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ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違い

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投稿日:2019年04月25日

ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家からの投資は、いずれも未上場または起業間もない企業にとって有力な資金調達手段となり得ます。それぞれどのような特徴があり、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家について知っておきたいポイントについて解説します。

ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違い

ベンチャーキャピタルとは

ベンチャーキャピタル(VC)とは、ベンチャー企業などの未上場企業に対してハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行い、資本を供給する組織・会社のことです。

ベンチャーキャピタルの主な目的は、未上場時に株式を引き受けることなどによって投資を行い、上場後などに株式を売却することでキャピタルゲインを獲得する、もしくは事業を売却して利益を得ることにあります。

そのために多くの場合、機関投資家や富裕層から集めた資金を運用するためのファンド(投資事業有限責任組合)を組成し、ゼネラルパートナー(無限責任組合員)となって、株式上場を目指す有望な企業に投資し、資金の回収までを担います。

一方、出資を受ける企業側は、事業を拡大していく上で銀行融資などによる資金調達だけでは不十分な場合に、ベンチャーキャピタルからの資本投入を有用な資金調達手段の一つ加えることができます。

ただし、資金を提供した投資家に利益を還元しなければならないため、数字に関してはシビアさが求められます。

ベンチャーキャピタルは供給した資金の使途を限定し、投資先企業の経営にも育成支援や情報提供などの形でコミットするのが一般的です。

エンジェル投資家とは

エンジェル投資家とは、資金調達に悩む創業間もない企業に対して資金を供給する個人の投資家のことです。

自身でも事業を成功させた経験を持つ実業家が個人投資家となってベンチャー企業を育てる側に回るようなケースが多く、ある程度の資金を持ち、資産や経営のノウハウも持つ人が大半だといえます。

エンジェル投資家もベンチャーキャピタルと同じように、資金面の援助をする見返りとして、ベンチャーキャピタルのように投資先企業が上場するか他の企業に買収された時点で資金回収を行います。

しかしそれだけではなく、純粋に起業家のビジネスに共感して成長への手助けをし、社会貢献につなげることを目的としている場合も少なくありません。

 

また、自身の経験を活かした経営のバックアップを行うこともあります。

エンジェル投資家がどの程度、投資先企業の経営にコミットするかは、投資家の考え方や投資先企業とのかかわり方によって異なります。

 

エンジェル投資を行う方法には投資家と投資先企業(起業家)が直にやりとりをする直接投資のほか、証券会社を経由しての投資やファンドを通じての投資があります。

ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違い

ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家はどちらも未上場または起業間もない企業に出資しますが、以下の点で大きく違うことが分かります。

投資金額が違う

一般的に、ベンチャーキャピタルとエンジェル投資では出資側が扱う金額が違います。

エンジェル投資家は個人であるため、おおむね500万~数千万円が目安となります。

これに対し、ベンチャーキャピタルでは顧客となる複数の投資家から資金を集めて出資を行うため、1億~数億が目安となるでしょう。

経営への関与の度合いが違う

ベンチャーキャピタルから得た資金に対しては、原則として出資を受けた企業に返済義務はありません。

「出資」は「融資」とは異なり、資金を得ても返さなくて良いお金だからです。

エンジェル投資家も基本は同じですが、資金の返済については契約時に取り決めをするのが一般的です。

その場合、契約書に返済義務について明記します。

ベンチャーキャピタルは投資に成功すれば大きなリターンがある代わりに、失敗した場合にはリスクを負うという形になります。

その分、投資先企業の経営に強く関与しシビアなコントロールを行うのです。

エンジェル投資家とベンチャーキャピタルのどちらを選ぶか

基本的にエンジェル投資家は起業前や起業間もないシード期やアーリー期の企業に投資を行うケースが多く、ベンチャーキャピタルはもう少しステージが進み、ビジネスモデルが出来上がってこれから市場を拡大するという時期の企業に資金を投入する傾向が強いといえます。

 

そのため、会社立ち上げ前後のスタートアップ企業ならエンジェル投資家からある程度まとまった資金を得るのが向いているでしょう。

すでに経営が軌道に乗り始めていて安定した売上が見込める状態なら、ベンチャーキャピタルから多額の出資を受けて事業の拡大を目指す方が向いているといえます。

 

ほかには業種の違いも判断材料の一つになります。

エンジェル投資家が出資を行うのITと、医療機器・ヘルスケアなどの医療関係が多いようです。

いずれにしろ基本的に資本金を億単位で必要としない業種の方が親和性は高いでしょう。

 

対してベンチャーキャピタルは銀行系ベンチャーキャピタル、証券会社系ベンチャーキャピタル、事業会社系ベンチャーキャピタル、独立系ベンチャーキャピタルに分類でき、それぞれに投資対象の業種が異なります。

ただし、最も多いのはIT、ついでバイオとヘルスケア多く、エンジェル投資家と似た傾向も見られます。

ただし、事業会社系ベンチャーキャピタルでは親会社と関連した事業に投資する割合が高い傾向が見られます。

 

ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違いがお分かりいただけたでしょうか。

自社の成長ステージや会社規模、業種によってどちらから出資を受けられる可能性が高いのかを考えてみてください。

また、資金調達の手段としては、売掛金を早期現金化できるファクタリングも選択肢に入れることをお勧めします。

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