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最大でどのくらい借りられる? ビジネスローンの限度額
ノンバンク系を中心としたビジネスローンは無担保かつ保証人なしという条件でも、最短即日で融資を受けられることから中小企業にとって重要な資金調達方法の一つとなっています。
このビジネスローンでは最大どれくらいの金額の融資を受けられるのでしょうか。少しでも多くの事業資金が必要な場合は、その限度額が気になるところです。
ビジネスローンをはじめとする融資の限度額・上限額についてまとめて解説します。
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目次
ビジネスローンの限度額
法人向け金融商品であるビジネスローンの限度額は金融機関によって異なりますが、融資額の範囲はそれぞれの金融機関のWebサイトで確認できます。
クレジットカード会社、信販会社、消費者金融などのノンバンク系のビジネスローンであれば借入限度額は300万円まで、または500万円までという設定が多いでしょう。
会社によってはそれ以上のこともありますが、最大でも1,000万円程度です。当然ながら、金額が大きいほど審査は厳しくなります。
銀行のビジネスローンの場合は限度額もさらに上がります。
5,000万円程度という場合もあるでしょう。
ただし、現在はビジネスローンといえばノンバンク系が主流で、銀行はそれほど積極的な展開は行っていません。
ビジネスローンはつなぎ資金などの用途に活用しよう
ビジネスローンは金利が高く、長期の借入では金利負担が大きく膨らんでしまいます。
ノンバンク系ビジネスローンの金利相場はおよそ10~15%です。
例えば500万円を金利10%で36ヶ月(3年)借りるとすると、80万円程度の利息を支払うことになります。
通常の銀行融資なら1~4%程度なので、仮に4%だとしても利息合計は30万ほどです(いずれも元利均等返済で毎月返済の場合)。
したがって、ビジネスローンは高額かつ長期の資金調達には向きません。
すでに利用している場合も安易に増額すべきではありません。
返済の負担が大きくなれば、よほどの業績アップがなければ負債を取り戻すことが難しくなっていきます。
金利が高く融資実行が早いというノンバンク系ビジネスローンの特徴を活かすには、緊急性の高い少額・短期のつなぎ資金として利用するのが最も適しています。
具体的な例としては、売掛金が入金されるまでの一時的なキャッシュ不足や、銀行融資などの金利が低い借入の審査を待つ間のつなぎなどが挙げられます。
ビジネスローンの限度額以上の資金が必要なときの資金調達方法
まとまった額の資金が必要なときは、長期で利用することを前提に、ビジネスローンよりも銀行などの金利の低い融資を利用した方が賢明です。
銀行融資には直接銀行から融資を受けるプロパー融資と、信用保証協会の保証付き融資があります。
保証付き融資の金利は1.5~3%程度で、限度額は担保ありの場合で2億8,000万円、担保なしで8,000万円です。
これに対し、プロパー融資は基本的に金利(相場は1~4%程度)も限度額も定められていません。
また、審査はプロパー融資の方が厳しくなります。
中小企業の場合、プロパー融資の審査をクリアするには数期にわたって安定した業績を残している必要があります。
関連記事:プロパー融資で資金調達するときのポイント
しかし、業績に問題があるという場合でも、不動産などの担保があれば高額の銀行融資を低金利で受けられる可能性があります。
担保価値にもよりますが、収支がプラスマイナスゼロでも決算が赤字でない限りは、「担保ありのプロパー融資」を受けられるというケースが多いでしょう。
また、所有している不動産があればノンバンクの不動産担保ローンを利用する方法も選択できます。
不動産担保ローンは資金使途が自由なことが多く、限度額も担保に合わせて1億円程度まで可能です。
ただし、金利は比較的高く、4~15%程度です。
銀行も不動産担保ローンを提供している場合があり、金利は3~10%程度とやや低めですが、こちらは事業性資金には利用できないというケースが大半です。
ビジネスローンでは足りないときの資金調達方法
ビジネスローンでは融資額が足りない場合やビジネスローンの審査に通らなかった場合は、ファクタリングを利用するという選択肢も考えられます。
ファクタリングとは会社が保有する売掛金をファクタリング会社に買取ってもらって現金化する方法です。
そのため売掛金の買取価格がそのまま限度額ということになります。
また、ファクタリングの場合は金利ではなく手数料がかかり、2社間のファクタリングなら手数料は7~30%、3社間のファクタリングなら1.5~7%が相場です。
手数料には人件費や登記費用といった固定費が多く含まれるため、売掛金の金額が高いほど手数料は安く抑えられます。
ファクタリングもビジネスローンと同じく、緊急性の高い少額・短期のつなぎ資金として利用するのに適しています。
とくに融資が受けられない、または融資を受けたくないという場合にはファクタリングが味方になるでしょう。
関連記事:ファクタリングを利用するメリット・デメリットを徹底解説
まとめ
ビジネスローンは銀行融資などの資金調達方法と比較すると金利が高いものの、融資実行が早く審査基準も低いというメリットがあります。
長期の借り入れには金利負担がかさむため不向きでも、急に資金が必要になったときなどには好適です。
ファクタリングとあわせて活用を検討してみてください。
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