーランスや個人事業主は、法人と比べるとどうしても信用度が低いと判断される傾向にあります。

もしも2者間ファクタリングに申し込んだ結果、審査に通過できなかったら、3者間ファクタリングに切り替えて再度申し込んでみるのも一つの手です。
3者間ファクタリングは、売掛先も交えて取引を進めるため、売掛金が未回収となるリスクが低く、ファクタリング会社も契約しやすいといえます。
ですから、2者間では審査に落ちてしまった方であっても3者間なら通過できるというケースも珍しくないというわけです。

 

フリーランスがファクタリングを利用する流れ

フリーランスがファクタリングを利用する一連の流れは、以下の通りです。

フリーランスがファクタリングを利用する流れ

  1. 見積もりを申し込む
  2. 必要書類を提出する
  3. 審査・査定を受ける
  4. 契約を締結する
  5. 売却金額が支払われる

なるべく多くの資金を手元に残したければ、できる限り手数料率の低いファクタリング会社を選びたいところです。
必ず複数社のホームページを確認し、それぞれに見積もりを申し込んだうえで比較検討してください。

 

スムーズな資金調達を叶えるためにも、あらかじめ申し込みから入金までの流れをイメージしておきましょう。

 

フリーランスがファクタリングを使うメリット

【ファクタリングを使うメリット】

ファクタリングを利用する流れを確認したところで、フリーランスがファクタリングを使うメリットを改めて解説します。

メリット①信用度が低くても資金が調達できる

フリーランスがファクタリングを使う最大のメリットは、信用度が低くても資金が調達できる点です。

ファクタリングでは売掛先の信用度が重視されるため、金融機関の融資よりは、審査に通過できる可能性は高いといえるでしょう。
繰り返しになりますが、法人と比べてフリーランスは事業規模が小さく、信用度が低いと判断されがちです。
ましてや開業したてだったり、税金を滞納していたりしては、資金調達の手段が限られてしまいます。

その点、ファクタリングは利用者自身の信用度が低くても利用できるため、フリーランスにとって有力な選択肢となるわけです。

メリット②担保や保証人が不要である

基本的にファクタリングでは、利用にあたって担保や保証人を求められません。

金融機関の融資では、不動産などの担保や保証人の存在が必須であり、フリーランスがそれらを用意するのは難しいといえます。
ファクタリングでは、金融機関が求めるような担保や保証人が不要なことはもちろん、必要書類も比較的少ないので、フリーランスでも安心して利用できます。

ただし、ファクタリング会社によって規定は異なるため、担保や保証人が必要となる可能性はゼロではありません。

メリット③信用情報に影響しない

信用情報に悪影響を及ぼさないことも、ファクタリングのメリットの一つです。

信用情報とは、金融機関からの借り入れやローンの申し込みなど、各種金融取引が記録された情報のことです。
これらの情報は、銀行や保険会社、信販会社などの間で共有され、利用者の信用度を判断する際に用いられています。
そのため、信用情報に良くない事柄が記録されていると、金融機関はサービスの利用を断わり、その結果がまた記録されるという悪循環に陥るおそれがあります。

しかしながら、ファクタリングの利用は信用情報に記録される取引には該当しません。
信用情報に傷がつき、今後融資やローンの審査に影響する心配は無用です。

メリット④すぐに現金を用意できる

すぐに現金を用意できるという点も、資金調達を考えるフリーランスにとっては、ありがたい特徴です。

金融機関の融資では、審査に多くの時間がかかり、数週間~数か月待たなければならないことも少なくありません。
一方でファクタリングは入金スピードが比較的早く、申し込みから最短即日で入金に至るケースもあります。

早急に手元に現金がほしいという差し迫った状況には、ファクタリングを利用するのがよいでしょう。

 

フリーランスがファクタリングを使うデメリット

続いて、フリーランスがファクタリングを使うデメリットを見てみましょう。

デメリット①手数料が割高の傾向がある

フリーランスがファクタリングを使うときは、利用者が法人の場合と比べて手数料が割高となる傾向があります。

ファクタリングで売掛金の額から差し引かれる手数料は、ファクタリング会社ごとに料率の幅が設定されています。
最終的な手数料率は、審査の際に利用者や売掛先の財務状況を確認したうえで決定しますが、その際フリーランスは信用度が低いと判断されがちです。

少しでも利益を減らさないために、できる限り手数料が低いファクタリング会社を探しましょう。

デメリット②契約形態によっては売掛先に通知がいく

ファクタリングの契約形態によっては、売掛先に通知がいくことがあります。

2者間ファクタリングであれば、利用者とファクタリング会社のみで取引を進行するため、売掛先に知られることなく売掛金を譲渡できます。
一方で3者間ファクタリングでは、売掛先も取引の進行に関わる性質上、ファクタリングを利用した事実が明らかになってしまうのです。
売掛先に通知がいくと、資金繰りが不安定であることが疑われ、取引を停止されてしまうかもしれません。

売掛先に対してファクタリングを利用していることを隠したい場合は、ファクタリング会社を選ぶ際に注意が必要です。

デメリット③キャッシュフローが悪化するおそれがある

ファクタリングは便利である反面、頼りすぎることによって、かえってキャッシュフローが悪化する可能性があります。

たしかに事業を始めたばかりのつなぎ資金や、突発的な支出に対処する手段として活用するのは効果的です。
しかし、慢性的に資金繰りが悪化している場合は、ファクタリングを利用しつづけることが根本的な解決にはなりません。

差し引かれる手数料も加味したうえで、ファクタリングを利用する頻度を検討し、キャッシュフローの改善を目指してください。

 

注意したいファクタリング会社の特徴

ファクタリングは、フリーランスが資金を調達できる便利なサービスです。
しかし、なかには利用を見合わせるべき悪徳業者も存在します。

悪徳業者が提供するサービスは、ファクタリングをうたっていたとしても、償還請求権のある融資に該当する場合があります。
そのような業者は「審査に通りやすい」という誘い文句で契約を促し、利用者はいつの間にか債務を背負うというわけです。

注意したい悪徳業者の特徴

  • 審査が行われない
  • 償還請求権がある
  • ホームページがない
  • 法外な手数料を要求される

不利な条件での契約をのまされないためにも、怪しい特徴が見られる業者の利用は、控えるのが賢明です。

 

フリーランスがファクタリング以外で資金を調達する方法

フリーランスが資金を調達する方法は、ファクタリングだけではありません。
金融機関からの融資は厳しいかもしれませんが、ほかにも国の補助金制度を利用できる可能性があります。
参考までに、制度の具体例をいくつかご紹介します。

フリーランスが利用できる補助金制度

  • 事業再構築補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
  • IT導入補助金

国からの補助金は返済する必要がないため、要件を満たしているのであれば、積極的に利用するのがおすすめです。
さまざまな事情からファクタリングを利用できない場合には、補助金の活用もご検討ください。

 

ファクタリングはフリーランスでも利用可能

本記事では、フリーランスにおすすめのファクタリング会社を紹介しました。

ファクタリングには法人だけではなく、フリーランスや個人事業主も対象としているサービスが多く存在します。
ファクタリング会社によって入金スピードや買取可能額は異なるため、重視したい項目に注目して、ご自身に適したところを選んでください。
なかには法的にグレーなサービスを提供する悪徳業者も紛れているので、複数社を比較検討し慎重に判断しましょう。

資金調達ニュース.comでは、ファクタリングに関するさまざまな情報を発信しています。
ファクタリングについて知識を深めたい方は、ぜひほかの記事もご覧ください。

監修者の写真

株式会社ビートレーディング 代表取締役
佐々木 英世

中小企業の資金調達を支援する方法として質屋ビジネスに着目し、「BtoBの質屋」を目指して2012年4月 株式会社ビートレーディングを設立。
多くの企業が保有する資産「売掛債権」を買い取る「ファクタリングサービス」の提供を開始。
創業以来、58,000社以上の資金調達を支援し、買取債権総額は1,300億円超。
ファクタリングを社会に根付かせるため、SNS等での情報発信も行っている。

TOKYO MX「ええじゃないかBiz」
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