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銀行融資の借り換えにおけるメリット・デメリットとは

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投稿日:2019年06月14日

銀行融資を利用していると新規の銀行などから「借り換え」の提案を受け、対応に迷うことがあります。この借り換えの話にはすぐにでも乗るべきなのか、それとも慎重に考えるべきなのかは、借り換えにおけるメリットとデメリットを知ることで分かります。借り換えついて考えていきましょう。

銀行融資の借り換えにおけるメリット・デメリットとは

銀行融資の借り換えは慎重に決断しよう

借り換えとは、現在利用しているローン(借入)を解約し、その分のお金を別の低金利のローンで新たに借り直すことを指します。

例えば、A銀行からの借入が3,000万円(金利2.5%)、B銀行からの借入が2,000万円(金利2.2%)、という状況の会社があったとします。

そこへ新規のC銀行から「A銀行の借入3,000万円の借り換えとして、3,500万円の融資を金利1.8%で受けませんか?」などと持ち掛けられることがあります。

または、「A銀行とB銀行の借入をまとめて返済し、5,000万円の低金利融資に乗り換えませんか?」といった提案をされるケースも考えられます。

こちらは銀行よりもノンバンクが扱っていることが多い「おまとめローン」と呼ばれるものですが、おまとめローンも借り換えの一種といえます。

新規の銀行や金融機関からこうした申し出があった場合、条件が良くても、すんなり受け入れてしまってよいのか迷うでしょう。

実のところ、借り換えにはデメリットもあります。

デメリットのうち最も大きいと思われるのは、最初に借入れていた「取引中の銀行」との関係が悪化する可能性があることです。

 

ほかの金融機関から好条件での借り換えを勧められたとしても、すぐに話に飛びついてしまうのは避けた方が無難です。

そのことによるメリットとデメリットの両方について考えながら、慎重に検討する必要があります。

借り換えを検討するときのポイント

借り換えを検討するときにはいくつか確認しておくべきポイントがあります。

まず、借り換えをするなら、新しい借入は現状の借入よりも低金利(低利息)でなくては意味がありません。

また、借り換えには借り換え手数料などの諸経費がかかります。

その諸経費を含めて、返済総額がどれくらい少なくなるかをチェックしておく必要があります。

 

また、借り換えをした結果、取引中の銀行から今後、融資を受けられなくなっても大丈夫なのか、新しい銀行がどれくらい頼りにできるのか、いざというときのためのその他の資金調達方法が確保できるのかどうかも検討してみるべきです。

取引中の銀行との付き合いが長く、メインバンクといえるような銀行であれば、これまでの関係を反故にしても今後の資金調達が成立するのかを考えておかなくてはならないでしょう。

 

取引中の銀行との関係を切ってしまうのはリスクが大きいと感じるが、新しい銀行からの申し出を断るのも惜しいと迷う場合は、取引中の銀行と交渉をしてみる方法も残されています。

 

例えば、C銀行から借り換えの提案を受けていることを、取引中のA銀行担当者に告げて、現在の借入の金利が少しでも安くならないか相談をしてみるといったやり方です。

A銀行がこれまでの取引実績に対して評価をし、さらに借り換えに対して危機感を抱くなら、A銀行内での借り換えが実現する可能性もあります。

同銀行内での借り換えであれば、デメリットはほとんどないといえるでしょう。

銀行融資の借り換えのメリット

ここからはあらためて、借り換えのメリットとデメリットを整理しておきます。

まずはメリットから見てみましょう。

金利が安くなる

現在の借入の金利が2~3%以上であれば、借り換えによって金利が下がる可能性は高いはずです。

たとえ0.3%でも金利が下がればその差は大きなものになります。

返済総額が圧縮できる

金利が安くなれば返済総額を圧縮できます。

毎月返済額、年間返済額も減ることになり、返済負担が軽減されます。

このことが借り換えの最も大きなメリットです。

複数の借入をまとめられる

おまとめローンの場合には複数の借入をまとめて管理しやすい状態にできます。

ただし、リスク分散や、銀行同士に競合をさせるために借入先はあえて複数にしておいた方がメリットが大きいという考え方もあります。

保証協会付融資からプロパー融資に変えられる

現状の借入が保証協会付融資で、新規借入はプロパー融資にするという提案が受けられることもあります。

この場合はプロパー融資の方が資金調達コストは安くなり、しかも保証協会の融資枠を確保しておくことができます。

かなり有利な提案ということになるでしょう。

銀行融資の借り換えのデメリット

デメリットも挙げてみます。

既存取引銀行との関係悪化

別の銀行からの借り換えをする場合、現在取引中の銀行との関係が悪くなるというのが最大のデメリットです。

今後、新たな借入はできなくなるかもしれません。

手数料が発生する

借り換え手数料のほか、現在の銀行との契約によっては違約金が発生することがあります。

また不動産担保ローンの場合は不動産担保の名義変更費用がかかります。

現状借入も借り換え後の借入も保証協会付き融資となる場合は、既存借入れの保証料の一部が戻ってきますが、保証料を新たに支払う必要もあります。

銀行融資の借り換えは返済総額を下げるチャンスですが、大きなデメリットもあります。借り換えは十分検討した上で決断しましょう。

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