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東京都でおすすめのファクタリング会社15選!選ぶポイントや注意点も

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東京都でおすすめのファクタリング会社15選!選ぶポイントや注意点も

東京都には様々なファクタリング会社の事務所があるため、オンライン完結・対面どちらであっても利用できるサービスの選択肢が多いのが特徴です。
しかし、それゆえに「逆にどこを選べばよいのかわからない……」とお悩みの事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、資金調達ニュース.comがおすすめする東京都のファクタリング会社15選を紹介します。
東京都で資金調達をお考えの事業者様はぜひご覧ください。

目次

東京都でおすすめのファクタリング会社

それではさっそく、東京都に事務所のある、おすすめのファクタリング会社15選を紹介します。

なかにはオンライン完結のサービスを提供しているところもあるため、対面とオンラインでの利用、自社の都合に合うほうをお選びいただけます。

①ビートレーディング

ビートレーディング

 

手数料率 

2者間:4%~12%

3者間:2%~9% 

審査時間  最短30分 
入金スピード  最短2時間 
買取可能額  下限上限なし 
契約形態  ・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
・診療報酬債権ファクタリング
・介護報酬債権ファクタリング
対象事業者  個人事業主・法人 
運営会社  株式会社ビートレーディング 

 

おすすめのファクタリング会社としては、「ファクタリングのパイオニア」として知られるビートレーディングが挙げられます。
ビートレーディングのファクタリングサービスを利用すれば、最短2時間で現金化することが可能です。

また、売掛金の買取可能額の上限・下限を設けていないため、迅速に大小問わず様々な売掛金を現金化することができます。
現在は東京本社のほか、仙台・名古屋・大阪・福岡に支店を構え、全国でファクタリングを提供しています。
ファクタリング利用時の契約締結は、対面はもちろん、オンラインでも可能です。

そのため、「担当者の顔を見て直接相談したいから、東京本社で契約する」「スピードを最優先したいから、オンライン契約で進める」と、都合に合わせて契約方法を選べます。

ビートレーディングに
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②日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構

 

手数料率 1.5%~
審査時間 最短30分
入金スピード 最短3時間
買取可能額 下限上限なし
契約形態 ・2者間2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

 

日本中小企業金融サポート機構は、非営利団体である一般社団法人であるため、無駄なコストを徹底的に削減し、1.5%~という非常にリーズナブルな手数料でファクタリング提供しています。
また、日本中小企業金融サポート機構は関東財務局長及び関東経済産業局長から「経営革新等支援機関」に認定されているため、初めてファクタリングを利用する方でも安心してサービスを利用することが可能です。
最短30分で審査完了・最短3時間で入金というスピード対応が可能である点も大きな強みです。
オンラインでの契約にも対応しているため、日中忙しい方でも「ファクタリングを利用するのが不安」と感じている方は、利用を検討してみてください。

日本中小企業金融サポート機構に

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③ファクトル(FACTOR⁺U)

ファクトル

 

手数料率 1.5%~
審査時間 最短10分
入金スピード 最短40分
買取可能額 1万円~上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

 

先ほど紹介した日本中小企業金融サポート機構が、スピードを重視して生み出したオンライン完結のファクタリングサービスが、ファクトルです。

ファクトルは必要な書類をアップロードし、審査可決後にオンライン契約を結べば最短40分で売掛金を現金化できるため、ファクタリング会社の事務所に足を運ぶ時間がない方や、一刻も早く資金を調達したいという方におすすめのサービスです。
またオンライン完結のサービスでありながら、「経営革新等支援機関」に認定されている日本中小企業金融サポート機構が運営しているので、安心感も申し分ありません。
スピードを重視しているオンライン完結型のサービスでありながら、非営利団体の一般社団法人が運営しているため、手数料率1.5%~は変わらない点もうれしいポイントとして挙げられます。

ファクトルの公式サイトを見るファクトルの口コミ・評判はこちら

④みんなのファクタリング

 

手数料率 非公開
審査時間 最短30分
入金スピード 最短1時間
買取可能額 (初回利用時)~50万円
契約形態 2者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社チェンジ

 

AI審査によってスピーディーな対応を実現しているサービスが、みんなのファクタリングです。

みんなのファクタリングもオンラインで完結するファクタリングサービスのため、利用にあたって来所の必要がありません。
完全非対面でやり取りを完結でき、申し込みから最短1時間で入金される点は大きな強みです。

前述した、ファクトルの「最短40分」と比べるとやや時間はかかりますが、それでも資金調達のスピードとしては圧倒的に速いといえます。
ただし同サービスは手数料率が非公開となっており、さらに買取可能額の上限が初回は50万円に定められている点にはご注意ください。

「できるだけ手数料を抑えたい」とお考えの事業者様は、まずは問い合わせてみましょう。

みんなのファクタリングの
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⑤ Mentor Capital

メンターキャピタル

 

手数料率 2%~
審査時間 最短30分
入金スピード 最短30分
買取可能額 30万円~1億円
契約形態 ・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社MentorCapital

 

Mentor Capital は、東京都新宿区四谷に本社を構えるファクタリング会社です。

申し込み後、必要書類を提出したら最短30分以内に審査結果が届きます。

審査の内容に問題がなければ、オンラインまたは来所・訪問で契約を結ぶ、といった流れで利用することが可能です。

なお、「審査時間が最短で30分」はあくまでも初回利用の場合です。

2回目以降では、よりスピーディーな資金調達が可能となるため、継続的な利用を視野に入れている場合に向いているサービスといえます。
また同社は、2024年1月~2024年12月の審査通過率は92%という結果を出しており、他社で断られた売掛金でも買い取ってもらえる可能性があります。
利用に際しては、申し込み時にヒアリングがあるため、もし売掛金を買い取ってもらえるか不安な場合は、その際に詳しく状況を説明するとよいでしょう。

メンターキャピタルの
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⑥OLTA

ALTA(オルタ)

 

手数料率 2%~9%
審査時間 1営業日以内
入金スピード 最短即日
買取可能額 下限上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 OLTA株式会社

 

OLTA(オルタ)もまた、申し込みから資金調達までオンラインで完結するAIファクタリングサービスです。

運営会社は東京都港区赤坂にオフィスを構えていますが、オンライン完結のサービスであるため、来所は原則不要です。
OLTAの強みとしては、ほかのオンラインファクタリングサービスと同様に、迅速な資金調達を実現できる点が挙げられますが、それだけではありません。

手数料率が「2%~9%」と公開されており、リーズナブルなだけでなく、上限と下限が決められている点も利用者としてはうれしいポイントでしょう。
ただし同サービスでは、審査前に電話ヒアリングに応じる必要があります。

電話の対応が遅れてしまった場合、入金スピードに影響するかもしれない点にはご留意ください。

OLTAの
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⑦ラボル

labol(ラボル)

 

手数料率 10%
審査時間 最短30分
入金スピード 最短30分
買取可能額 1万円~上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・フリーランス
運営会社 株式会社ラボル

 

オンライン完結型のファクタリングサービスを探している個人事業主・フリーランスには、ラボルがおすすめです。
同サービスは、「独立したばかり」「新規取引の売掛金の買取希望」など、個人事業主・フリーランスならではの悩みも解決してくれることがあります。
提供サービスは2者間ファクタリングのみで、手数料率は一律で10%と、シンプルでわかりやすい設計である点も強みとして挙げられます。

2者間ファクタリングの手数料率の相場は8%~18%程度とされているため、個人事業主・フリーランスでも比較的リーズナブルにファクタリングを利用できるのはうれしいポイントでしょう。
電話や面談も不要で、最短30分で資金調達できるため、時間や場所の制約が多い個人事業主・フリーランスの心強い味方となってくれます。

ラボルの
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⑧ファクタリングのTRY

 

手数料率 3%~
審査時間 最短2時間
入金スピード 最短即日
買取可能額 10万円~5,000万円
契約形態 ・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社SKO

 

ファクタリングのTRYは、東京都台東区東上野にオフィスを構える、株式会社SKOが運営するファクタリングサービスです。

オンライン面談とクラウドサインを導入しているため、来所は原則不要ですが、希望する場合は来所での相談・手続きも可能です。
同サービスの強みとしては、3%~というリーズナブルな手数料率や最短即日というスピード入金はもちろんのこと、手厚いアフターフォローを提供している点も挙げられます。

資金調達後に、資金繰りを改善するためのアドバイスや、安定した経営を目指すためのサポートを受けられます

また顧客同士のBtoBマッチングサービスも提供しているため、新規顧客の獲得や事業の展開につなげることもできるでしょう。
資金調達のその後まで、プロに相談したい事業者様におすすめのサービスといえます。

ファクタリングのTRYの
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⑨株式会社No.1

 

手数料率 

2者間:5%~15%

3者間:1%~5%

審査時間  最短30分
入金スピード  最短30分
買取可能額  20万円~1億円
契約形態  ・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
対象事業者  個人事業主・法人
運営会社  株式会社No.1

 

東京都豊島区池袋にある本社のほか、名古屋・福岡に支社を展開する株式会社No.1は、手数料率1%~15%、入金まで最短30分と、安さと速さを兼ね備えたサービスを提供しています。

なお、オンラインツールを使った契約に対応しているため、来所は不要です。

審査後の簡単なヒアリングにさえ対応できれば、事務所まで出向かずとも資金調達ができます。
また同社は、他社からの乗り換えをご検討中の事業者様に特におすすめです。

業種や買取金額を問わず、累計2,000件以上の乗り換え実績があり、手数料率を半分以下に抑えられたケースも複数あります。
すでに他社を利用しており、今後も継続的なファクタリングの利用を検討しているものの、手数料率が資金繰りの負担となっている場合は、相談してみるとよいでしょう。

株式会社№1の
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⑩QuQuMo

QuQuMo(ククモ)

 

手数料率 1%~
審査時間 最短30分
入金スピード 最短2時間
買取可能額 下限上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社アクティブサポート

 

QuQuMo(ククモ)は、2者間契約のみを提供しているファクタリングサービスで、申し込みから最短2時間での資金調達を実現しています。

実績は豊富で、業種や調達額も幅広いため、誰にとっても使いやすいサービスといえるでしょう。

なお原則オンラインで完結できるサービスですが、審査結果によっては来所での面談が必要となる点にはご留意ください。
運営元である株式会社アクティブサポートは、東京都豊島区南池袋に事務所を構えています。

同社はファクタリング以外にも、資金繰りを改善するための財務コンサルティングをはじめとする、経営をサポートするサービスを提供しています。

そのため、「ファクタリング以外のサポートも相談したい」とお考えで、南池袋へのアクセスが容易な事業者様におすすめです。

QuQuMoの
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⑪FREENANCE

フリーナンス

 

手数料率  3%~10%
審査時間  最短即日
入金スピード  最短即日
買取可能額  1万円~上限なし
契約形態  2者間ファクタリング
対象事業者  個人事業主・法人
運営会社  GMOクリエイターズネットワーク株式会社

 

個人事業主・フリーランスの資金調達であれば、FREENANCE(フリーナンス)が向いています。

FREENANCEは、東京都渋谷区桜丘町に本社を構えるGMOクリエイターズネットワーク株式会社が提供している、フリーランスのビジネスを支えるサービスです。

なお、基本的にはオンラインで完結するため、事務所への来所は不要です。
同サービスは個人事業主・フリーランスの支援を目的としており、1万円~と少額の売掛金から買い取ってもらえます。

また、同社から提供されている専用口座を活用すれば、継続的な利用により手数料率を下げられる仕組みです。

ほかにも、情報漏えいや納期遅延など、業務上で起きる万が一のトラブルを保障するサービスも提供しています。

ご自身の事業に関する不安を、まるごと軽減させたい事業者様に適したサービスといえるでしょう。

フリーナンス即日払いの
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⑫ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

 

手数料率 10%
審査時間 非公開
入金スピード 最短10分
買取可能額 1万円~100万円
※初回は1万円~25万円
契約形態 2者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主
運営会社 ペイトナー株式会社

 

個人事業主・フリーランスにおすすめのファクタリングサービスとしては、ペイトナーファクタリングも挙げられます。

運営会社は東京都港区虎ノ門にありますが、オンライン上のやり取りのみで資金調達ができるため、来所は不要です。
買取可能額は1万円~で、さらに初回利用時は25万円が上限に設定されている点からも、事業規模の小さな個人事業主・フリーランスが対象となっていることがわかります。

手数料率は10%で固定されている点はやや高いですが、「10%よりも高くならないことが確定している」と考えれば、安心できるともいえます。
また同サービスでは、2025年6月現在、公式LINE登録で手数料率が最大6,000円割引になるキャンペーンを実施中です。

「まずは手軽にファクタリングを試してみたい」とお考えの事業者様は検討されてはいかがでしょうか。

ペイトナーファクタリングの
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⑬ベストファクター

 

手数料率

2者間:5%~

3者間:2%~

審査時間 最短30分
入金スピード 最短24時間
買取可能額 30万円~1億円
契約形態 ・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社アレシア

 

「多少手間であっても、担当者と直接話して契約を決めたい」とお考えの事業者様には、面談を必須としているベストファクターを利用する、という選択肢があります。

運営元である株式会社アレシアは、東京都新宿区西新宿に本社を構えているため、都内であれば比較的容易にアクセスできるでしょう。
個人事業主も利用対象となってはいるものの、買取可能額は30万円~と定められているため、少額の売掛金を売却したい場合には利用できません。
また同社では、案件を受注した段階で注文書を現金化できる、「BESTPAY」とよばれるサービスも提供しています。

手数料率や買取可能額の条件は通常のファクタリングとは異なりますが、資金繰りの状況次第では注文書ファクタリングの活用を視野に入れてもよいでしょう。

ベストファクターの
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⑭PayToday

PayToday

 

手数料率 1%~9.5%
審査時間 最短30分
入金スピード 最短30分
買取可能額 10万円~
契約形態 2者間ファクタリング
対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 Dual Life Partners株式会社

 

PayTodayも、東京都内に事務所があるものの来所不要で、オンライン上での資金調達が叶うファクタリングサービスです。
対応している契約形態は2者間ファクタリングのみで、手数料率は1%~9.5%と上限・下限が定められていることから、非常にシンプルなサービスであることがわかります。

審査はAIによって行われており、回収できる確実性の高い売掛金を判断して買い取っているため、2者間ファクタリングであっても1%~という低手数料率を実現できているのです。
なお、同サービスの利用者は半数以上が中小企業の経営者で、次いで個人事業主・フリーランスが多いことがわかっています。

公式サイトには、様々な業種でのファクタリング活用事例が紹介されているため、自社と条件の近いケースがないか確認してみるとよいでしょう。

PayTodayの
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⑮ジャパンマネジメント

ジャパンマネジメント

 

手数料率 3%~
審査時間 最短即日
入金スピード 最短即日
買取可能額 20万円~5,000万円
契約形態

・2者間ファクタリング

・3者間ファクタリング

対象事業者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社ラインオフィスサービス

 

最後にご紹介するジャパンマネジメントは、東京都文京区本郷と、福岡県福岡市にオフィスを構えています。

利用に際し面談が必須となっていますが、来所あるいは担当者による訪問のほか、オンラインでの面談も可能なので、事業所のエリアに縛られることは基本的にないでしょう。
なお同サービスでは、建築工事関連会社からの相談がもっとも多く、2番目に多いのは運送会社だと公表されています。

そのため、これらの業界に向けたサービスの提供を強化しているようです。

建設業界・運送業界の事業者様は、他社で断られた場合でも、同サービスであれば利用できる可能性があります。
もちろん、そのほかの業界からの利用も可能です。

公式サイトには、幅広い業種および調達額での利用実績が豊富に掲載されています。

ジャパンマネジメントの
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ジャパンマネジメントの口コミ・評判はこちら

 

東京都でファクタリング会社を選ぶ際のポイント

本章では、ファクタリング会社を選定する際に、押さえておきたいポイントを紹介します。
自社にとって最適なファクタリング会社を選ぶためにも、最後まで確認してみてください。

資金を素早く調達できるか

資金調達を急いでいる事業者様は特に、ファクタリング会社の入金スピードは必ず確認しましょう。
今やほとんどのファクタリング会社が最短即日での入金を可能としていますが、同じ即日でも「最短2時間」と時間まで明示されている場合もあれば、単に「即日」としている場合など、表記は様々です。

また、土日・祝日の入金に対応している業者と、対応していない業者がいます。
ファクタリングを利用する際は、検討しているサービスが最短どのぐらいで入金してくれるのか、また土日は審査の受付や入金の対応をしているかまで確認しておくと良いでしょう。

手数料率は妥当か

ファクタリング会社が提示している手数料率も、忘れずに確認しましょう。

ファクタリングの手数料率は、2者間ファクタリングで8%~18%、3者間ファクタリングで2%~9%が相場とされています。

この相場から、かけ離れていない手数料率を提示している業者を選ぶと、適正価格でファクタリングを利用できるでしょう。
なお、ファクタリングの手数料率は、「適正価格の業者か」だけでなく「悪徳業者ではないか」を判断する指標の一つでもあります。

なぜなら、世の中には相場とかけ離れた高額な手数料を提示する、あるいはそもそも手数料率を明示しない悪徳業者が存在するためです。

このような悪徳業者は、利用者から不当に高い手数料を徴収するだけでなく、そもそも法律に違反している可能性があります。

ファクタリングは本来、売掛金を売買する取引ですが、ファクタリングをうたって金銭の貸付を行っており、賃金業の届けを出していないヤミ金業者が存在するのです。

ファクタリング会社をうたうヤミ金業者については、金融庁からも注意喚起が出ています。

このような悪徳業者とうっかり取り引きしてしまい、トラブルに巻き込まれることのないよう、ファクタリングを利用する際は、適切な手数料率をきちんと明示している優良業者を選ぶことが大切です。
参照元:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

オンライン契約に対応しているか

「とにかく、すぐに資金調達したい!」とお考えであれば、オンラインでの手続きに対応しているファクタリング会社をお選びください。
オンラインでやり取りを完結できるファクタリング会社であれば、事務所まで足を運ぶ手間を省くことができます。

また、ファクタリング会社の営業時間に縛られず、ご自身のタイミングでサービスに申し込める点もうれしいポイントです。

「スピードを重視している」「担当者と対面で相談できなくとも、特に問題ない」という事業者様は、オンライン対応のファクタリングサービスをご検討ください。

担当者の印象は良いか

対面でのやり取りを希望する場合や、オンライン対応のサービスであっても担当者との面談が必須となっている場合は、担当者の印象でサービスの利用を判断することをおすすめします。
なぜなら、担当者の態度はサービスの品質や信頼性に直結するためです。

特に資金調達は、自社の存続において非常に重要であるため、信頼できる業者とやり取りを進めたいものです。

担当者の態度やコミュニケーションに少しでも疑問を感じたら、別の業者を検討したほうがよいでしょう。

ホームページの内容は信頼できるか

ファクタリング会社を選ぶ際は、公式ホームページにも目を通しましょう。

以下のような内容が明記されていれば、信頼できるファクタリング会社だといえます。

【ファクタリング会社の信頼性を裏付ける情報】

  • 会社の所在地
  • 連絡先
  • 設立年月日
  • 代表者の名前
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約
  • 会社の登録番号(法人番号)

上記の内容が記載されていない、あるいはあいまいだと、悪徳業者の可能性も考えられます。

トラブルを防ぐため、上記の情報を参考に優良業者をきちんと見極めましょう

個人事業主は利用できるか

ファクタリング会社によっては、個人事業主では利用できない場合があります。

そのため、個人事業主がファクタリングの利用を考えているのであれば、利用対象者に個人事業主が含まれているかどうかをきちんと確認することも大切です。
なかには個人事業主やフリーランスの利用に特化しているサービスや、個人事業主の利用実績が豊富なサービスもあります。

個人事業主ならではの事情に寄り添って資金調達をサポートしてくれる可能性もあるため、業者選びの際はそのような点も基準にすることをおすすめします。

利用金額の希望条件を満たしているか

ファクタリングを利用する際は、ファクタリング会社の買取可能額も確認しておきましょう。
ファクタリング会社によって買取可能額は異なります。

たとえば、手元にある100,000円の売掛金を売却したい場合であっても、「200,000円から買取可能」としているファクタリング会社では対応してもらえません。

そのため、ファクタリング会社を選定する際に、売却したい売掛金の金額に対応しているファクタリング会社を選びましょう。

あるいは、そもそも買取可能額の上限・下限を設けていないファクタリング会社を選ぶという手もあります。

 

ファクタリングの種類

ファクタリングはいくつかの種類に分けられます。

代表的な分類としては、ファクタリングそのものの仕組みと、契約形態にそれぞれ違いがあります。

買取型ファクタリングと保証型ファクタリング

買取型ファクタリングとは、事業者の持っている売掛金をファクタリング会社に売却して現金化するサービスのことです。

本記事で紹介したファクタリング会社が行っているサービスは、いずれもこの買取型ファクタリングに該当します。
対し、売掛金が未回収になるリスクを回避する目的で利用されるのが、保証型ファクタリングです。

保証型ファクタリング

保証型ファクタリングはあらかじめ、ファクタリング会社に“保証料”とよばれる料金を支払うことで、売掛先の倒産など、万が一の事態が起きた際は売掛金の代金をファクタリング会社に保証してもらうことができるサービスです。
目的や仕組みなど、あらゆる要素が根本的に両者で異なることを覚えておきましょう。

2者間ファクタリングと3者間ファクタリング

2種類のファクタリング

上述した買取型ファクタリングには、その契約形態に“2者間ファクタリング”と“3者間ファクタリング”の2種類があります。
2者間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者間のみでやり取りが完結する方式です。

一方、3者間ファクタリングでは、利用者とファクタリング会社に加えて売掛先もやり取りに入ります。

具体的なフローの違いについては以下をご覧ください。


【2者間ファクタリングと3者間ファクタリングそれぞれのフロー】

2者間ファクタリング 3者間ファクタリング
ファクタリング会社に利用を申し込む
ファクタリング会社によって審査が行われる
審査に通過し、買取条件に問題がなければ契約を締結する 審査に通過し、買取条件に問題がなければ売掛先に連絡をとる
売掛先からファクタリング利用の承諾を得る
ファクタリング会社より、売掛金から手数料を引いた金額が振り込まれる
支払期日に売掛先から入金があったら、利用者はその金額をファクタリング会社に送金する 支払期日を迎えたら、売掛先がファクタリング会社に送金する


上記を見るとわかるように、3者間ファクタリングでは売掛先がやり取りに加わる分、フローも多くなります。

ただし、手数料率の面では3者間ファクタリングのほうがコストを抑えられる傾向にあり、相場は2者間ファクタリングで8%~18%、3者間ファクタリングで2%~9%とされています。
3者間ファクタリングが2者間ファクタリングより手数料が低くなる傾向にある理由は、3者間ファクタリングでは、ファクタリング会社が売掛先に売掛金の存在を直接確認できることから売掛金の未回収リスクが低くなるためです。
ただし3者間ファクタリングの場合、一般的に現金化までのスピードは2者間ファクタリングと比較し、遅くなります。
スピーディーな資金調達を希望するのであれば2者間ファクタリング、手数料をおさえたいのであれば3者間ファクタリングの利用を検討しましょう。

 

ファクタリングに向いている業種

ファクタリングは基本的に、業種を問わず利用できますが、そのなかでも特にファクタリングに向いている業種があります。

建設業

ファクタリングに向いており、実際に多くの事業者が利用している業種としては、建設業が挙げられます。

建設業は基本的に、ほかの業種よりも支払いサイトが非常に長く、資金不足に陥りやすい業種であるためです。
建設業の支払いサイトが長い理由は、工事完了後に代金が支払われるという業界の仕組みにあります。

工事は数か月から、長いものだと数年を要するので、それが完了するまで建設業者は代金を受け取れないのです。
そのような状況でも、ファクタリングを利用すれば支払期日を待たずとも資金調達できます。

調達した資金で人件費や材料費などをまかなうことで、新たな工事を請けることもできるでしょう。

支払いサイトが長い建設業にとって、ファクタリングは資金繰りを改善し、安定した収入を助けてくれる存在といえます。

製造業

製造業もまた、支払いサイトの長さゆえに資金繰りに難航する傾向にあり、ファクタリングに向いている業種といえます。
特に製造業の場合は、支払いサイトが2か月(60日)に設定されることが多いうえ、設備が故障した際の修理・買い替え費用など、イレギュラーな出費がかさむことがあります。

また、人件費や水道光熱費といった固定費も少なくありません。
ファクタリングを活用して、売掛金を早期に現金化できれば、イレギュラーな出費の対応や固定費の支払いにも対応し、資金繰りを改善できる可能性があります。

アパレル業

実は、アパレル業もファクタリングの利用に向いています。

アパレル業の場合は、品切れを防ぐため、またセール時期の売上を上げるために一定の在庫を確保しなければなりません。

しかし、その分仕入れ代金が発生するため、資金繰りに影響を与えてしまうのです。

一方で、アパレル業の商品は季節とトレンドという2つの環境によって商品が短期間で入れ替わるため、過剰に在庫を抱えてしまうというリスクも孕んでいます。
そこでファクタリングを利用すれば、目先の仕入れ代金を確保できます。

また、ファクタリング会社によっては在庫を買い取ってくれる“在庫ファクタリング”とよばれるサービスも取り扱っています。

これらのサービスを適切に活用すれば、過剰在庫も現金化できるでしょう。

卸売業

卸売業も、アパレル業と同様に仕入れ代金が資金繰りを圧迫する傾向にあります。

そのようなときも、ファクタリングを利用することで仕入れた商品の売掛金を現金化し、資金繰りを改善できます。
さらに、そこで調達した資金を、商品の広告宣伝費や新商品の開発費にまわすことも可能です。

 

ファクタリングを利用する際の注意点

最後に、ファクタリングを利用するにあたって注意したい4つのポイントをお伝えします。

トラブルを起こさず、スムーズに資金調達するためにも、以下のポイントをご確認ください。

売掛先の信用力次第では利用できない

ファクタリング会社には、どのような売掛金でも売却できるわけではありません。
売掛先の信用力が低いと、審査に落ちてしまい、買い取ってもらえない可能性も十分にあります。

なぜなら、ファクタリングの審査はサービスを利用する事業者よりも、売掛先の信用力が重視される傾向にあるためです。

具体的には、売掛先の経営状態が悪化していると「売掛金を回収できない」と判断され、審査に落ちる可能性があります。

また、自社と売掛先の取引実績が少ない場合や、売掛先が個人事業主である場合も同様です。
ファクタリングを利用する際は、可能な限り信用力の高い売掛先の売掛金を選びましょう

2者間ファクタリングでは、利用者が売掛金をファクタリング会社へ送金する

先述の通り、2者間ファクタリングを利用する場合は、売掛先から入金があった際に利用者がファクタリング会社に送金する必要があります。

これを「手間だ」と感じられるのであれば、デメリットとなるでしょう。
また、ファクタリング会社に売掛金を支払う際は、基本的に分割払いは行えません。

一括払いが原則ですので、その点にもご注意ください。

3者間ファクタリングでは、売掛先から承諾を得る必要がある

上記では2者間ファクタリングを利用する際の注意点をお伝えしましたが、3者間ファクタリングにも注意点は存在します。

3者間ファクタリングの場合は、売掛先がファクタリング会社に送金してくれますが、そのためには「ファクタリングを利用する」という旨を売掛先に伝えたうえでファクタリングを利用する承諾を得なければなりません
なぜ、これが注意点になるのかというと、状況によっては3者間ファクタリングの利用が売掛先との関係に影響を与える可能性もあるためです。

売掛先から「ファクタリングを利用しなければならないほどの状況ということは、資金繰りで問題が発生しているのか……」と、自社に対しマイナスイメージを抱かれることが考えられます。

結果、今後の取引を見直されるおそれもゼロではありません。
ただし3者間ファクタリングは、この点さえクリアできれば、自社でファクタリング会社に送金する手間を削減し、さらに手数料を抑えてファクタリングを利用できます。

2者間ファクタリングと3者間ファクタリング、それぞれのメリット・デメリットを考えて、利用すべきはどちらか? を検討しましょう。

二重譲渡は詐欺罪に問われる

ファクタリングを利用する際は、“二重譲渡”とよばれる犯罪行為に該当しないよう、十分にお気を付けください。
ファクタリングにおける二重譲渡とは、特定の売掛金を売却する契約を、複数のファクタリング会社と締結することを指します。

たとえ複数のファクタリング会社と契約を結んだとしても、その売掛金は一つしか存在しないため、必ずいずれかのファクタリング会社は売掛金を受け取れないことになってしまいます。

そうなると、詐欺罪や横領罪に問われることとなるため、ファクタリングを利用する際は二重譲渡をしてしまうことのないように注意しましょう。

 

東京都で資金調達するならファクタリングがおすすめ

以上、東京都でおすすめのファクタリング会社15社を紹介しました。

東京都には多くのファクタリング会社が存在するため、オンライン完結のサービスだけでなく、「事務所に訪問して、担当者に直接相談する」という方法でも利用できます。

本記事で紹介した業者から、ぜひ貴社に合うファクタリング会社をお探しください。

なお、資金調達ニュース.comでは、ファクタリングの利用に際して役に立つ様々な情報を紹介しております。

「ファクタリングが初めてで不安…」「事前に知識をつけてからサービスを使いたい」とお考えの事業者様は、ほかの記事もご覧ください。

 

ファクタリングに関するよくある質問

Q.ファクタリングの審査に通らない理由はなんですか?

ファクタリングの審査は売掛先の信用力が重視されるため、売掛先が個人である場合や設立して間もない法人の場合、審査に通りにくくなる傾向があります。
また、支払期日が遠い売掛金や二重譲渡の疑いがある売掛金も同様に審査に通りにくいです。
共通してファクタリング会社にとって未回収のリスクが高まる売掛金の場合、審査に通りにくくなります。

Q.ファクタリングの入金スピードはどれぐらいですか?

ファクタリング会社によっては最短即日で入金してくれる会社も存在します。
最短即日で入金対応可能なファクタリング会社については下記を参考にしてください。
参考:即日での入金に対応しているファクタリング会社29選

Q.即日で入金してもらうにはどうしたらいいですか?

提出書類に不備がないよう、提出が必須となる書類に関しては余裕を持って準備しておくことが大切です。
また午前中に申し込みが完了すれば、ファクタリング会社の入金対応が銀行の営業時間内となりやすく即日に着金する可能性が高くなります。

Q.ファクタリング利用中に他社を利用することはできますか?

可能です。
ただし他社利用中の売掛金を売却することは出来ませんので、既に利用している売掛金とは別の売掛金が売却の対象となります。

Q.土日や祝日でも対応してくれるファクタリング会社ありますか?

土日・祝日問わず利用できるファクタリング会社も存在します。
土日・祝日でも利用可能なファクタリング会社については下記を参考にしてください。
参考:土日・祝日でも対応しているファクタリング会社16選

運営者情報

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    特徴 ・女性オペレーターが対応する女性専用のプランがある
    ・平日14時までのお申し込みで即日振込が可能

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  • フタバ株式会社

    実施年率 14.96%~17.95%
    限度額 10万円~50万円
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    収入証明書 借入額が50万円を超える場合に必要
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    実施年率 3.0%~18.0%
    限度額 1万円~800万円
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