ここでは下記3つについて徹底解説をしていきます。
・即日融資可能なビジネスローン
・即日融資を受けるためのコツ
・即日融資を受けるための注意点
ぜひ、最後までご覧ください。
即日融資可能なビジネスローン8選
以下では、即日融資可能なビジネスローンの特徴や商品詳細を紹介します。
アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」
アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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法人(75歳まで)
個人事業主(69歳まで)
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融資限度額
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50万円~1,000万円
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金利
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3.1%~18.0%
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返済期間・回数
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元利均等返済:最長5年(60回以内)
元金一括返済:最長1年(12回以内)
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担保・保証人
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担保:不要
保証人:原則不要(法人の場合は代表者の方に原則、連帯保証をお願い)
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ビジネスローンの金利は審査によって決められますが、アイフルビジネスファイナンス「ビジネスローン」では下限金利が3.1%と低めに設定されているのが魅力です。
また、全国のアイフルのATMを利用することができるので、借入や返済を気軽に行うことができます。
最大で1,000万円という融資金額も魅力であり、幅広い方が利用を検討できるビジネスローンです。
プロミス「自営者カードローン」
プロミス「自営者カードローン」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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20歳以上65歳以下の自営者の方
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融資限度額
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~300万円
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金利
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6.3%~17.8%
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返済期間・回数
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最長6年9ヵ月・80回
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担保・保証人
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不要
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利用者が自営業者に限定されているビジネスローンです。
最大融資限度額は300万円と控えめですが、その金額に対して返済期間が最長で6年9ヵ月なので、売り上げのあまり多くない個人事業主の方でも、安心して利用することができます。
事業資金だけでなく生計費として利用できるのも、魅力のひとつです。
アコム「ビジネスサポートカードローン」
アコム「ビジネスサポートカードローン」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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業歴1年以上の個人事業主の方でアコムの基準を満たす方
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融資限度額
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1万円~300万円
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金利
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12.0%~18.0%
(融資金額100万円以上の場合は12.0%~15.0%)
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返済期間・回数
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最長8年7ヵ月・89回
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担保・保証人
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不要
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プロミスの「自営者カードローン」と同じく、利用者が自営業者に限定されているビジネスローンです。
業歴が1年以上あれば利用することができるので、独立して間もない方でも融資を受けられるのが大きなメリットです。
アコムの自動契約機である「むじんくん」で契約手続きや借入・返済を行うことができるので、利便性という点でも優れています。
オリックス「VIPローンカードBUSINESS」
オリックス「VIPローンカードBUSINESS」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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法人格を有する事業の代表者の方
業歴1年以上の個人事業主の方
(いずれも20歳~69歳までの方)
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融資限度額
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50万円~500万円
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金利
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6.0%~17.8%
(100万円コース以上は14.9%以下)
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返済期間・回数
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最長10年2ヵ月・122回払い
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担保・保証人
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不要
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ビジネスローンを利用するのが初めての場合や、融資を受ける金額が少ない場合は、上限金利に近い金利が適用されるのが基本です。
ほかのビジネスローンでは上限金利が18.0%であることが多い中で、オリックス「VIPローンカードBUSINESS」の上限金利は17.8%なので、わずかながら返済負担を抑えることができます。
ホテルやレストラン・レンタカーといったオリックスグループのサービスが優待価格で利用できるのも、ほかのビジネスローンにはないメリットと言えるでしょう。
楽天「楽天スーパービジネスローン」
楽天「楽天スーパービジネスローン」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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楽天グループの加盟店である法人または個人事業主
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融資限度額
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50万円~3,000万円
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金利
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3.0%~15.0%
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返済期間・回数
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最長3年・36回払い
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担保・保証人
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不要
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楽天グループの加盟店限定のビジネスローンで、事業資金以外にも利用できるのが大きなメリットです。
最大融資金額も3,000万円と大きめの設定になっているので、さまざまな資金需要に対応できるでしょう。
返済期間は最長でも3年と少し短めなので、返済計画をきちんと立てたうえでの利用が求められます。
オリコ「CREST for Biz」
オリコ「CREST for Biz」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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個人事業主
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融資限度額
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10万円~300万円
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金利
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6.0%~18.0%
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返済期間・回数
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最長159ヵ月・159回払い
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担保・保証人
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不要
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利用者が個人事業主に限定されているビジネスローンです。
最大融資金額は300万円と控えめなので、つなぎ融資などに活用するとよいでしょう。
返済期間が最長で159ヵ月とかなり長めの設定になっているので、余裕を持って返済できるのが魅力です。
Carent「ビジネスローン」
Carent「ビジネスローン」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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法人
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融資限度額
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1万円~500万円
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金利
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13.0%~18.0%(融資限度額100万円未満)
7.8%~15.0%(融資限度額100万円以上)
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返済期間・回数
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最長120ヵ月・120回払い
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担保・保証人
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不要
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融資対象者が法人のみに限定されているビジネスローンです。
融資限度額が100万円未満か100万円以上かで、上限金利・下限金利ともに異なるので、返済負担のことを考えると100万円以上の融資限度額で利用するのがおすすめです。
最長返済期間も120ヵ月(10年)と長めに設定されているので、売り上げが伸び悩んでいる場合でも利用しやすいのは、本ローンの魅力のひとつと言えるでしょう。
ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」
ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」の商品詳細は、以下の通りです。
融資対象者
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法人
個人事業主
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融資限度額
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50万円~500万円
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金利
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9.98%~18.0%
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返済期間・回数
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最長5年・60回払い
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担保・保証人
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担保:不要
保証人:原則不要(法人の場合は代表者の連帯保証が必要)
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法人・個人事業主ともに利用が可能なビジネスローンです。
金利は上限金利・下限金利ともに高めの設定なので、利用する場合はあらかじめ返済計画を立てたうえでの利用が望まれます。
個人事業主の方が申し込む場合は担保も保証人も不要ですが、法人として申し込む場合は代表者の方の連帯保証が必要な点は、注意しておきましょう。
即日融資を受けるための3つのコツ
即日融資可能なビジネスローンを紹介してきましたが、これらのローンに申し込めば必ず即日で融資を受けられるとは限りません。
即日融資を受けるためのコツについて、以下で説明します。
午前中に申し込みを完了させる
ビジネスローンに申し込みを行った場合、通常のローンと同じように審査を受けて契約を行って…というような形で手続きが進んでいきます。
即日融資が可能なビジネスローンでは、そのあたりの手続きをスピーディーに行ってはくれますが、それでも多少の時間がかかってしまうことは否めません。
申込者が自分だけであればよいですが、ほかにも申込者がいた場合は先に申し込みを行ってくれたほうの手続きを優先して行うので、しばらく「待ち」の時間が生じるかもしれません。
手続きをスムーズに終えて即日で融資を受けるためには、なるべく午前中の間に、ほかの申込者よりも先に申し込みを完了させることを心がけましょう。
必要書類はあらかじめ準備しておく
ビジネスローンでは、申し込み時や審査時にいろいろな書類を提出しなければならないことも多いです。
本人確認書類はもちろんのこと、決算書や登記事項証明書・確定申告書などの提出を求められることもあります。
これらの書類は簡単に用意できるものもありますが、あらかじめ準備しておかないと用意に時間がかかるものもあります。
必要書類が提出できなければ、その間審査がストップすることになってしまいますので、せっかく早めに申し込んだ意味がなくなってしまいます。
金融機関によって必要となる書類は異なるので、事前にホームページなどで必要書類を確認して不備がないよう準備したうえで、申し込みを行いましょう。
情報は正確に記入・入力する
ビジネスローンの申し込みにあたっては、融資希望限度額・事業開始年月日・申込者の個人情報など、さまざまな情報を記入・入力する必要があります。
これらの情報に記入・入力ミスがあると、正しい情報を確認するために手続きがストップすることになってしまいます。
また、ローンの申し込み情報というのは非常に重要な内容であり、そういったところでミスをするというのは、信頼性を疑われることにもつながってしまいかねません。
手続きをスムーズに完了させるためにも、金融機関から疑いの目で見られることを避けるためにも、申し込み情報は正確に記入・入力することを心がけましょう。
関連記事:ビジネスローンの審査は甘い?審査基準や期間も紹介!
即日融資を受けるための2つの注意点
即日融資を受けるためのコツと同様に、即日融資を受けるためには注意しておかなければならないポイントもあります。
即日融資を受けるための注意点について、以下で説明します。
即日「融資」が可能なところを選ぶ
即日融資が可能なビジネスローンを選ぶ際には、つい「即日」というところにばかり意識がいってしまいがちです。
ただ、ビジネスローンの中には「即日融資」に対応しているものもあれば、「即日審査」に対応しているものもあり、前者と後者ではまったく意味が異なります。
前者はこれまで説明してきたように、申し込んだその日のうちに融資を受けられるローンですが、後者はその日のうちに審査が完了するというだけです。
確かに審査が早く完了するのはありがたいことかもしれませんが、即日融資を希望している以上は、その日のうちに融資まで完了しなければ意味がありません。
「即日審査」ではなく「即日融資」が可能なローンを選べるように、きちんと細部まで確認することを心がけましょう。
複数社への同時申し込みは避ける
急いで融資を受けたい場合は、複数のビジネスローンに同時に申し込んでしまいがちですが、これは避けましょう。
金融機関への申し込みに関する情報は信用情報に登録されるので、金融機関は信用情報機関に照会を行うことで、申し込み情報を確認することができます。
もし複数のビジネスローンに同時に申し込んでいれば、そのことが金融機関の担当者に筒抜けになってしまい、「もしかしたら資金繰りが厳しいのか?」などと疑われてしまう可能性が出てきます。
早く融資を受けたい場合でも複数社への同時申し込みは行わずに、まず一社申し込んでダメだった場合は次の一社というように、順番に申し込むことが重要です。
関連記事:ビジネスローンのおすすめ借り換え先を比較!メリットや注意点も
即日融資がダメだった場合の対処法
即日融資が可能なビジネスローンに申し込んでも、審査落ちになってしまい資金調達ができないことも考えられます。
それでも何とかして当日中に資金を調達しなければならない場合の対処法について、説明します。
法人ならファクタリング
法人の方が即日で資金調達を行いたい場合は、ファクタリングを検討するとよいでしょう。
ファクタリングでは、手元の売掛金をファクタリング会社に買取ってもらうことで資金調達を行うので、審査を受ける必要がありません。
また、調達できる金額は売掛金の金額次第なので、買取ってもらう売掛金を選ぶことで必要な金額を調達しやすいのもメリットです。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがありますが、2社間ファクタリングであれば、売掛先にファクタリングを行っていることが発覚する心配もありません。
即日で資金調達ができるかどうかは、利用するファクタリング会社次第なので、即日での資金化に対応しているファクタリング会社を選んで、取引を行うとよいでしょう。
個人事業主の方はカードローン
個人事業主の方でもファクタリングを行える場合はありますが、事業規模のことを考えるとファクタリングでの資金調達が難しいことも多いでしょう。
そのため個人事業主の方が即日での資金調達を行いたい場合は、消費者金融のカードローンがおすすめです。
カードローンは銀行や信用金庫などでも取り扱っていますが、即日融資に対応しているのは基本的に消費者金融のみです。
決められた利用限度額の範囲内で自由に借入や返済が行えるので、必要な金額分だけ借り入れられるのも便利です。
ただし中には、事業資金としては利用できないカードローンもあります。
その場合は、借り入れた資金は生活資金として利用して、手元の資金を事業資金として活用するなどの工夫が必要な点には、注意しておきましょう。
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