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カードローン審査に通るためのポイント

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カードローン審査に通るためのポイント

急にまとまったお金が必要になったときに頼れるカードローン。
しかし、カードローンを利用するには審査が必要であり、やり方によっては審査に落ちてしまうこともあります。

今回は、カードローンの審査に通るために絶対押さえておきたいポイントをご紹介します。
これからカードローンの利用を検討している人はぜひ参考にして下さい。

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カードローン審査に通るための注意点

カードローンの審査を行う時は、まず申込書類に必要事項を記入して提出します。

書類を記入する時に大切なのは、絶対に申込書類に虚偽の記載をしないことです。

例えば本来の自分の収入よりも多く収入を記載する、他人の氏名を使用する、年齢をごまかして記入する、などはすべて虚偽に当たります。
また、他社でカードローンを使用していることを隠すのも虚偽に当たるので、これまで他社から借入を行ったことのある人は、書類にそのことも必ず記入して下さい。

書類提出後、銀行や金融機関がカードローン審査のために申込者の調査を行いますが、記載内容に虚偽があれば調査段階でほぼ確実にばれてしまいます

万が一審査に通ったとしても、後に虚偽が発覚すればその時点で詐欺罪となり逮捕される可能性があります。

詐欺罪の懲役は10年以下で未遂であっても罪に問われますので、虚偽の申告は決して行わないで下さい。
カードローンは年収が低いと審査に通らないということはありません。ですから審査の申込書類は自分に関することを正直に記載しましょう。

関連記事:カードローンの仕組みを簡単に紹介

 

カードローンには仮審査と本審査がある

カードローンの審査は、仮審査と本審査の2つに分けられます。

仮審査とは

仮審査とは、スコアリングシステムで行う自動審査のことで、年齢や収入などの条件に加えて、勤務先や勤続年数など申込者が提出した情報に沿って機械が審査します。

プロフィールに加えて、他社から借入があるかどうかの信用情報も確認し、申込者の返済能力がどれくらいかをチェックを行った上で最終的に融資できる金額を決定します。

この仮審査の段階で落ちてしまいカードローンが組めないこともあります。

仮審査で落ちる原因は借入の金額が大きい、支払いの遅延・滞納があるなどの金銭的な信用問題もありますが、勤続年数が短かったり申込時に記入した書類に不備があったりなどで審査に落ちることも珍しくありません。

本審査とは

本審査は、仮審査に通った情報に対して担当者があらためて確認を行う審査です。

仮審査に虚偽がないかどうかのチェックが中心となるため、申込者が書類に記載した勤務先に在籍確認の連絡を入れるのは、この本審査の段階です。

過去の他社への借入と返済にトラブルがなかったかも確認されます。

システムで自動的に行っていた仮審査と違い、本審査は人の目によるチェックなので、細部まで審査の対象となります。

最終的に審査が通ったとしても、申請者が希望した借入金額から減額されることもあります

基本的にカードローンは仮審査を基準とした上で本審査を行いますので、仮審査に通って本審査に通らないということはあまりありません。

しかし、先に述べたように本審査の結果、仮審査よりも借入金額が少なくなることはあります。

カードローンの申し込み時に求められる情報

カードローンを申し込む時には、申請者に対してかなり細かい情報が求められます。

申込者の個人情報は氏名や生年月日をはじめとする基本的な情報はもちろんのこと、性別・住所・電話番号も必須です。

さらに、家族構成や自動車免許証所持の有無、申請時に居住している住宅が賃貸か持家なのかまで細かく確認し、居住年数も確認されます。

また、申込時に就いている仕事の業種や職種はもちろんのこと、勤続年数と雇用形態がどのようになっているか、勤続年数と勤務先の従業員数はどれくらいかもチェック対象です。

申込時の借入状況と借入の希望額、保険証の種類なども申込時に求められます。

このように、カードローンを申込するためにはかなり細かい情報が求められます。

先に述べたようにこれらの情報に一つでも虚偽があると詐欺罪になってしまったり、情報が抜けてしまうと審査に落ちてしまったりすることもありますので、求められた情報は正確かつ抜け漏れがないようにしましょう。

カードローン審査における必要書類

カードローンを申し込みした後はまず仮審査に入りますが、その時にも本人を確認できる書類と収入を証明できる書類が必要になります。

本人確認書類は会社にもよりますが、顔写真付きの身分証明書の提出を求められることがあります。

例えば運転免許証やパスポート、または住民基本台帳カードなど、これらの中で本人であると証明できるものがあれば問題ありません。

外国人であれば外国人登録証、または特別永住者証明書などを提出しましょう。

しかし、提出した書類に記載されている住所と現住所に違いがある場合は、追加として年金手帳や公共料金支払いの領収書の提出が必要になる場合もあります。

また顔写真付きの身分証明書がない場合は、健康保険証と年金手帳を組み合わせて提出するなど会社によって対応が異なりますので、指示された書類を用意して提出して下さい。

収入証明書類は、源泉徴収票や所得証明書、給与明細書など、申し込み段階で自分の収入がどれくらいか証明できるものです。

上記以外にも、住民税決定通知書や確定申告書も収入証明書として提出可能な場合がありますので確認してみてください。

収入証明書の提出で重要なのは、これらの書類が発行されたタイミングです。給与明細書であれば直近2カ月分のもの、それ以外は前年度のものを提出しましょう。

仮審査が重要! カードローンの審査の仕組み

カードローンの審査は仮審査と本審査に分かれると先に述べましたが、審査に落ちてしまうのはほとんど仮審査の段階が多いです。

ここではさらに仮審査がどのようなものか詳しく見ていきましょう。

返済能力の有無(属性審査)

属性審査とは、申込者の年齢・職業・勤務先など仕事に関する個人情報のことです。

属性では安定した収入が確保できているか、毎月返済は可能かなどの支払い能力を重視します。

そのため公務員または正社員は属性審査の評価が高くなりますが、自営業などは収入が不安定なことから評価が低くなる傾向があります。

他社利用を含む借入の履歴(信用情報)

仮審査はコンピューターのスコアリングシステムで審査する自動的なものです。

審査が完了するスピードは会社や申し込みを行った人数によって異なりますが、申し込みをしたその日に審査が終了したり、早ければ10分から30分ほどで結果が分かったりと、かなりスピーディーに行っているところもあります。

審査は、申し込み時に記載した個人情報と本人確認書類、収入証明書書類をもとにスコアリング(点数化)し、審査基準となる点数に満たなければ落ちてしまいます。

氏名や住所、電話番号などは虚偽がなければ特に問題にはなりません。審査基準の重要なポイントになるのは、信用情報と属性審査の2つです。

信用情報とは、申込者がカードローンを使って借入をしたり、クレジットカードを使用した利用記録を基にします。これは信用情報機関が管理しているデータで、過去に借入した金額があるか、借入がある場合は返済が遅延や滞納をしていないかなどがすべて記録されています。

この履歴は他社で利用したカードローンも含んでいますし、信用情報機関と金融機関はこれらの情報を常に共有しています。

そのため、もし申し込みをした会社に利用記録がなくても、他社からの借入に遅延や滞納があった場合はスコアリングが低くなり、仮審査に落ちる原因になることもあります。

このように審査の基準となる属性審査と信用情報ですが、とりわけ信用情報が重視される傾向があり、属性審査に問題はなくても信用情報が審査に引っかかって落ちてしまうということも珍しくありません。

関連記事:少額の融資は審査なしで受けられる?

カードローン審査に通るためのポイント

カードローンの審査に通るために重要なポイントは2つあります。

一つは必要書類をしっかりそろえること、もう一つは借入希望の金額を総量規制内に納めて申し込むことです。

必要書類として挙げられているものは、すべて用意しましょう。

虚偽の申請が厳禁であることを説明しましたが、申請した内容に偽りや誤りがないことを証明できるように必要な書類を不足なく提示することも重要です。

また、カードローンを申し込む時は、これまで勤務先に在籍確認をするのが一般的でした。これは属性審査方法の一つですが、近年では個人情報保護から在籍確認が難しい企業も多いようです。

自分の勤務先が個人情報保護に厳しく、在籍確認が難しいと懸念される場合は、会社名が分かる健康保険証などで確認を行う場合もあるようです。

在籍確認で誤解を生まないように事前に相談しておきましょう。

関連記事:カードローンの借り入れ履歴と信用情報の関係

 

総量規制について

カードローンの審査は、借入希望額を総量規制内に収める必要があります。総量規制とは、個人の借入金額が年収の3分の1まで制限される仕組みのことです。

2010年に貸金業法のすべての規定が施行されたため、2018年現在は銀行でカードローンを行う場合は総量規制の範囲外となっていますが、金融会社のカードローンやクレジットカードでキャッシングをする場合は総量規制の対象になりますので審査を考えた上でも注意が必要です。

総量規制を超えても借りられるとして、銀行カードローンを紹介しているところもありますが、これは決してお薦めできません。さらに、2017年10月に大手メガバンク3社が自主的に「借入は年収の3分の1」と貸付の上限を定めるようになりました。まだ法的規制はされていませんが、計画性のないカードローンは結果として信用問題につながるだけでなく、将来的に返済の目途が立たないなど恐ろしい状況になりかねません。

カードローンは計画性を持った利用が最も大切です。仮審査をスムーズに通し、無理のないローンを返済するためにも、総量規制内に抑えた借入を行うようにしましょう。

関連記事:日本貸金業協会|お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)

まとめ

今回はカードローンの仕組みと、審査に通るために必要なポイントについてご紹介しました。記事の中でも述べたように、カードローンの審査は仮審査に通れば高い確率で通過できるので仮審査の対策が必要です。

これからカードローンを申し込みたいと考えている人や、申し込みしたけど審査に落ちてしまった人は、ぜひこの記事を参考にして審査の対策を行ってみましょう。

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