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ヒアリングなしで利用できるファクタリング会社9選!メリットや注意点も

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ヒアリングなしで利用できるファクタリング会社9選!メリットや注意点も

売掛金を支払期日よりも前に現金化できるファクタリングは、ヒアリングを必要とせず利用できるサービスもあります。
ヒアリングの時間が手間だと感じている方や、ヒアリングされることに不安を感じている方でも、仕組みをきちんと理解しておけば安心して資金調達することが可能です。

そこで本記事では、ヒアリングなしでも利用できるファクタリング会社を紹介するとともに、ヒアリングなしのサービスを利用するメリットや注意点も解説します。
詳細について知りたい方は、ぜひ本記事をご参照ください。

目次

ファクタリングには基本的にヒアリングが必要?

一般的に多くのファクタリング会社は、審査の過程で利用者に対して対面や電話、オンラインでのヒアリングを行います。
まずはファクタリング会社がヒアリングを実施する理由と、法的な位置づけを確認しておきましょう。

ヒアリングが実施される理由

ファクタリング会社がヒアリングを実施する理由は、売掛金の未回収リスクを避けるためです。
支払期日到来前の売掛金を買い取るファクタリング会社は、基本的にその売掛金が回収可能と判断すれば契約を結び、適切な手数料を決めて契約時の条件を設定します。
万が一、経営状況が悪化している売掛先の売掛金を買い取った場合、ファクタリング会社にはその売掛金が未回収となるリスクが伴います。
そこで、ファクタリング会社は利用者や売掛先の経営状況をより詳しく把握しようとしてヒアリングを行っているのです。
したがって、ファクタリング会社からヒアリングを求められた場合は、利用者の経営状況や売掛先との取引状況などをきちんと説明できるように準備しておく必要があります。

ヒアリングは法律的に必須ではない?

ファクタリングは“民法上”の契約となり、ファクタリング会社と利用者の相互が承諾の意思表示を行えばヒアリングを行わずとも契約が可能です。
ヒアリングはファクタリング会社が審査の精度を上げる目的で行う任意の手続きであることから、実施するかどうかはファクタリング会社の判断に委ねられます。
とはいえ、一定の審査基準を満たさなければ契約ができない点はすべてのファクタリング会社に共通しているので、審査自体は必ず行われる点には留意が必要です。

 

ファクタリングのヒアリングで確認される内容

ファクタリング会社が行うヒアリングでは、主に以下の内容が確認されます。
【ファクタリング会社のヒアリングで確認される内容】

  • ファクタリングを利用する目的
  • 利用者の事業内容
  • 売掛先の情報
  • 売掛先との取引内容
  • 売掛先との関係性
  • ファクタリングの利用履歴
  • 売掛金の金額と支払期日

上記の通り、ファクタリング会社のヒアリングでは、利用する目的や事業内容、売掛先の情報といった提出書類に付随する情報が確認されます。

 

先述したようにヒアリングは、利用者および売掛先の状況をより詳しく把握するために行われる審査工程の一つです。

提出した書類に不備や不明瞭な情報がある場合には、通常ヒアリングなしで契約できるファクタリング会社であっても、ヒアリングを求められるケースがあります。
もし、ファクタリング会社から求められたヒアリングに応じずにいた場合、「審査に関わる懸念事項を隠しているのではないか」と疑われる可能性があります。
ファクタリングによる資金調達を確実に行いたい利用者は、速やかにヒアリングに応じるのが賢明です。
なお、ヒアリングの内容は利用するファクタリング会社によってそれぞれ異なります。

 

ヒアリングなしでファクタリングを利用するメリット

ファクタリング会社は、利用者と売掛先の状況を正確に把握する目的でヒアリングを行うことが多いといわれている一方、ヒアリング不要で利用できる会社もあります。
ここからは、ヒアリングを必要としないファクタリングの利用にはどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

メリット①スピーディーに資金を調達できる

ヒアリングが不要なファクタリング会社を利用すれば、迅速に資金調達できる可能性が高くなります。
ヒアリングが求められる場合、書類の提出に加えてファクタリング会社の担当者とやりとりする必要があります。
しかし、一刻も早く資金を調達しなければならない状況では、時間がかかる工程は避けたいところです。

このような場合にヒアリング不要のファクタリング会社を利用すれば、提出した書類のみで審査が行われるため、スピーディーな資金調達が可能になります。
したがって、スケジュール調整が困難な場合や、できるだけ早く資金を調達したい場合には、ヒアリングを必要としないファクタリング会社を利用するのがおすすめです。

メリット②契約までの労力やコストを抑えられる

ヒアリングが不要のファクタリング会社を利用する際には、準備にかかる手間や費用を抑えられるという利点があります。
ヒアリングに対応するにはスケジュール調整が必要であることから、場合によっては本業(コア業務)を圧迫する可能性があります。
さらに、ファクタリング会社の事務所でヒアリングが行われる場合は交通費も必要となるため、資金繰りに悩む利用者にとっては負担となるでしょう。

ヒアリングを必要としないファクタリング会社であれば、このような手間やコストをかけずに資金調達を進められるのです。

メリット③人と会話する必要がない

ヒアリングを必要としないファクタリング会社を利用する際は、担当者との面談や電話を行わないので、会話が苦手な方にとっては安心して利用できるでしょう。
ヒアリングでは提出した書類をもとに、より細かな内容確認が行われるため、担当者からの質問を想定しながら適切な回答を用意しておく必要があります。
また、利用者の話し方や態度も審査の判断材料にされる場合もあるといわれています。

書面上の不備がないにもかかわらず、コミュニケーション能力の不足を理由に資金調達が叶わないという事態は避けたいところです。
このような場合に、ヒアリングが不要のファクタリング会社を利用すれば、会話で判定されるリスクを回避して資金の調達が可能になります。

 

ヒアリングなしでファクタリング会社を利用するデメリット

ヒアリングを行わないファクタリングはスピーディーかつ少ない労力での資金調達が可能です。

しかし、前述した様々なメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

デメリット①ファクタリング会社から不審に思われる可能性がある

ヒアリングを避けようとした場合、ファクタリング会社に不信感を抱かせる要因になるでしょう。
買い取りを希望する売掛金が少額である場合や、審査にAIを導入しているファクタリング会社の場合はヒアリングが不要であるケースがあります。
しかし、売掛金の内容や売掛先について確認事項があれば、ヒアリングを求められる可能性があります。

このときヒアリングに応じずにいたら、何か問題を隠しているのではないかと疑われてしまい、利用を断られるかもしれません。
万が一ヒアリングに応じるのが難しく、それでも早急な資金調達が必要な場合は、ファクタリングを申し込む段階でその旨を伝えてください。

ファクタリング会社によっては、利用者の状況を考慮して柔軟に対応してもらえる可能性があります。

デメリット②高額のファクタリングが難しい傾向がある

ヒアリングを行わない場合、高額のファクタリングを行うのは難しい傾向にあります。
高額な売掛金の買い取りは、ファクタリング会社にとって未回収だった際のリスクが大きくなるため、慎重な判断を下さなくてはなりません。
したがって、提出書類のみで売掛先の信用力を見極めるのが難しい場合は、ヒアリングを求められたり、契約を断られたりする可能性があります。
買い取りを希望する売掛金が高額である場合は、ファクタリング会社のヒアリングを前提とした審査を受けるのがよいでしょう。

デメリット③プラスの評価を受ける機会を失う

ファクタリング会社の審査を有利に運ぶ機会が失われることも、ヒアリングを行わないファクタリングサービスを利用する場合に考えられるデメリットの一つです。
ファクタリングの審査は、ヒアリングの内容が決め手となって通過できるケースがあります。

書面上の情報のみで契約の可否を判断するのが難しい場合でも、ヒアリングの際に事業への意欲や将来性をアピールできれば、プラスの評価が得られる可能性があるのです。
そのため、すべてのヒアリングが利用者にとって不利にはたらくわけではありません。

資金繰りが厳しく、ファクタリングを確実に行いたいと考えている利用者は、ヒアリングを実施しているファクタリング会社に申し込むのがよいでしょう。

 

ヒアリングなしで利用できるファクタリングサービス・会社

ここからは、原則ヒアリングなしで利用できる9つのファクタリングサービス・会社を紹介します。
なお、一般的にヒアリングなしの契約は、売掛先の承諾が不要の2者間ファクタリングに限られます

3者間ファクタリングの場合は、契約前に利用者の事業内容や売掛金の状況、売掛先の信用状況などを確認するために、ヒアリングを実施することが一般的です。
また、ヒアリングなしのファクタリング会社を利用した場合でも、ヒアリングを求められることがある点は留意しましょう。

①ファクトル(FACTOR⁺U)

ファクトル

 

手数料率 1.5%~
審査時間 最短10分
入金スピード 最短40分
買取可能額 1万円~
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

 

ファクトルは、一般社団法人日本中小企業金融サポート機構が運営しているオンラインファクタリングサービスです。

ヒアリングを必要とせず、オンライン上ですべての手続きを完結できます。
ファクトルは最短10分の審査と、最短40分での入金を可能としているため、迅速な資金調達を行いたい利用者におすすめです。
また、買取可能額も1万円~上限なしと幅広く、様々な額の売掛金に対応しています。

審査に必要な書類は原則として、口座の入出金履歴(直近3か月分)と売掛金に関する書類の2点です。
関東財務局長及び関東経済産業局長から「経営革新等支援機関」に認定されている一般社団法人が運営しているため、初めてファクタリングを利用するという方も安心して利用することができます。

ファクトルの公式サイトを見るファクトルの口コミ・評判はこちら

②ビートレーディング

ビートレーディング

 

手数料率 2者間:4%~12%3者間:2%~9%
審査時間 最短30分
入金スピード 最短2時間
買取可能額 下限上限なし
契約形態

・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング

対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社ビートレーディング

 

2012年創業のビートレーディングは、日本におけるファクタリング業界のパイオニアとして知られる老舗のファクタリング会社です。
希望があれば対面でのやり取りも実施している一方、同社の会員用のポータルサイトからオンライン上でファクタリングの手続きを完結でき、審査に必要な書類の提出に加えて、審査状況や契約内容といった情報をリアルタイムで確認可能です。
審査に必要な書類は口座の入出金明細(直近2か月分)と、契約書や発注書など売掛金に関する資料の2点のみなので、申し込みにかかる手間も抑えられます。

ビートレーディングに
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ビートレーディングの口コミ・評判はこちら

③みんなのファクタリング

 

手数料率 非公開
審査時間 最短30分
入金スピード 最短1時間
買取可能額 (初回利用時)~50万円
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社チェンジ

 

みんなのファクタリングは、独自のAI技術を用いた完全オンライン型のファクタリングサービスです。

登録から契約まで、すべての手続きをオンライン上で完結できます。
土日や祝日の契約・入金にも対応しているため、平日に本業(コア業務)を圧迫したくない場合や、緊急に現金が必要となった場合など、利用者の状況に合わせた柔軟な利用が可能です。
このほか、審査時間が最短30分、入金スピードも最短1時間と、資金を調達する速度にも優れています。

また、少額の売掛金の買い取り実績もあるので、個人事業主の方にもおすすめです。

みんなのファクタリングの
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みんなのファクタリングの口コミ・評判はこちら

④ラボル

labol(ラボル)

 

手数料率 10%
審査時間 最短30分
入金スピード 最短30分
買取可能額 1万円~
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社ラボル

 

個人事業主向けのファクタリングサービスであるラボルも、ヒアリング不要で利用できるファクタリング会社の一つです。

申し込みから入金までのスピードに優れているほか、土日や祝日の入金にも柔軟に対応してもらえます。
個人事業主は、事業資金と個人の生活費を区別せず、ひとまとめに管理するケースが珍しくないため、連休中に資金繰りでお困りの場合でも、心強い味方となってくれることでしょう。
また、売掛金の下限が1万円に設定されているので、「少額だから買い取ってもらえるかわからない……」と不安に感じている方にもおすすめのファクタリング会社です。

ラボルの
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ラボルの口コミ・評判はこちら

⑤PayToday(ペイトゥデイ)

PayToday

 

手数料率 1%~9.5%
審査時間 最短30分
入金スピード 最短30分
買取可能額 10万円~上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 Dual Life Partners株式会社

 

現金化までのスピードを特に重視したい利用者には、Dual Life Partners株式会社が運営するPayTodayがおすすめです。

AIによる審査を導入したヒアリング不要のファクタリングサービスで、審査と入金スピードがともに最短30分となっているため、迅速に資金を調達できます。
また、本サービスはベンチャー企業やスタートアップ、地方の中小企業や個人事業主、フリーランスとの取引に注力しているのが特徴です。

利用者の必要に応じて面談も行えるので、状況に合わせた柔軟な対応にも期待できます。

PayTodayの
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⑥QuQuMo(ククモ)

QuQuMo(ククモ)

 

手数料率 1%~
審査時間 最短30分
入金スピード 最短2時間
買取可能額 下限上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 株式会社アクティブサポート

 

株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型のQuQuMoも、ヒアリングなしで利用できるファクタリングサービスの一つです。

必要書類が揃っていれば申し込みから入金まで最短2時間で完了するうえに、買取可能額に下限および上限が設定されていません。
また、手数料が高くなりやすいといわれている2者間ファクタリングであるにもかかわらず、同サービスは1%~と低率に設定されています。
業界を問わず、数百万円~数千万円の様々な取引実績があり、PCだけではなくスマートフォンからの契約も可能なファクタリングサービスです。

QuQuMoの
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QuQuMoの口コミ・評判はこちら

⑦ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

 

手数料率 10%~
審査時間 最短10分
入金スピード 最短10分
買取可能額 ~100万円
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 ペイトナー株式会社

 

ペイトナーファクタリングは、100万円までの少額の売掛金をお持ちの個人事業主におすすめのサービスです。
オンライン上ですべての手続きを完結できるうえ、審査から入金まで最短10分で完了します。

審査結果の通知と入金が同時に行われるため、審査後の待ち時間もなく、スムーズな資金調達が可能です。
そのほか、売掛先が法人ではなく個人の場合でも利用できるのが、特徴です。

初回以降の利用時には、請求書の提出のみで手続きが可能となるので、個人事業主にとっては、いざというときの心強い味方になるでしょう。

ペイトナーファクタリングの
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⑧FREENANCE

フリーナンス

 

手数料率 3~10%
審査時間 最短即日
入金スピード 最短即日
買取可能額 1万円~上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社

 

個人事業主・フリーランスとして活動している方には、GMOクリエイターズネットワーク株式会社のFREENANCEの利用がおすすめです。オンライン上の手続きのみで契約できるほか、売掛金の買取可能額の下限が1万円に設定されているのも使いやすい点の一つです。
少額の資金繰りに困った場合でも、柔軟に対応してもらえるファクタリングサービスとなっています。
また、ヒアリングなしの契約も可能ですが、利用者の必要に応じてサービスの概要や利用上の注意点に関する相談をできるため、はじめて利用する方でも安心です。

フリーナンス即日払いの
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⑨OLTA(オルタ)

ALTA(オルタ)

 

手数料率 2%~9%
審査時間 1営業日以内
入金スピード 最短即日
買取可能額 下限上限なし
契約形態 2者間ファクタリング
対象利用者 個人事業主・法人
運営会社 OLTA株式会社

 

OLTAはAIによる審査を行うファクタリングサービスで、申し込みから入金まで、最短即日での対応が可能となっています。

完全オンライン型のサービスで、担当者とのやりとりも不要です。また、売掛金の部分買い取りも行っているため、必要な金額分のみを調達したい場合でも柔軟に対応してもらえます。

手数料率も2~9%と比較的低めに設定されているので、コストを抑えて資金を調達したい利用者にもおすすめのファクタリング会社です。
ただし、本サービスを利用できるのは開業4か月以上の利用者となる点に留意しておきましょう。

OLTAの
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ヒアリングなしでファクタリングを利用する際の注意点

ヒアリングなしでファクタリングを申し込む際は、先述したメリット・デメリットを理解するとともに、以下の注意点も押さえておくことも重要です。

審査が不要なわけではない

ファクタリングはヒアリング不要で利用できる場合もありますが、審査が不要になるわけではない点に注意しましょう。

ヒアリングは、利用者から提出された書類の情報をより詳しく確認する目的で、ファクタリング会社が行う任意の手続きです。
つまり、審査は書類の情報をもとに必ず行われるもので、ヒアリングはあくまでもそれを補完する手段に過ぎないというわけです。
そのため、ファクタリング会社を利用する際にヒアリングが不要でも、審査自体を省略できるわけではないことを理解しておかなければなりません。
また、ヒアリングがないからといって審査が通りやすくなるわけではないので、柔軟な対応を望む利用者にとってはむしろ不利にはたらく可能性があります。

AIによる機械的な審査が行われることがある

ヒアリングが行われない審査では、利用者の現況に配慮した柔軟な対応が難しいかもしれません。
ヒアリングなしで利用できるファクタリング会社のなかには、審査にAIを活用しているケースがあります。

AIによる迅速な審査は、申し込みから入金までの手続きを円滑に進められる一方で、利用者の情報が審査基準から少しでも外れていると判断されれば基本的に審査は通りません。
その反面、ヒアリングを行えば書類では審査基準を満たしていなくても、利用者が自社の状況を正確に伝えれば審査を通過でき、最適な契約条件を引き出すことも可能です。

AIの機械的な審査に不安を感じる利用者は、ヒアリングを受けるのが良案です。

悪徳業者・違法業者の可能性がある

ファクタリング会社のなかには、悪徳もしくは違法な経営が行われているケースも存在します。

スピーディーな契約を望む場合や審査に不安がある場合は、ヒアリングが不要であることを謳うファクタリング会社が魅力的に見えるかもしれません。
ただし、悪徳なファクタリング会社は法外な手数料を設定していることが少なくないうえに、ファクタリング会社を装って違法な貸し付けを行う闇金業者も確認されています。

ヒアリングなしでファクタリングを行う際は、利用する会社の評判や契約内容を確認し、安全かどうかをきちんと判断することが重要です。

 

ヒアリングなしのファクタリングに関するよくある質問

最後に、ヒアリングが不要のファクタリングに関して寄せられたよくある質問にお答えします。

ヒアリングなしで本当に審査が通るのですか?

ファクタリングの審査は、ヒアリングを行わない場合でも通過できる場合があります。
ヒアリングは、ファクタリング会社が審査の精度を上げるために行う任意の手続きです。

利用者が提出した書類の情報に問題がない場合や、ファクタリングを希望する売掛金が少額である場合は、契約できる可能性が高いとされています。

ヒアリングなしだと、ファクタリングの審査難易度は上がりますか?

ファクタリング会社の審査の難易度は、ヒアリングの有無によって変動する可能性があります。
たとえば、ファクタリング会社からヒアリングを求められたにもかかわらず、それに応じずにいる場合、利用者に何か問題があるのではないかと疑われるかもしれません。
また、AI審査を行うファクタリング会社を利用する場合は、利用者の情報が審査基準に少しでも満たなければ契約を断られてしまう可能性が高いです。
ヒアリングがないファクタリングの審査には、利用者がプラスの評価を得られる機会がないため、通常よりも難易度が上がるといえるでしょう。

ヒアリングなしだと、ファクタリングの手数料は高くなりますか?

ヒアリングがないファクタリングは、一般的なファクタリングよりも手数料が高くなる可能性があります。
ヒアリングは、利用者の詳しい状況を把握することで審査の精度を上げる手続きの一つです。

利用者から提出された書類の情報のみで契約を進める場合、売掛金の未回収リスクが上がるため、手数料が高くなる傾向にあるといわれています。
なお、AIが審査を行うヒアリング不要のファクタリング会社は、人件費を抑えて運営しているので、手数料が安い傾向にあります。

 

ヒアリングなしでも利用できるファクタリング会社は多数存在する!

今回は、ヒアリングなしでも利用できるファクタリング会社を、メリットや注意点とともに解説しました。

ヒアリングは、ファクタリング会社が審査の一環で任意に行う手続きの一つです。

実施されるのが一般的ではあるものの、なかにはヒアリングがなくても契約できるファクタリング会社も存在します。

しかし、ヒアリングがないからといって審査が不要になるわけではない点に注意しましょう。

資金調達ニュース.comでは、今回ご紹介したファクタリング会社以外の情報も多数掲載しています。

資金調達に向けてファクタリング会社をより詳しく知りたい利用者は、ぜひ当サイトのほかの記事もご覧ください。

この記事の執筆者:資金調達ニュース編集部

資金調達ニュースは経営者様の資金調達に関するお悩みを解決するために
「ファクタリング」などの資金調達に関する情報やノウハウを提供する
資金調達情報サイトです。
資金調達ニュース編集部ではこれまでに100本以上のハウツー記事をお届けしております。
資金調達でお悩みの経営者様のお役に立てますと幸いです。

保有資格:宅地建物取引士・日商簿記検定2級・ファイナンシャル・プランナー2級

ファクタリングに関するよくある質問

Q.ファクタリングの審査に通らない理由はなんですか?

ファクタリングの審査は売掛先の信用力が重視されるため、売掛先が個人である場合や設立して間もない法人の場合、審査に通りにくくなる傾向があります。
また、支払期日が遠い売掛金や二重譲渡の疑いがある売掛金も同様に審査に通りにくいです。
共通してファクタリング会社にとって未回収のリスクが高まる売掛金の場合、審査に通りにくくなります。

Q.ファクタリングの入金スピードはどれぐらいですか?

ファクタリング会社によっては最短即日で入金してくれる会社も存在します。
最短即日で入金対応可能なファクタリング会社については下記を参考にしてください。
参考:即日での入金に対応しているファクタリング会社29選

Q.即日で入金してもらうにはどうしたらいいですか?

提出書類に不備がないよう、提出が必須となる書類に関しては余裕を持って準備しておくことが大切です。
また午前中に申し込みが完了すれば、ファクタリング会社の入金対応が銀行の営業時間内となりやすく即日に着金する可能性が高くなります。

Q.ファクタリング利用中に他社を利用することはできますか?

可能です。
ただし他社利用中の売掛金を売却することは出来ませんので、既に利用している売掛金とは別の売掛金が売却の対象となります。

Q.土日や祝日でも対応してくれるファクタリング会社ありますか?

土日・祝日問わず利用できるファクタリング会社も存在します。
土日・祝日でも利用可能なファクタリング会社については下記を参考にしてください。
参考:土日・祝日でも対応しているファクタリング会社16選

運営者情報

当サイト資金調達ニュース.comは、金融専門用語の解説や、事業者様の資金繰りに関するお悩み解決をサポートすることを目的に、運営を行っています。当サイト内での情報提供にあたっては、法務省や国税庁等の公的サイトや、各金融事業者が公式に発表している内容に準じて作成したコンテンツを使用しています。

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    限度額 10万円~50万円
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