最新記事
ファクタリングが違法ではない法的根拠と違法業者を見分ける3つのコツ
投稿日:2019年06月14日
法人を設立していない個人事業主の場合、苦労するのが資金調達のための選択肢が少ないことです。しかし、個人事業主であっても事業のためのお金を借りる方法がないわけではありません。今回は個人事業主のためのお金の借り方について解説します。
Index
個人事業主がビジネスのためのお金を借りる3つの方法をご紹介します。
まず考えられるのは親族や友人から借りる方法です。
親を含めて、親族や友人が貸してくれるのなら、仮に資金が回らなくなって返済に遅延が生じてもそれほど厳しく取り立てられるようなことはなく、借りる側からすれば安心感のある方法になるでしょう。
ただ、親族や友人ということから甘えがあるとついつい返済が滞りがちになることがあります。
相手に迷惑をかければ、大事な人間関係にヒビが入ることもあるので注意が必要です。
日本政策金融公庫(日本公庫)は中小企業や個人事業主を対象に、銀行よりも借りやすい融資サービスを提供している100%政府出資の金融機関です。
個人事業主が銀行から融資を受けるのは容易ではありません。
それに対し、日本政策金融公庫は融資が受けやすく低金利で、保証人不要制度があり、運転資金は最長7年、設備資金は最長10年と返済期間も長いなどのメリットがあります。
個人事業主が事業資金を調達するなら、間違いなく選択肢の一つに加えるべき借入先です。
信用金庫も中小企業のほか、個人事業主を対象とした融資を行っています。
信用金庫は地域の人たちを利用者・会員とする相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、地域内に住んでいるか事業所を持つ人が利用できます。
日本政策金融公庫の方が借りやすく金利も安いものの、日本政策金融公庫からの借入ができなかったという人でも、信用金庫から融資を受けることができたというケースも見られます。
基本的に資金を借りにくい地元の小規模な事業者をサポートすするのが信用金庫の役割です。
まずは相談をしてみれば融資への道が開ける可能性があります。
資金繰りに困ったときは、銀行のフリーローン、クレジットカードのキャッシング、消費者金融などが提供する個人向けカードローンを使えば何とかなる……と考えている人もいるかもしれません。
しかし、原則としてこれらのローンは事業資金には利用できません。
そもそも収入の安定しない起業したばかりの個人事業主にとって、これらのローンの審査は通りにくい傾向があります。
そのためよくあるのは、会社員だった頃にローンの契約をしていたり、クレジットカードを作っていたりしていて、それを個人事業主として独立したときに使用するというケースです。
しかし個人事業主になってからこれらのローンを事業に使用したとなれば、契約違反になるおそれがあります。
例えばキャッシングの使いみちは基本的に自由でとくに制限がないのですが、「事業性資金は除く」となっていることがほとんどです。
契約書に事業資金には利用できないことが明記されているのにもかかわらず使用し、そのことが金融機関に知られてしまえば、一括返済を求められることもあります。
ただし、カードローンやキャッシングが個人事業主にとってまったく意味がないわけというわけでもありません。
ビジネスに使用するお金ではなく、生活費として取り入れるのなら問題ないためです。
カードローンやキャッシングを有効に利用したいなら、プライベートの財布とビジネスの財布を分けておき、事業が順調な波に乗るまでの間、借りたお金を生活費の足しにするというやり方を心がけることです。
最初から財布を分けておけば、確定申告時に困ることもありません。
一方、カードローンには個人事業主を対象としたビジネスカードローンもあります。
ビジネスカードローンの審査では安定した収入があることを証明する源泉徴収票などの提出が求められ、過去に延滞履歴がないかどうかも確認されます。
前述した日本政策金融公庫や信用金庫からの融資よりも金利が高いなどのデメリットがありますが、多くの場合、即日融資可能というメリットもあります。
スピーディーな資金調達を求めているなら、ファクタリングを利用する方法も有効です。
ファクタリングとは、売掛債権(売掛金)をファクタリング会社に売却することで、売掛金の入金日よりも前にその代金を受け取れる金融商品です。
ファクタリングは中小企業による利用が多いのですが、個人事業主であっても売掛債権を所有しているのであれば利用可能としているファクタリング会社があります。
ファクタリングの審査で重視されるのは事業内容や個人の信用力より、「売掛債権の信頼性」です。
個人事業主の取引先が信頼できる会社で、業務基本契約書や、発注書・検収書・請求書などの売掛金証明書類がしっかりとそろっていれば、ファクタリングを利用して事業資金となる現金を手に入れられるでしょう。
個人事業主にもさまざまな資金調達方法が使えます。
事業資金の調達が認めてられないケースがあるので注意しましょう。
また、個人事業主でもファクタリングが利用できる場合があるので検討してみてください。
売掛金の入金日までのつなぎ資金が必要だったり、銀行融資の返済をしなくてはならなかったりと、会社を経営しているとさまざまな事情で急なキャッシュが必要になることがあります。そのようなときに役立つのが、即日...
担保価値のある土地や建物などの不動産を所有しているなら、不動産担保ビジネスローンを利用して資金調達することが可能です。不動産担保ビジネスローンとはどのような特徴を持つローン商品なのか、どのようなメリッ...
ビジネスローンなどの借入金の利息は経費として計上できることをご存知でしょうか。このことをしっかりと理解していないと、あなたの会社が本来必要ない納税をしてしまうことにもなりかねません。今回はビジネスロー...
手数料 | 2社間10~15% 3社間1~9% |
---|---|
対応スピード | 最短即日 |
取り扱いサービス | 全般 |
営業時間 | 9:30~19:00 |
必要書類 | お客様情報シートと売掛先情報(当社規定) 売掛金の入金が確認出来る通帳のコピー3ヵ月分(表紙付) 契約書、請求書、領収書 etc 身分証明書(免許証、パスポートなど) |
特徴 | ・完全非対面による郵送ファクタリング ・BtoBシエン独自のファクタリングサービスで最短当日お振込み |
手数料 | 2社間平均10%前後、 3社間平均 5%前後 |
---|---|
対応スピード | 最短12時間 |
取り扱いサービス |
全般 |
営業時間 |
9:30~19:00 |
必要書類 |
本査定申込書 |
特徴 |
・全国各地16,000社以上の豊富な 買取実績 |
手数料 | 2社間 10%~不明 3社間 3%~不明 |
---|---|
対応スピード | 最短即日 |
取り扱いサービス |
2社間 |
営業時間 | 9:30~18:30(平日) |
必要書類 |
商業登記簿謄本と印鑑証明書 |
特徴 |
・幅広い業種に対応可能 |
実施年率 | 7.8%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1万円〜500万 |
融資スピード | 即日 |
個人事業主の利用 | 不可 |
特徴 | ・実店舗がなくWEB上での申込のみ可能 ・カード発行不要で利用可能 |
実施年率 | 12.00%~17.95% |
---|---|
限度額 | ~200万円(ビジネスローン) 100万円~1000万円(スーパービジネスローン) |
融資スピード | 平日PM2:00までに審査完了された お客様は新規の場合を除き当日中 |
個人事業主の利用 | 不可 |
特徴 | ・プロミスATMでご利用可能 ・スーパービジネスローンの場合に担保・保証人が必要 |
実施年率 | 6.8%~12.65% |
---|---|
限度額 | 300万円~5,000万円 |
融資スピード | 審査状況によって異なるが、 即日での融資実行が可能な場合がある |
個人事業主の利用 | 可能 |
特徴 | ・担保・保証人不要で5,000万円まで融資可能 ・返済回数最大360回 |
実施年率 | 4.80%~18.0% |
---|---|
限度額 | 300万円 |
融資スピード | 最短即日 |
収入証明書 | 当社ご利用限度額が50万円超、 または他社を含めた借入総額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要 |
特徴 | ・女性オペレーターが対応する女性専用のプランがある ・平日14時までのお申し込みで即日振込が可能 |
実施年率 | 14.96%~17.95% |
---|---|
限度額 | 10万円~50万円 |
融資スピード | 最短即日 |
収入証明書 | 借入額が50万円を超える場合に必要 |
特徴 | ・郵送物なし、カードレスのWEB完結でご利用可能 ・ポイントサービスの利用で一定期間無利息で借入可能 |
実施年率 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 1万円~800万円 |
融資スピード | 最短即日 |
収入証明書 | 必要な場合もあり |
特徴 | ・21時までのお手続き完了で当日融資可能 ・楽天銀行口座をお持ちの場合24時間振込可能 |