ファクタリングとは?
ファクタリングは、事業者がファクタリング会社に売掛債権を売却(譲渡)することで、資金を調達できるサービスです。
売掛債権額から手数料が差し引かれた金額が振り込まれる仕組みになっており、最短で申し込み当日の入金にも対応しています。
企業間の取引では、商品やサービスの代金をその場で支払わず、後払いするのが一般的です。
売掛先から事業者に売上代金が入金されるまでには数か月の期間を要するので、事業者はこの期間中、自己資金で会社を回さなければなりません。
運転資金に余力がない事業者にとっては、悩ましい問題でしょう。
このような場合でも、ファクタリングサービスを利用すれば、速やかに売掛債権を現金化できるので、資金繰りの改善に役立てられます。
なお、ファクタリングの契約形態には、“2者間ファクタリング”と“3者間ファクタリング”の2種類があります。
それぞれの特徴を下記するので、ご確認ください。
関連記事:売掛債権を担保に融資を受けるときの注意点
2者間ファクタリング
2者間ファクタリングは、事業者とファクタリング会社の2者間で締結する契約形態です。
事業者がファクタリング会社に売掛債権を譲渡したら、そこから手数料が天引きされた金額が、事業者の口座へ振り込まれます。
その後、事業者は売掛先から売掛債権を回収し、そのお金をファクタリング会社へ支払います。
2者間ファクタリングは、やり取りの工数が少ないシンプルな契約形態なので、手続きがスピーディーに進みます。
したがって、少しでも早く運転資金を確保したいのであれば、2者間ファクタリングを選ぶことが望ましいです。
また、ファクタリングサービスを利用していることを自ら売掛先に通知する必要がないので、今後の取引に影響を及ぼす可能性も低いです。
ただし、2者間ファクタリングは後述する3者間ファクタリングと比較すると、手数料が高めに設定されています。
ファクタリング会社目線で考えると、2者間ファクタリングでは、売掛債権が架空債権であるリスクや、回収した売上代金を振り込んでもらえず、事業者にお金を持ち逃げされるリスクがあるからです。
関連記事:2者間ファクタリングとは?ファクタリングの種類とともに紹介
3者間ファクタリング
事業者とファクタリング会社、そして売掛先の3者間でやり取りする契約形態を3者間ファクタリングといいます。
事業者がファクタリング会社へ売掛債権を譲渡して現金化したあとに、売掛先がファクタリング会社へ売上代金を支払うといった仕組みです。
売掛先を含めてやり取りをするので、ファクタリング会社にとっては未回収リスクを抑えられるというメリットがあります。
そのため、2者間ファクタリングと比較すると、手数料と審査基準は低めです。
ただし、申し込みから入金までに1~2週間程度の期間がかかる可能性があります。
3者間ファクタリングでは、売掛先にファクタリングを利用する旨を通知する必要があるためです。
入金自体は通知よりも前に行われますが、売掛先との万が一のトラブルを回避するため、あらかじめ時間を設けて事情説明を行いたい場合もあるでしょう。
その説明に時間を要する場合は、それだけ申し込みから入金まで待つ必要があるということです。
ファクタリングサービスにおいて、手続きのスピードを重視するのであれば2者間ファクタリングを、手数料や審査の通過率を重視するのであれば3者間ファクタリングを選びましょう。
【関連記事】
3者間ファクタリングとは?メリットとデメリットを解説
銀行系ファクタリングとは?メリット・デメリットも紹介
即日での入金に対応しているファクタリング会社の利用が向いているケース
ファクタリングサービスの利用にあたり、以下のケースに該当されるのであれば、申し込みから即日での現金化に対応しているファクタリング会社を選ぶことをおすすめします。
ケース①支払期日まで余裕がない
支払期日が迫っており、なおかつ手元に十分な資金がない場合において、ファクタリングサービスは心強い味方になります。
会社を経営するうえで発生する、税金や社会保険料、サービス料や人件費などには、支払期日が定められています。
しかし、「売掛先からの入金に時間がかかる」「急な出費が続いてしまった」などで資金余力がなくなり、期日までに支払いが間に合わなくなるケースもあるでしょう。
このような場合でも、即日での入金に対応しているファクタリング会社を選べば、速やかに資金繰りを改善できます。
会社の信用や健全性を損ねないためにも、支払期日まで余裕がないのであれば、ファクタリングサービスの利用を検討してみてください。
ケース②融資を受けるほどではない金額を調達したい
少額の資金を調達したい場合にも、ファクタリングは有効な手段です。
会社の運転資金にある程度の余裕がある状態でも「この売掛先からの入金が遅れると痛手になる」「設備の導入費用が高くつくかもしれない」という事態は起こりえます。
資金の調達には、金融機関から融資を受けるのも選択肢の一つに挙げられますが、この方法だと、審査から入金までに数週間から数か月の期間がかかります。
一方で、即日対応可能なファクタリングサービスであれば、少額での現金化にもすぐに対応可能です。
もちろん、サービスの利用にあたり審査はありますが、契約から入金までにかかる時間が短く、さらに融資と比較すると審査基準も低めに設定されています。
そのため、「銀行から融資を受けるほどではないが、保険的な意味合いで資金を調達したい」というケースでも、事業者を支えてくれます。
関連記事:ファクタリングと融資の違いを徹底比較!
【29選】即日での入金に対応しているおすすめのファクタリング会社
ファクタリングサービスを利用するにあたり、やはり気になるのは「どのファクタリング会社を選べばよいのか」という部分ではないでしょうか。
現在では多くのファクタリング会社が競合に対抗すべく、即日での入金に対応しています。
ご希望の条件に合ったサービスを利用できるように、各社の得意分野や実績を確認したうえで、候補の業者を絞り込みましょう。
ここからは、申し込みから即日での入金が可能なファクタリング会社をピックアップして紹介します。
①ビートレーディング|申し込みから最短2時間で入金可能
2012年に創業された「ビートレーディング」は、ファクタリングの先駆け的存在として知られるファクタリング会社です。
2024年4月時点における累計での取引社数は58,000社、買取額は1,300億円と、高い実績を誇ります。
ビートレーディングの強みは、スピーディーな対応です。
申し込みから最短2時間で入金が可能なので、支払期日まで余裕がない事業者の心強い味方となってくれるでしょう。
また、ビートレーディングではコンサルティングサービスも提供しています。
創業以来培ってきたファクタリングの実績と経験を活かした、資金繰りやキャッシュフローの改善につながるアドバイスを受けられるので、運転資金の適正化を実現できます。
対応スピードや手数料を重視される方はもちろんですが、サポート体制にこだわりたい方にもおすすめです。
ビートレーディングに
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②日本中小企業金融サポート機構|申し込みから最短3時間で入金可能
「日本中小企業金融サポート機構」は、中小企業が抱える資金繰りの課題をサポートすべく、ファクタリングをはじめとした幅広いサービスを提供する一般社団法人です。
助成金・補助金やリースバック、クラウドファンディングの相談にも対応しています。
ファクタリングサービスを提供する法人のなかでは特に知名度が高いので、一度は目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
日本中小企業金融サポート機構のファクタリングサービスも、即日での現金化に対応しており、申し込みから最短で3時間での入金が可能です。
また、即日調達診断にて2つの質問に回答すれば、調達可能額を簡単に知ることもできます。
ファクタリングの利用にあたって必要な書類は、「直近3か月間の表紙付きの通帳のコピー」「売掛金に関する資料」の2つのみで、申し込みはオンライン上で完結します。
できるだけ早く資金調達にあたりたい方や、ファクタリング以外のサポートも受けたい方におすすめです。
日本中小企業金融サポート機構に
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③みんなのファクタリング|土日祝日も申し込みに対応
オンライン完結型かつフリーランスや個人事業主でも利用できるファクタリングサービスといえば、株式会社チェンジが運営する「みんなのファクタリング」も候補に挙げられます。
「みんなのファクタリング」の大きな特徴は、スピードに特化している点です。
登録から契約まで、すべての工程がオンラインで完結し、最短60分で現金を受け取ることができます。
さらに、申し込みに際して決算書や事業計画書が不要なので、必要書類の準備に追われることもありません。
毎日18時まで営業しており、土日祝日でも申し込みに対応しているので、急に現金が必要になった際も安心です。
できるだけ早く現金を手にしたい、フリーランスや個人事業主の方におすすめです。
みんなのファクタリングの
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④QuQuMo(ククモ)|オンライン完結で最短2時間入金
株式会社アクティブサポートが運営する「QuQuMo(ククモ)」は、オンライン完結型のファクタリングサービスです。
審査から入金までの一連の手続きがオンラインで完結するので、サービスの利用にあたり、担当者と対面でやり取りを交わさないのが最大の特徴です。
「オンラインでのやり取りだと、審査や入金に時間がかかるのでは?」「使いやすいかわりに、手数料が高く設定されているのでは?」と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そのようなことはなく、申し込みから入金まで最短で2時間の入金に対応しています。
契約形態は2者間ファクタリングのみですが、その手数料も1%~と良心的です。
まとまった時間の確保が難しい方にとっては、大きなメリットを享受できるサービスです。
QuQuMoの
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⑤ペイトナーファクタリング|フリーランス向け・最短10分で着金
ペイトナー株式会社が提供する「ペイトナーファクタリング」は、フリーランスや個人事業主を対象としたファクタリングサービスです。
法人を対象としたサービスではないので、買取可能な売掛債権額の上限は100万円とやや低めに設定されています。
審査や入金のスピードは業界随一です。
登録後に請求書をPDFまたは画像データでアップロードするだけで、申し込みから最短10分で入金してもらえます。
AIによる審査を導入しているので、事業計画書をはじめとする書類は不要です。
また、2回目以降の利用では、請求書を提出するだけで現金化できるなど、サービスの使い勝手の良さにも定評があります。
フリーランスや個人事業主として活動されている方は、利用をご検討されてはいかがでしょうか。
ペイトナーファクタリングの
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⑥labol(ラボル)|年中無休・24時間申し込み受付
信頼性の高いファクタリングサービスを利用したいのであれば、「labol(ラボル)」をおすすめします。
このサービスを運営する株式会社ラボルは、東証プライムの上場企業である株式会社セレスの完全子会社なので、抜群の財務安定性を誇ります。
申し込みから入金まで最短で1時間で完結するので、現金化のスピードも申し分ないといえるでしょう。
年中無休かつ24時間いつでも審査を受け付けており、一度審査に通過すれば、土日祝日でも申し込みできます。
さらに、独立直後や新規取引であっても業種・職種を問わずに買い取ってもらえる可能性が非常に高いので、多くの個人事業主の心強い味方となってくれるはずです。
入金スピードだけでなく、柔軟性や利便性も重視される方に向いています。
ラボルの
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⑦ファクタリングのTRY|他社からの乗り換えで手数料3%割引
「ファクタリングのTRY」は、株式会社SKOが提供するファクタリングサービスです。
大型の資金調達をしたい方でも利用しやすいように、2者間ファクタリングでも手数料の下限が3%に設定されています。
一般的に、2者間ファクタリングの手数料の相場は8~18%なので、相場よりもリーズナブルな手数料で利用できる点が魅力です。
さらに、他社からの乗り換えであれば手数料を3%割引してもらえます。
また、ファクタリングのTRYではコンサルティングサービスも提供しており、豊富な知識をもつプロに、資金繰りの改善に関するアドバイスをもらえます。
運転資金の調達にとどまらず、会社の発展や成長までサポートしてもらいたい方でも満足できるファクタリングサービスです。
ファクタリングのTRYの
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⑧ベストファクター|平均買取率92%
株式会社アレシアが運営する「ベストファクター」は、業界内でも高い知名度を誇るファクタリングサービスです。
申し込み当日の入金に対応しているのはもちろんですが、平均買取率が92.2%と高く、さらに診療報酬債権や介護報酬債権などの売却にも対応しています。
また、競合他社と比較すると、審査や契約に必要とされる書類がそこまで多くないのもメリットです。
審査時には「本人確認書類」「入出金の通帳」「契約関連書類」の3点、契約時には「納税証明書」「印鑑証明書」「登記簿謄本」の3点を揃えれば、サービスを利用できます。
審査通過率を気にされる方や、専門性の高い債権の売却を検討されている方、そして書類を準備する工数を削減したい方にぴったりのファクタリングサービスです。
ベストファクターの
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⑨株式会社トップ・マネジメント|買取可能上限額3億円
「株式会社トップ・マネジメント」は、創業13年の実績のあるファクタリング会社です。
広告・IT企業専門の「ペイブリッジ」や、助成金の申請も同時にサポートしてくれる「ゼロファク」など、さまざまなファクタリングサービスを提供しています。
即日での現金化に対応しているのはもちろんですが、手数料の設定も良心的です。
2者間ファクタリングにおける手数料は3.5~12.5%、3者間ファクタリングでは0.5~3.5%であり、業界水準と比較しても低めに設定されていることが分かります。
また、売掛債権の買取可能額の上限は3億円に設定されており、さらに支払期日が3~6か月程度の売掛債権でも買い取ってもらえるのも強みです。
手数料率が比較的低く、上限が高めなので、大きな金額を調達したい方にも向いています。
トップ・マネジメントの
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⑩PayToday(ペイトゥデイ)|申し込みから最短30分で入金
現金化に至るまでのスピードを重視するのであれば、Dual Life Partners株式会社が運営している「PayToday(ペイトゥデイ)」の利用も選択肢として挙げられます。
審査にはAIが使われており、申し込みから最短で30分での入金に対応しています。
基本的に審査から入金まではオンラインで完結しますが、担当者と面談をしたうえでサービスを利用することも可能です。
また、PayTodayは「ベンチャー企業/スタートアップ」「地方中小企業」「フリーランス/個人事業主」の取引に特に注力しています。
これらの分野に該当する方は、ご利用を検討されてはいかがでしょうか。
なお、3者間ファクタリングには対応しておらず、提供サービスは2者間ファクタリングのみです。
2者間ファクタリングでも問題なければ、入金スピードと手数料の両方を重視される方にとって、魅力的な条件が備わっているファクタリングサービスだといえます。
PayTodayの
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⑪JBL(ジェービーエル)|設立1年未満の法人も利用可能
ファクタリングサービスの利便性を重視されるのであれば、「JBL(ジェービーエル)」も候補に挙げられます。
AIを活用した“10秒無料査定システム”では、売掛先の事業形態や企業規模、取引状況や契約書の有無などを入力するだけで、概算の調達可能額と手数料が算出されます。
最短で即日での現金化に対応していることにくわえ、契約手続きはすべてオンラインで完結するので、まさに利便性とスピードを兼ね揃えたサービスだといえるでしょう。
さらに、個人事業主や、設立1年未満の法人でも利用が可能です。
「まずは手元の売掛債権を現金化できるのかを確認したい」「少しでも素早く手続きを済ませたい」という方にぴったりのファクタリングサービスです。
JBLの
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⑫株式会社JPS|全国出張サービスあり
「株式会社JPS」は、東京都に本社を置くファクタリング会社です。
オンラインや電話での面談のみならず、無料で全国出張サービスを提供しているので「担当者と直接会って話したい」という方でも利用できます。
最短で即日での入金に対応していることはもちろんですが、通常の売掛債権にくわえ、診療報酬債権の買取に対応しているのも特徴です。
また、株式会社JPSでは、買取後のサポートとして、経営コンサルタントの紹介をはじめとしたアフターサービスも提供しています。
会社経営のプロからアドバイスをもらえるので、財政の立て直しや、資金繰りの改善にも役立てられます。
担当者と直接会って面談したい方や、プロから経営に関するアドバイスをもらいたいとお考えの方は、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社JPSの
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⑬株式会社No.1|専門性の高い債権も買取可能
業界にマッチしたファクタリングサービスを利用したいのであれば「株式会社No.1」もおすすめです。
建設業特化やフリーランス特化など、業界に合わせたファクタリングサービスや、経営支援コンサルティングサービスを提供しています。
申し込みから入金まで最短で30分で完了するスピード対応にくわえ、診療報酬や介護報酬といった専門性の高い債権の買取にも対応している点が大きなメリットです。
また、審査に必要とされる書類も少なく、用意するのは「入金通帳」「決算書直近二期分」「請求書・発注書・納品書などの成因資料」「売掛先との基本契約書」の4点のみです。
審査通過率も90%以上と高水準なので、審査に通過できるかご心配されている方にとっても候補に入れたいファクタリング会社の一つです。
株式会社№1の
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⑭株式会社エビスホールディングス|資金繰りのお悩みもサポート
「株式会社エビスホールディングス」は、東京都大田区に本社を置くファクタリング会社です。
申し込みから最短で即日での現金化に対応しており、100万~1億円まで買取可能です。
ソフトウェア開発やファッション小売業、製造業など幅広い買取実績があるので、業種を問わず相談できます。
また、株式会社エビスホールディングスには、大手都市銀行や企業再生コンサルタント、上場不動産会社の出身者が在籍しています。
会社経営における資金繰りの悩みにも、アドバイスをもらえるのは心強いですよね。
ただし、サービスを利用するには、担当者と直接会っての面談が必須となっています。
関東圏以外にお住まいの方にとっては、即日入金が叶わない可能性があるため、他社の利用も検討したほうがよいかもしれません。
エビスホールディングスの
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⑮株式会社ワイズコーポレーション|リピート率・審査通過率90%超
「株式会社ワイズコーポレーション」は、東京都豊島区池袋に本社を置く、ファクタリングサービスを専業とする会社です。
審査から入金までのスピードの早さや、スタッフの対応力の高さに定評があり、リピート率と審査通過率はいずれも90%を超えます。
建設業や運送業、人材派遣業、介護事業など、さまざまな業界からの相談に対応しており、業界に特化した知識と経験で、最適な提案を受けられるのも強みです。
また、より多くの利用者のニーズに応えられるように、個人事業主でも利用できるほか、診療報酬債権や介護報酬債権などの売却にも対応しています。
不明点や疑問点を確認しながら手続きを進めたい方や、返済プランなどをプロに相談したい方におすすめです。
ワイズコーポレーションの
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⑯MSFJ|お申込みから最短30分で入金
「MSFJ」は、MSFJ株式会社が運営するファクタリングサービスです。
“基本即日振り込み”を原則としており、申し込みから最短3時間での入金を実現するために、オンラインシステムの導入をはじめとするさまざまな工夫を講じています。
売掛債権の買取可能額は10万~5,000万円と幅広く、個人事業主やフリーランスでもサービスを利用できるのが特徴です。
また、MSFJでは「クイックファクタリング」「プレミアムファクタリング」「個人事業主専門ファクタリング」という3つのプランが用意されています。
それぞれ対応できる売掛債権額や手数料、手続き期間や利用対象者が分かれているので、状況に合わせて、最適なプランを選べます。
手数料も1.8~10%程度と良心的な設定なので、ファクタリングの利用経験がない方でも安心して利用できるサービスです。
MSFJの
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⑰株式会社Mentor Capital(メンターキャピタル)|個人事業主も対応可能
「株式会社Mentor Capital(メンターキャピタル)」は、東京都新宿区に本社を置く、ファクタリング事業を専門とする会社です。
北海道から沖縄まで、全国からの相談に対応しており、東京都内だけでも取引実績は年間200件以上を誇ります。
必要資料の提出から最短で30分以内に買取金額を提示してもらうことができ、個人事業主の売掛債権の買取にも対応しています。
ただし、オンライン完結型のサービスではないため、初回利用時には担当者と直接の面談、もしくは必要書類を郵送したうえで、契約を締結しなければなりません。
審査通過から入金までのスピードは早いものの、東京エリア以外の事業者にとっては、やや工数がかかるという点は覚えておきましょう。
メンターキャピタルの
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⑱株式会社ネクストワン|経営コンサルティングが主軸
「株式会社ネクストワン」は、経営コンサルティングを主軸とした、ファクタリングサービスを提供する会社です。
法人専用なので個人事業主やフリーランスの売掛債権の買取には対応していませんが、申し込みから入金までのスピードや、審査通過率の高さに定評があります。
ほかのファクタリング会社からの乗り換えで手数料が値引きされるキャンペーンを実施するなど、顧客満足度向上にも努めています。
また、公式Webサイトの専用フォームに、ファクタリングのタイプや売掛債権額などの情報を入力するだけで、およその手数料と入金される金額を確認できるのも大きな魅力です。
ただし、株式会社ネクストワンが買取できる売掛債権は、支払期日までの期間が60日以内のものに限ります。
期日が長い売掛債権を現金化するのであれば、支払期日の2か月前まで待つか、ほかのファクタリングサービスの利用も視野に入れなければなりません。
ネクストワンの
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⑲株式会社西日本ファクター|最短即日で入金可能
「株式会社西日本ファクター」は、福岡県に本社を置くファクタリング会社です。
西日本を中心にサービスを提供しており、申し込みから最短で即日での現金化が可能です。
オンライン契約にも対応していますが、担当者と直接会って話すこともできるので、ご自身の希望に合った方法を選べます。
即日で1,000万円の入金も可能なので、すぐに大きな額の調達が必要な場合にも心強い味方となってくれるでしょう。
ただし、即日を希望しない場合であっても買取上限額は3,000万円と、比較的低く設定されています。
売掛債権額がこの金額を超えるのであれば、売掛債権の一部のみを売却するなどの対応が必要です。
スタッフの対応力や入金までのスピードが高く評価されているので、九州エリアの事業者様は、ファクタリング会社の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
西日本ファクターの
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⑳S-COM|診療・介護報酬ファクタリングの対応可
「S-COM」は、大阪府に本社を置く、株式会社エスコムが運営するファクタリングサービスです。
サービス対象を中小企業に特化しており、個人事業主やフリーランスの売掛債権の買取は受け付けていませんが、最短で申し込み当日の入金に対応しています。
通常の売掛債権はもちろんのこと、診療報酬債権や介護報酬債権の買取に対応しているのも強みの一つです。
また、S-COMでは、より多くの事業者に利用してもらうべく、お得なキャンペーンを開催しています。
たとえば、ファクタリングを初めて利用する場合や、他社から乗り換えた場合には、手数料が安くなります。
値引き率が大きいキャンペーンなので、既に他社のファクタリングを利用しており、高額な売掛債権の現金化を検討しているのであれば、ぜひとも候補に入れたいサービスです。
S-COMの
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㉑OLTAクラウドファクタリング|柔軟性の高いサービスを提供
「OLTAクラウドファクタリング」は、OLTA株式会社が提供するオンライン型のファクタリングサービスです。
数あるオンライン型のファクタリングサービスのなかでも特に高い知名度と人気を誇り、累計での取引社数は1万社、買取額は1,000億円と、優れた実績があります。
売掛債権の買取可能額に上限がなく、さらに手数料も2~9%と低めに設定されています。
個人事業主でもサービスを利用できるのも嬉しいポイントです。
また、OLTAクラウドファクタリングの特徴として、柔軟性の高さが挙げられます。
売掛債権の一部のみを売却できるので、たとえば500万円の売掛債権のうち、200万円のみを現金化することも可能です。
高額な売掛債権の売却を検討している方から、手数料の低さを重視されている方まで満足できるファクタリングサービスです。
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㉒ジャパンマネジメント|継続取引率97%
「ジャパンマネジメント」は、株式会社ラインオフィスサービスが運営するファクタリングサービスです。
事業所のある東京・福岡を中心に、全国からファクタリングの相談を受け付けています。
売掛債権の買取可能額の下限は20万円と低めに設定されており、さらに個人事業主でもサービスを利用できます。
診療報酬債権や介護報酬債権の買取にも対応しているので、幅広い業種での相談が可能です。
また、スタッフの知識や対応力の高さに定評があり、他社からの乗り換え率は93%、継続取引率は97%と高い水準を誇ります。
このデータからも、ファクタリングの利用が初めての方でも安心かつ満足して利用できるサービスであるといえるでしょう。
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㉓株式会社三共サービス|金融業界のプロフェッショナルが集結
「株式会社三共サービス」は、豊富な実績と信頼性を強みとする、創業から18年の実績のあるファクタリング会社です。
他社から乗り換えると手数料が値引きされたり、ファクタリングを初めて利用する場合には手数料が無料になったりするなど、お得なキャンペーンを実施しています。
元銀行員やノンバンク社員など、金融業界のプロフェッショナルが集結しており、2022年には一度の利用で顧客の経営改善率92.7%を達成した実績があります。
なお、株式会社三共サービスでは全国エリアの案件に対応しているものの、オンライン完結型のサービスではありません。
遠方の場合は、契約の締結にあたり必要書類を郵送しなければならないため、手続きの工数がかかる点にはご留意ください。
三共サービスの
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㉔株式会社アンカーガーディアン|個人事業主でも利用可能
「株式会社アンカーガーディアン」は、西日本エリアの経営者を支える地域密着型のファクタリング会社です。
建設業や医療・福祉業、人材派遣業など、業種を問わず西日本エリアのさまざまな企業からの利用実績があります。
2者間ファクタリングの手数料の下限は5%、3者間ファクタリングの手数料の下限は3%と、業界水準と比較すると低めに設定されています。
さらに、診療報酬債権や介護報酬債権などの専門性の高い債権の売却にも対応しているだけでなく、個人事業主でも利用が可能です。
また、株式会社アンカーガーディアンでは、担当者との面談にあたり、出張費を請求されません。
「遠方のエリアのファクタリング会社に依頼したら、高額な出張費を請求された」というトラブルが発生しないので、無駄な経費を抑えられます。
スピード感のある対応に定評があるので、西日本エリアに拠点を構える事業者にとって、心強い味方となるファクタリング会社だといえます。
アンカーガーディアンの
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㉕ファクタリングジャパン|LINE相談も可能
「ファクタリングジャパン」は、株式会社Frontierfortが運営するファクタリングサービスです。
最短で申し込み当日の入金、手数料の下限は1%、売掛債権の買取可能額の上限は総額で3億円と、数あるファクタリングサービスのなかでも非常にバランスが良いです。
診療報酬債権や介護報酬債権の買取にも対応しているほか、個人事業主でも利用できるなど、利用者の満足度向上にも努めています。
ファクタリング業界では珍しく、サービスの利用にあたりLINEでの相談を受け付けているのも特徴の一つです。
さらに、同社はコンサルティングサービスも提供しており、3期連続黒字化や債務超過の解消、融資およびキャッシュフローの正常化を目指して経営支援を受けることができます。
もし、ファクタリングを利用しても資金繰りの根本的な問題が解決せずにお悩みであれば、コンサルティングサービスを依頼するのも一案です。
ファクタリングジャパンの
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㉖株式会社ライジング・インベストメントマネジメント|3者間ファクタリングに注力
「株式会社ライジング・インベストメントマネジメント」は、ファクタリングサービスや経営コンサルタントサービスを提供する会社です。
ファクタリング業界では珍しく、3者間ファクタリングに注力しており、手数料の下限は1.5%と、業界でも屈指の低さを誇ります。
なお、「3者間ファクタリングだと契約できるか不安だな」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、売掛先との交渉にも協力してもらえるので安心です。
売掛債権の買取可能額も30万~5,000万円と幅広く、大規模事業者から個人事業主まで対応しています。
少しでも手数料を抑えるために、3者間ファクタリングを視野に入れている事業者様は、利用を検討してみてもよいかもしれません。
ライジング・インベストマネジメント
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㉗買速|申し込みから最短30分でお振込み
東京都豊島区に本社を置く「買速」は、数あるファクタリングサービスのなかでも、屈指の入金スピードを誇ります。
「買速」の名前の通り、申し込みから最短で30分という早さで現金化できることにくわえ、手数料の下限は2%と低めに設定されています。
個人事業主やフリーランスにも対応可能で、売掛債権の買取可能額の下限が10万円に設定されているのも特徴です。
柔軟性の高い独自の審査基準を設けているため、審査通過率は80%を誇り、他社で審査に落ちた場合でも利用できる可能性があります。
また、買速のファクタリングサービスでは、手数料以外の費用がかからないので、無駄な支出を抑えられるのもメリットです。
入金スピードを重視される方のみならず、審査の柔軟性や手数料にこだわる方まで満足できるファクタリングサービスです。
買速の
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㉘うりかけ堂|審査通過率は98%
「うりかけ堂」は、東京都千代田区に本社をおく、株式会社hs1が運営するファクタリングサービスです。
申し込みから最短で2時間というスピード感での入金に対応しており、手数料の下限も2%と低めに設定されています。
売掛債権を数字だけで判断せず、“どうすれば売掛金の買取ができるのか”を考える方針をとっているので、審査通過率は98%と高水準を誇ります。
さらに、オンラインでも取引を完結できるのも嬉しいポイントです。
「うりかけ堂」では30万~5,000万円までの売掛債権の買取が可能で、人材派遣業やIT業、建設業など、規模・業種を問わずさまざまな実績があります。
入金スピードや手数料、審査通過率などすべてが高水準かつ、個人事業主から大手事業者まで対応しているので、どなたでも安心して利用できるサービスです。
うりかけ堂の
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㉙フリーナンス即日払い|フリーランスに優しいサービス
フリーランスとして活動している方は、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するファクタリングサービスの「フリーナンス即日払い」の利用も検討してみてください。
手数料は3~10%、売掛債権の買取可能額の下限は1万円と、かなり低めに設定されているので、フリーランスや個人事業主の心強い味方となってくれます。
売掛債権額が少額でも現金化できるのは、他社にはない魅力だといえるでしょう。
ほかにも、開業届を提出済であればペンネームでも開設できる「フリーナンス口座」や、バーチャルオフィスなど、フリーランスに嬉しいサービスが盛りだくさんです。
また、フリーナンス即日払いでは、Zoomなどを活用したオンライン通話で、サービスの概要や注意点などの説明も受けられます。
ファクタリングに不安を感じられる方でも、安心してサービスを利用できます。
フリーナンス即日払いの
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ファクタリング会社を選ぶ際に確認すること
ここまで、即日での入金に対応しているファクタリング会社を紹介しました。
そのうえで「どのような基準で選べばよいのだろう」と疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
以下では、ファクタリング会社を選ぶ際に最低限確認しておきたい4つのポイントを挙げるので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント①手数料が相場からかけ離れていないか
ファクタリング会社を選ぶ際に、まず確認するのは手数料です。
売掛債権額や支払期日などによって変動しますが、手数料の相場は、2者間ファクタリングでは8~18%程度、3者間ファクタリングでは2~9%程度です。
入金までのスピードが早いに越したことはないですが、設定されている手数料が高すぎると、ファクタリングの本質である“資金繰りの改善”には効果が期待できません。
たとえば、1,000万円の売掛債権を売却する場合、手数料を5%に設定しているファクタリング会社と、15%に設定しているファクタリング会社があるとします。
前者であれば1,000万円から5%が差し引かれた950万円が入金されますが、後者だと15%が差し引かれるので、850万円しか入金されません。
売掛債権額が高いほど支払う手数料も高くなるので、支出を抑えるためにも、少しでも手数料の低いファクタリング会社を選びましょう。
関連記事:ファクタリングにかかる手数料率の相場はどのくらい?
ポイント②契約から入金までオンラインで完結するか
即日での入金をご希望であれば、ファクタリングの契約から入金まで、すべてオンラインで完結するサービスが望ましいです。
対面での面談は、ご自身の人柄を知ってもらえると同時に、ファクタリング会社の担当者の印象も確かめられるというメリットはあるものの、どうしても時間や手間がかかります。
また、面談にあたり日時を調整しなければならないので、即日での入金が叶わない可能性もあります。
一方で、オンライン完結型のファクタリングサービスであれば、煩雑な手続きの工数を削減でき、即日で申し込みから最短1~2時間程度の入金も可能です。
近年では、競合他社との差別化や、より多くの利用者の獲得を目的とし、オンライン完結型のファクタリングサービスを提供する会社も増えています。
ファクタリングの基本的な概要や流れを理解しているのであれば、対面ではなく、オンライン完結型のサービスを利用するのも一つの手です。
関連記事:オンラインファクタリングを利用できる業者20選
ポイント③用意する必要書類の種類が多すぎないか
ファクタリングサービスを利用するには、ファクタリング会社から指定された書類を提出しなければなりません。
本人確認書類や通帳、売掛債権の存在を認識できる書類さえあれば審査を受けられるところもあれば、登記簿謄本や決算書などの提出を求めてくるところもあります。
ファクタリング会社ごとに必要書類の種類は異なるので、準備の手間を削減したいのであれば、限られた書類だけで契約を締結できるファクタリング会社を探しましょう。
関連記事:ファクタリングに必要な書類は?必要書類が少ないファクタリング業者7選
ポイント④信頼できるファクタリング会社であるか
ファクタリング会社の信頼性も、確認しておきたいポイントの一つです。
近年では、多くの企業がファクタリングサービスを利用しており、ファクタリング会社は競合に対抗すべく、手数料の引き下げをはじめとした苛烈な競争を繰り広げています。
しかし、ファクタリングサービスの需要増加にともない、事業者の弱みにつけこんで、高い手数料を請求するファクタリング会社が登場しているのも事実です。
ほかにも、ファクタリング取引を装い、実際には売掛債権を担保として、高利貸しを行う“偽装ファクタリング会社”も存在します。
このような業者に依頼しないように、ファクタリングサービスの利用時は、ファクタリング会社の公式Webサイトなどを見て、実績を確認しましょう。
累計での取引社数や買取額、審査通過率やユーザーからの評判などを確認すれば、信頼に足るファクタリング会社であるかどうかを見極められるはずです。
ファクタリングサービスにおいて即日で資金調達するために押さえたいポイント
ファクタリングサービスの利用にあたり“即日で運転資金を調達できるかどうか”は、事業者にとって死活問題といっても過言ではありません。
「即日でお金が必要だったのに、審査に時間がかかってしまった」という事態だけは避けたいですよね。
申し込み当日に資金を調達するためにも、ファクタリングサービスの利用時には、以下で挙げるポイントを押さえておきましょう。
ポイント①必要書類を準備しておく
前項でもお伝えしたように、ファクタリングサービスを利用するには、ファクタリング会社が指定する書類を提出しなければなりません。
以下で挙げる書類を準備しておけば、どのようなファクタリング会社でも手続きをスムーズに進められるでしょう。
【ファクタリングサービスの利用に際し準備しておきたい書類】
- 申込書
- 試算表
- 売掛債権の存在を認識できる請求書や発注書など
- 印鑑証明書
- 身分証明書
- 通帳
- 売掛先との基本契約書
- 登記簿謄本
- 決算書
- 開業届の写し(個人事業主やフリーランスの場合)
- 確定申告書の控え(個人事業主やフリーランスの場合)
- 税金や社会保険関係の納付書(個人事業主やフリーランスの場合)
これらの書類を用意しておけば、「必要書類が足りず、ファクタリング会社と契約できなかった」といった事態を回避できます。
関連記事:ファクタリングに必要な書類は?必要書類が少ないファクタリング業者7選もご紹介
ポイント②午前中に申し込む
即日での入金を目指すのであれば、ファクタリングサービスの申し込みは午前中、遅くとも14時頃までには済ませましょう。
午後に申し込むと、ファクタリング会社が申し込みの当日に振込処理をしても、実際の入金が翌日にずれる可能性があるからです。
早い時間帯に申し込めば、即日で現金化できる可能性を高められます。
ポイント③2者間ファクタリングを選ぶ
ファクタリングのタイプには、2者間ファクタリングと、3者間ファクタリングの2種類があります。
3者間ファクタリングは手数料が低いというメリットがありますが、入金スピードの観点でいえば、やり取りの工数が少ない2者間ファクタリングが優れます。
申し込み当日に資金を調達するにあたり、手数料にこだわりがなければ、2者間ファクタリングを選ぶのが賢明です。
ポイント④債権譲渡登記が不要なファクタリング会社を選ぶ
ファクタリングサービスの利用にあたり、債権譲渡登記が必要ないファクタリング会社を選べば、即日で入金してもらえる可能性を高められます。
債権譲渡登記とは、債権譲渡の事実を法務局へ登記する仕組みのことです。
2者間ファクタリングでは、原則として売掛先へ債権譲渡通知が行かないので、同じ債権が二重譲渡されるリスクがあります。
このような事態を回避するために、ファクタリング会社は債権譲渡登記を必須にしているのが一般的です。
しかし、一部のファクタリング会社では、審査の際に「この会社は二重譲渡しない」と判断できれば債権譲渡登記を不要としている場合もあります。
債権譲渡登記が必要だと、手続きの工数が増えるので、必然的に入金スピードも遅くなります。
また、登記した内容は第三者でも閲覧できるので、売掛先にファクタリングを利用していることが知られてしまうかもしれません。
少しでも入金スピードを早めるためにも、債権譲渡登記が不要なファクタリング会社を選びましょう。
関連記事:ファクタリングと債権譲渡の違いとは?債権譲渡登記も解説
ポイント⑤複数のファクタリング会社の条件を比較して同時並行で進める
ファクタリングサービスの利用時は、複数のファクタリング会社の条件を比較したうえで、同時並行でやり取りを進めるのが望ましいです。
即日での入金に対応しているファクタリング会社は多いものの、それでも審査時間や必要書類、入金スピードなどの条件はそれぞれ異なります。
1社だけに絞って申し込むと、万が一審査に落ちたり、入金が遅れたりしたときに大きな痛手となってしまいます。
複数社に問い合わせたうえで、より良い条件で進められるファクタリング会社を選びましょう。
即日での入金に対応できるファクタリング会社を選んで資金繰りを改善させよう
いかがでしたでしょうか。
ファクタリング会社ごとに、対応スピードは異なります。
売掛先からの入金遅延などが原因で、早急に運転資金を調達しなければならない場合には、即日での入金に対応しているファクタリング会社を選びましょう。
2者間ファクタリングを利用したり、債権譲渡登記が不要なファクタリング会社を選んだりすれば、よりスムーズに手続きを進められるはずです。
参考:ファクタリング即日入金の優良会社おすすめ12選!審査が甘いかも解説
ファクタリング会社ごとに条件は異なるので、信頼できるところを選びたいですよね。
資金調達ニュース.comでは、即日での入金に対応している優良なファクタリング会社を紹介しています。
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大阪市内の税理士法人に所属。中小企業から100億円超の企業まで様々な規模の法人顧問を担当。法人税務のみならず、M&Aや国際税務、相続案件も数多く手がけている。
また相続コラムを始めとする記事執筆や監修、納税協会や各種業界団体主催のセミナー講師としても幅広く活動中。
【資格】
【日本税理士会連合会】登録番号:132133