1. ホーム
  2. ニュース
  3. 企業文化変革に寄り添うストックマーク、10億円超の資金調達を完了 〜 組織内の繋がりをデザインし、イノベーションを加速させる新プロダクトの開発へ 〜

企業文化変革に寄り添うストックマーク、10億円超の資金調達を完了 〜 組織内の繋がりをデザインし、イノベーションを加速させる新プロダクトの開発へ 〜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

投稿日:2021年03月09日

自然言語処理技術(=文章を解析し人間のように意味を理解するAI)を用いて、企業の攻めのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を実現するための企業文化変革を加速させるSaaSを提供するストックマーク株式会社(東京都港区:代表取締役CEO 林 達、以下ストックマーク)は、Bonds Investment Group株式会社、大和企業投資株式会社、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、及び既存投資家のWiL Fund Ⅱ, L.P.を引受先とする総額10億円超の第三者割当増資を完了いたしました。
 
 
 
■背景
今、多くの企業様は既存ビジネスから脱却して、新しいデジタル技術を活用することによって、新たな価値を生み出していくことが求められています。
 
DXの最終的な理想は、顧客起点の新たな価値を創造するビジネスへの転換にあり、そのためには、企業文化も合わせて変革する必要があります。
 
経済産業省のDXレポート2においても、DXの本質とは「素早く」変革「し続ける」能力を身に付けることであり、改めて企業文化変革の重要性が提言されています。
 
併せて、企業のDXに関する自主的な取り組みを促すために制定されたDX認定制度においても、最優先課題として「企業全体の組織構造や文化変革」の重要性が指摘されており、国を挙げてDXを推進するための基盤としての企業文化変革への取り組みを加速させる必要があります。
 
さらに、独立行政法人情報処理機構の「デジタル・トランスフォーメーション推進人材の機能と役割のあり方に関する調査」では、DXに関する取り組みの成果の創出状況という設問において、企業文化の変革に対して、一定の成果が出ていると回答する企業は1%と非常に低い状況です。
 
成果が見えるまで時間を要する、企業文化・組織づくり・人材育成に早急に着手すべきです。

 

 

 
■資金調達の目的と今後の成長戦略について
ストックマークは2016年より国内外3万メディアからのオープンニュースのレコメンド及び構造化を行ってきました。
 
1,500社を超える企業のお客様には、社内のコミュニケーションが活性化された、組織内の暗黙知が共有できるようになった、学習する組織へと変わったなどのお声をいただいており、企業文化の変革をサポートするサービスとしてご好評いただいております。
 
企業内にあるデータの約90%は文章などの定量化されていない非構造化データと言われています。
 
ニュースデータの解析に加え、社内ドキュメント等の非構造化データを活用することで、組織内の繋がりをデザインし、変化に強い適応型組織と新たな価値を生み出すイノベーション創発組織の両方を実現する、新たなプロダクトの開発により「企業文化変革」の実現を加速させることを目指します。
 
さらに、自然言語処理技術のリーディングカンパニーとして、プロダクトの価値向上のための先端R&D、事業規模拡大に向けたリクルーティング、プロダクトの認知度向上のためのマーケティングに活用いたします。

 

 
■投資家コメント
Bonds Investment Group株式会社 代表取締役 野内 敦氏
日本企業の生産性の低さが話題に上がる中で、企業のDXの必要性はコロナウイルスの影響を受ける前から叫ばれております。
 
その中で、組織や企業文化の変革を起点としてDX人材の育成を行うことで企業の根本的なDXを推し進めるという当社のテーマに共感し期待しております。
 
代表の林さんを始めこのチームであれば企業の本質的なDXを推進し、各産業の更なる成長に大きく貢献できると信じ投資をさせていただきました。
 
ストックマークの更なる成長を応援させていただきます。
 
大和企業投資株式会社 代表取締役社長 平野 清久氏
DX関連市場は近い将来国内だけでも数兆円規模に成長すると見込まれています。
 
ITの普及により圧倒的なビジネススピードが求められる時代に突入し、日本企業の労働生産性向上及びビジネスモデル変革は一過性のブームではなく継続性のあるアップトレンドと思われます。
 
ストックマークは既にエンタープライズ企業での豊富な導入実績を有し、導入企業と共に日々成長しているスタートアップで、日本企業のDX推進の一翼を担うと期待しています。
 
事業成長を牽引してきた林代表と有馬取締役に加え、優秀なセールス/CS体制を築き、それを支える確かなプロダクト開発力、AI技術チームと高いレベルで一丸となっている組織力の強さも魅力的です。
 
ストックマークの開発するプロダクトは私自身も実際に使ってみて、大企業の組織内でのナレッジ共有を大いに活性化するサービスであると確信し、今回弊社運用ファンドより出資を決めました。
 
ますますの成長が楽しみです。
 
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ 代表取締役社長 稲川 尚之氏
NTTグループでは、ITで世の中の社会課題を解決していくスマートな社会「Smart World」実現のため、様々な側面からのデータ活用を全社で推進しております。
 
あらゆるデータより未知のインサイトを発掘し、人々や組織の行動変容を促していくストックマークは、こうした取り組みに新たな価値をもたらすものと確信しており、両社での協創を楽しみにしております。
 
WiL Fund Ⅱ, L.P. パートナー 久保田 雅也氏
前回ラウンドに続き、今回も追加投資させていただきました。
 
自然言語処理 × 大企業DX × SaaSの3つが交差した市場に位置するストックマークが、強い営業力と高い技術力を両輪に、日本のホワイトカラー生産性向上に向けて、今後も大きく成長に邁進されることを期待しています。
 
【 ストックマーク株式会社 会社概要 】
ストックマークは最先端の自然言語処理技術を用いて、攻めのデジタルトランスフォーメーションを実現するための企業文化変革を加速させるSaaSを提供しています。
 
組織内のコラボレーションを促進し、チームを活性化させるプラットフォーム「Anews」、国内外約3万メディアの膨大なビジネスニュースをAIが分類・可視化し、事業機会と活動事例の分析をサポートする「Astrategy」によって企業様の新たな価値創造をサポートしています。
 
会社名 :ストックマーク株式会社
所在地 :東京都港区南青山一丁目12番3号  LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立 :2016年11月15日
代表者 :代表取締役CEO 林 達
事業内容 :自然言語処理を活用した企業文化変革の支援を行うサービスの開発・運営