当サイト資金調達ニュース.comは、金融専門用語の解説や、事業者様の資金繰りに関するお悩み解決をサポートすることを目的に、運営を行っています。当サイト内での情報提供にあたっては、法務省や国税庁等の公的サイトや、各金融事業者が公式に発表している内容に準じて作成したコンテンツを使用しています。
カードローンで銀行口座の開設が不要な業者はある?

銀行が提供している銀行カードローンを利用するには、通常は銀行口座を開設する必要があります。
しかし、銀行カードローンであっても口座開設が不要なケースがあるのをご存知でしょうか。
それはどのようなカードローンなのか、また口座の開設が必要なカードローンと不要なカードローンそれぞれのメリットやデメリットなどについて解説します。
目次
カードローンの利用には口座開設が不可欠?
銀行カードローンを利用するときは、その銀行に普通預金口座などの口座開設が必要とされているのが一般的です。銀行カードローンを申し込もうとしてWebサイトなどを見ると、よくその旨のことが説明されています。
しかし、一部の銀行では口座開設が不要なカードローンを用意しています。また、銀行以外の消費者金融のカードローンの場合はもともと口座開設が不要です。
口座開設が不要のカードローンのメリット
口座開設が不要のカードローンにはどんなメリットがあるのかを見てみましょう。
口座開設の手間がかからない
口座開設が必須の銀行カードローンの場合、カードローンの利用を目的に契約をしようとすると、口座開設とカードローンの申し込みという2つの手続きをしなければなりません。
すでに口座を作っているのなら別ですが、新たに開設するとなると手間がかかり、口座開設まで1~2週間待たされることもあります。
しかし口座開設が不要なら手続きはカードローン申し込みだけで完了します。口座開設のために銀行窓口に足を運んだり、書類を用意して提出したりする手間も省けます。
最近は書類の郵送も必要なく、スマホで本人確認書類をアップロードすれば審査結果が通知され、カードが郵送されてくるというサービスも一般的になっています。
さらにカードが発行されるまでのスピードも早くなるのもメリットです。
とくに消費者金融カードローンなら即日の発行・融資も可能です。
カードを2枚管理する必要がない
ローン専用カードが発行される場合は、銀行のキャッシュカードと併せて2枚管理することになり面倒です。
これも口座不要の場合は、ローン専用カードを1枚持つだけでOKとなります。ほとんどの人がすでにほかの銀行に口座を持っていてキャッシュカードを使っているはずなので、カードローンを利用するだけのためにわざわざ新しい銀行のキャッシュカードを持つのは煩わしいと感じることもあるでしょう。
ただし、銀行カードローンでは、すでに持っているキャッシュカードにカードローン機能を持たせられることもあります。
この場合、新たにローンカードを持つ必要がなく、管理の煩わしさもありません。
通帳に履歴が残らない
口座が不要の場合、通帳に借り入れや返済の履歴が残らないのもメリットといえます。
口座が必要な場合は通帳に借り入れと返済の内容が記録されます。しかし、口座がなければそもそも銀行通帳も持つこともありません。
通帳を家族に見られて借金の内容を知られたくないという場合は助かります。
なお、口座不要のカードローンでは残金や借り入れ可能額はATMを使用した際の明細書で、返済履歴などはWebサイトで確認できるのが一般的です。
口座開設が不要のカードローンのデメリット
続いて、口座不要のカードローンのデメリットもいくつか挙げてみます。
返済方法が限られる
銀行口座を開設している場合は、返済は銀行ATM、コンビニATMから行えるほか、開設口座からの自動引き落とし(口座振替)、ほかの銀行からの振込などから選ぶことが可能です。またATMや口座からの自動引き落としは手数料もかからないのが一般的です。
口座不要のカードローンの場合も、これらの返済方法が利用できるケースもありますが、基本的に返済はATMが中心です。
ATMは自由なタイミングで返済できるというメリットもありますが、自分で足を運ばなければならないことや、うっかり返済日を忘れてしまう可能性があることをデメリットと感じる人も多いでしょう。
ローン専用カードを別に持つ必要がある
キャッシュカードと一体型の銀行カードローンと比べた場合ですが、新たにローン専用カードを持つことの煩わしさがあります。
キャッシュカードとローンカードが1枚にまとまっていれば、それが一番シンプルで使いやすいと考える人もいるでしょう。
口座開設が不要・必要どちらのカードローンを選ぶべきか
上記のメリット・デメリットを含め、口座開設が不要なカードローンと必要なカードローンの特徴をあらためて整理すると以下のようになります。
口座開設が不要なカードローン
- 口座開設不要のカードローンの方が融資実行は早い
- 消費者金融カードローンはさらに即日融資も可能
- 申し込みの手間が少ない
- スマホで申し込みができることも多い
口座開設が必要なカードローン
- そもそも口座開設が不要な銀行カードローンはあまり多くない
- すでに銀行口座を持っている銀行にカードローンを申し込むなら、融資は早い(最短翌営業日に融資)
- 開設している口座からの自動引き落としが利用できて支払いがラク
- キャッシュカードとカードローンのどちらにも使えるカードを持っていれば便利に使える(キャッシュカードと一体型の銀行カードローンの場合)
これらを考え合わせた上で、自分にとって都合の良い方を選択してみてはいかがでしょうか。
カードローンでは口座開設不要なケースが多い
銀行カードローンは銀行口座の開設が必要なケースが多いですが、一部の銀行や消費者金融なら口座開設は不要です。
口座開設が必要・不要どちらのカードローンを選ぶべきかは、状況に合わせて選択すると良いでしょう。
運営者情報
おすすめの資金調達企業
合わせて読みたい記事
-
カードローンの借り入れ履歴と信用情報の関係
消費者金融や銀行のカードローンで借り入れをすると、個人の信用情報にその履歴が記録されるといわれています。 その記録が住宅ローンを借りるときに影響する可能性はあるのか、カードローンの借り入れ履歴と信用情...
-
カードローンの危険性とは?利用しない方が良いケースについて解説
限度額内であればカードを使って何度でもお金を借りられるカードローン。 利便性が高い一方で、つい頼りすぎて借金がかさんでいってしまうなどの危険性も潜んでいます。 カードローンの危険性を具体的に説明し、利...
-
無利息で融資を受けられるって本当? カードローン活用術
融資には利息が付きものです。銀行であろうと消費者金融であろうと、お金を貸し付けた際には、貸付金額に金利を上乗せした額を回収します。 それが金融機関にとっての収益となります。 しかし現在では「無利息期間...
おすすめの資金調達企業
-
日本中小企業金融サポート機構
手数料 1.5%~ 対応スピード 最短3時間~ 取り扱いサービス 2者間・3者間ファクタリング
営業時間 9:30~18:00 必要書類 売掛金の入金が確認出来る通帳のコピー3ヵ月分(表紙付)
売掛金に関する資料(請求書・契約書など)特徴 ・一般社団法人だから実現した低手数料1.5%~
・最短30分審査&最短3時間で入金
・買取金額の下限・上限なし
-
株式会社ビートレーディング
手数料 2者間4%~12%、
3者間2%~9%対応スピード 最短2時間 取り扱いサービス 2者間・3者間ファクタリング
注文書ファクタリング
介護・診療報酬ファクタリング
営業時間 9:30~18:00
必要書類 ・通帳のコピー(表紙付き、直近2か月分)
・売掛金に関する資料(請求書、契約書など)特徴 ・全国各地58,000社以上の豊富な 買取実績
・入金まで最短2時間
・専任女性オペレーター制度導入
-
MentorCapital
手数料 2者間 10%~不明
3者間 3%~不明対応スピード 最短即日 取り扱いサービス 2者間
3者間営業時間 9:30~18:30(平日) 必要書類 ・入出金明細(表紙付き、直近3か月分)
・売掛金に関する資料(請求書、契約書など)特徴 ・幅広い業種に対応可能
・赤字決済、債務超過などにも柔軟対応
-
株式会社セントラル
実施年率 4.80%~18.0% 限度額 300万円 融資スピード 最短即日 収入証明書 当社ご利用限度額が50万円超、
または他社を含めた借入総額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要特徴 ・女性オペレーターが対応する女性専用のプランがある
・平日14時までのお申し込みで即日振込が可能 -
フタバ株式会社
実施年率 14.96%~17.95% 限度額 10万円~50万円 融資スピード 最短即日 収入証明書 借入額が50万円を超える場合に必要 特徴 ・郵送物なし、カードレスのWEB完結でご利用可能
・ポイントサービスの利用で一定期間無利息で借入可能 -
アイフル株式会社
実施年率 3.0%~18.0% 限度額 1万円~800万円 融資スピード 最短即日 収入証明書 必要な場合もあり 特徴 ・21時までのお手続き完了で当日融資可能
・楽天銀行口座をお持ちの場合24時間振込可能