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カードローンとキャッシングの違い
急な出費などで現金が必要になったとき、カードローンとキャッシングのどちらを利用すべきか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
両者にはそもそもどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの特徴を挙げながら、上手な使い分けの方法をご紹介していきます。
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目次
カードローンの特徴
カードローンはATMなどから現金を引き出して融資を受けられるサービスです。
契約するとカードローン専用のカードが発行され、利用限度額の範囲内であればATMを利用して何度でも自由にお金を借入できます。
また、返済も銀行振込やWEB返済、店頭窓口返済のほか、ATMを使って行うこともできます。
担保・保証人なしで利用できる
その他の特徴としては、担保・保証人なしで借入できること、利用目的は基本的に自由であること(ただし、事業目的では利用できないなどの制限あり)、インターネット・電話・無人契約機・店舗窓口などで申し込みが可能で、審査にかかる時間が短いことなどが挙げられます。
返済方法はリボ払いが主流
返済方法は、現在はリボ払い(残高スライドリボルビング方式)が主流です。
リボ払いは借入金額に関係なく月々の支払額がほぼ一定になる支払い方法です。
ほかには元利均等返済、元金均等返済、分割払いなどがあります。
審査難易度の特徴
カードローンを取り扱っているカードローン会社には、銀行、信販会社、消費者金融の3種類があります。
銀行カードローンは金利が低い分、審査は厳しく、消費者金融は金利が高い分、審査は比較的甘い傾向があります。
信販会社は簡単にいえばクレジットカードを発行している会社のことで、金利や審査については各社でばらつきがあります。
関連記事:カードローンの仕組みを簡単に紹介
カードローンが向いているケース
一度だけの借入ではなく、今後、複数回の借入を行う可能性があるときにはカードローンの仕組みはとても便利です。
借りるたびに審査を受ける必要がなく、利用限度額内であれば銀行やコンビニのATMを使って簡単に借入ができます。
急に現金が必要になったときでもすぐに利用可能です。
金利は限度額や審査の結果によって変わりますが、銀行カードローンなら14%前後、消費者金融カードローンなら18%前後です。
銀行カードローンは後述するキャッシングよりも低金利なことが多いので、金利を抑えたいときはカードローンの方が向いています。
また、一括返済ではなくリボ払いなどで分割して返済したい、利用明細が郵送されてくるなどで家族に借入を知られたくないというときもカードローンは役に立ちます。
キャッシングの特徴
キャッシングはクレジットカードに付帯しているサービスの一つです。
一般的にクレジットカードには、ATMなどで現金を引き出すことで貸し付けを受けることができる限度額である「キャッシング枠」と、通常の買い物で利用できる限度額である「ショッピング枠」が設けられています。
キャッシング枠の借入金額は1万円単位なので、最低1万円からとなります。
キャッシング枠はクレジットカードを申し込む際やあとからキャッシングを利用することを希望し、上限額を申請すると、審査によって実際の利用枠が決められます。
上限額がいくらになるかは利用者の年収や信用力などの属性によって変わってきます。
一般カードであれば10~50万円ということが多いでしょう。ゴールドカードでは100~500万円といわれています。
なお、キャッシングを利用すればその分、ショッピング枠の金額が減るのが一般的です。
返済はカードローンと違ってATMからではなく、ショッピング枠で利用した代金と同じく銀行口座からの引き落としで行います。
キャッシングは翌月一括払いが多く、その他にリボ払いも用意されています。
金利は固定されていることが多く、平均は15~18%です。
キャッシングが向いているケース
すでにクレジットカードを持っていてキャッシング枠が設定されているなら、キャッシングは気軽に利用できるでしょう。
カードローンには抵抗があるという人でも、銀行やコンビニのATMでいつでも現金を引き出せます。
とくに数万円程度の少額の融資で良いので、すぐに現金が必要という場合には重宝するでしょう。
返済を長期化させたくないならリボ払いではなく、翌日一括払いで利用するのがお勧めです。その方が支払利息も抑えられます。
また、海外で急に現地の通貨が必要になったときにもキャッシングが役立ちます。
カードローンとキャッシングの違い
大きな違いは返済方法です。カードローンはリボ払い、キャッシングは一括払いが主流です。
リボ払いにすると毎月の負担は少なくなるものの、支払いのたびに利息が生じるために返済が長期化すると多額の利息を支払うことになります。
一括払いはそのときの負担は大変かもしれませんが、翌月に返してしまえばそれで終わりなので分かりやすく、結果的に利息も少なくすませられます。
ただし、数万円の少額融資ではなく、ある程度まとまった金額が必要なときは金利も高めのキャッシングは利用しづらいでしょう。
どちらを選択すれば良いかは、状況や目的によって変わってくるでしょう。
カードローンとキャッシング、似ているように見える2つのサービスですが、それぞれ特徴が異なる部分もあります。
借りる金額や用途によって上手に使い分けるようにしましょう。
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