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【初めてでも大丈夫】クラウドファンディングのやり方を徹底解説!

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【初めてでも大丈夫】クラウドファンディングのやり方を徹底解説!

クラウドファンディングは、個人・法人を問わずに資金調達を行える方法です。そのため、中小企業や個人事業主にとっては非常に重宝する方法ですが、やり方がイマイチ分からないためどうも及び腰になっている、という方もおられるのではないでしょうか。今回は、起案者・支援者双方の立場からのクラウドファンディングのやり方などについて、解説します。

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ここでは下記3つについて徹底解説をしていきます。
・クラウドファンディング起案者としての手続き・流れ
・クラウドファンディング支援者としての手続き・流れ
・双方にとってのメリット・デメリット

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

クラウドファンディング運営会社は多数

実際にクラウドファンディングを行う際は、クラウドファンディングを行うことができるサイトを利用します。

 

2021年現在、日本にはクラウドファンディングの運営会社が数多くあり、代表的なクラウドファンディングサイトとしては以下のようなところが挙げられます。

 

・CAMPFIRE

・Makuake

・Readyfor

・OwnersBook

・FUNDINNO

 

上述したサイト以外にも多くのサイトがあるので、そういったサイトを比較検討して実際に利用するところを選ぶとよいでしょう。

起案者としての手続き・流れ

起案者としてクラウドファンディングを行う場合、どのような流れに沿って手続きを行うのかを把握しておくことは非常に重要です。

 

起案者としての手続きや流れは、おおむね以下の通りです。

 

プロジェクトの目標設定を行う

まずは、どのようなプロジェクトを手がけたいのかについての目標設定を行いましょう。

実際に成功したプロジェクトの目標例としては、以下のようなものが挙げられます。

・命を守るフルフェイスシールドをいち早く医療現場へ(新型コロナ)

・学生の力で地域を活性化!オリジナルシードル開発

ひとつめに関しては、社会貢献性および緊急性が高いことが見て取れます。

ふたつめに関しても何を行うかがはっきり分かりますし、地域密着のプロジェクトであることも支援を集めやすいポイントです。

「頑張りますからどうかお願いしまーす」と言うだけで、具体的な内容は何も提示しない相手に対して出資してくれるほど、支援者は甘くありません。

支援者がきちんと納得できるような目標設定を行うことを、心がける必要があります。

利用するサイトを選ぶ

続いて、クラウドファンディングを行うにあたって利用するサイト(以下、サービス運営者または運営者と表記します)を選びます。

上述したように日本にはクラウドファンディングに関する多くの運営者がありますが、運営者ごとに手がけているクラウドファンディングの種類や手数料などは異なります。

中には、飲食店の支援に特化しているものや社会貢献性の高いプロジェクトに特化しているものなど、ほかの運営者とは異なる特徴を有しているものもあります。

手がけるプロジェクトの内容によって利用する運営者を選ぶというのも、ひとつの方法です。

プロジェクトを登録して投稿する

クラウドファンディングを行うにあたっては、プロジェクトの概要や経緯などを登録・投稿しなければなりません。

ここで登録した内容は、実際のプロジェクトページに掲載されます。

そのため、自身の想いや意気込みなどを支援者にしっかりプレゼンすることを心がけるとよいでしょう。

文章だけでなく、写真や動画などを用いるのも効果的な方法です。

プロジェクトの審査を受けて公開する

登録したプロジェクトはすぐに公開されるわけではなく、サービス運営者による審査を経たうえで公開されます。

審査では、プロジェクトの実現可能性や登録している内容に虚偽がないかなどがチェックされ、問題ありと判断されたプロジェクトは公開されません。

無事に公開された後は、より多くの人にプロジェクトについて知ってもらえるように、SNSなどでできる限り拡散したりアピールしたりするようにしましょう。

定期的に活動報告・経過報告を行う

プロジェクトの募集期間中には、定期的に活動報告や経過報告を行うことが重要です。

「今全体の○%まで進みました!」とか「支援金が××万円ぐらい集まっています!」といったような報告を行うことで、プロジェクトが実際に動いていることを実感してもらいやすくなるでしょう。

こういった報告があると支援者は進捗をチェックできますし、まだ支援していない閲覧者を「支援しようかな」という気持ちにさせる効果も期待できます。

プロジェクト終了後に支援者へのお礼

プロジェクトの募集期間が終了して、目標設定金額をクリアしていた場合は、サービス運営者に対する手数料を引いた分の金額が口座に入金されます。

目標金額をクリアできなかった場合は、それまでに集まっていた資金は支援者に返金され、プロジェクト自体が終了します。

いずれの場合でも、支援を表明してくれた支援者に対するお礼は必ず行いましょう。

プロジェクトによっては、このタイミングで支援者に対するリターンを渡す場合もあります。

関連記事:【徹底解説】クラウドファンディングのメリット・デメリットとは

支援者としての手続き・流れ

続いて、クラウドファンディングを通じて支援を行う場合の手続きや流れは、おおむね以下の通りです。

 

クラウドファンディングサイトに登録

支援としてお金を払う必要があるため、クラウドファンディングサイトを利用するためにはサイトへの登録を行わなければなりません。

サイトによって、投稿されているプロジェクトの数や性質などは異なります。

実際にどのようなプロジェクトがどれくらい投稿されているかを確認したうえで、登録するサイトを選ぶとよいでしょう。

支援するプロジェクトやリターンを選ぶ

投稿されているプロジェクトの中から、支援するプロジェクトを選びます。

プロジェクトによってはリターンがいくつか用意されていることもあるので、その場合は希望するリターンも同時に選択しましょう。

決済をして支援を行う

支援するプロジェクトを決めたら、決済をして支援を行います。

決済方法はサービスによって異なりますが、クレジットカード決済・コンビニ払い・PayPalなど、さまざまな選択肢が用意されていることが多いです。

サイトに登録する前にあらかじめ決済方法を確認しておくことで、安心して支援を行えるでしょう。

進捗状況などを定期的に確認する

支援したプロジェクトの進捗状況などは、起案者によってプロジェクトページ上で定期的に更新されるので、随時確認するようにしましょう。

自分の支援したプロジェクトが順調に進行しているのを確認するのも、クラウドファンディングの醍醐味です。

リターンを受け取る

プロジェクトが成立・完了したあとは、起案者からのリターンを受け取りましょう。

リターンとして設定されているものが商品なのか何らかの優待なのかなどによって、リターンの受け取り方は変わります。

また、どのようなタイミングでリターンを受け取ることができるかは、プロジェクトごとに異なります。

参考までに、先ほど成功例として取り上げたオリジナルシードル開発のプロジェクトでは、完成したシードルやオリジナルグラスなどがリターンとして設定されていました。

また、フルフェイスシールドのプロジェクトは寄付型のものだったので、具体的な商品などがもらえるわけではないものの、お礼状を送付してもらったり活動報告書を確認したりすることができます。

起案者としてのメリット・デメリット

上述したように、起案者がクラウドファンディングで資金調達を行うためには、いくつかの手続きを経なければなりません。

 

場合によっては、少し面倒に感じるかもしれないでしょう。

 

そのため、クラウドファンディングにはどのようなメリット・デメリットがあるのかを把握したうえで、ほかの資金調達の方法と比較検討することが望ましいです。

 

資金調達の方法としてクラウドファンディングを利用する場合のメリットおよびデメリットとしては、以下のようなことが考えられます。

 

メリット

起案者のメリットとしては、融資や出資などを受けられない場合でも、資金調達を行えるということが挙げられます。

金融機関から融資を受けるには企業としての信用力が問われますし、出資を受けるにはプロジェクトの実現可能性などが厳しくチェックされます。

支援者からの共感を得られればそういった点を気にすることなく資金調達を行えるというのは、非常に大きなメリットでしょう。

また、クラウドファンディングは資金調達の方法でありながら、その行為自体がPRやファン獲得の活動の一環になっているということも見逃せません。

本来であればお金をかけて行わなければならないPRやファン獲得を、資金調達と同時に行うことができるので、非常に効率のよい方法です。

デメリット

デメリットとしては、ネットにアイデアを掲載する関係上、どうしても盗作の危険性がぬぐえないことが挙げられます。

アイデアの根幹に関わる部分を他社が真似できないようにするなど、工夫して自衛することを心がけましょう。

また、多くの支援者から資金を集めるからには、プロジェクトを最後まで完遂する義務があります。

プロジェクトを完遂させずに途中で頓挫させてしまうようでは、社会的な信用を失墜させてしまう可能性もあります。

支援者としてのメリット・デメリット

起案者の場合と同様に、支援者がクラウドファンディングを通じて支援を行う際にも、いくつかの手続きを経なければなりません。

 

リターンとして商品をもらえたり優待を受けられたりするとしても、わざわざクラウドファンディングを利用するだけの価値があるかどうかに関しては、しっかり考えるべきです。

 

クラウドファンディングで支援を行うことのメリットおよびデメリットとしては、以下のようなことが考えられます。

 

メリット

支援者のメリットとしては、リターンとして魅力的な商品を利用できたり、優待を受けられたりすることが挙げられます。

リターンは事前に確認することができるので、興味がある商品や優待を吟味したうえで、支援を行うことが可能です。

また、支援するプロジェクトの中には社会貢献性の高いものもあります。

そういったプロジェクトに対して支援を行うことで、「よいことをしている」「社会の役に立っている」というような実感を得られることは、違った角度からのメリットと言えるでしょう。

デメリット

デメリットとしては、支援する相手やプロジェクトによっては、資金を悪用されてしまう危険性があるということです。

クラウドファンディングでは、調達した資金の使い道を公開することが望ましいとされてはいるものの、義務となっているわけではありません。

そのため、資金を集めるだけ集めてそのまま持ち逃げしてしまうような起案者も、残念ながらいるようです。

クラウドファンディングでは、一度支援したお金に関しては基本的に引き下げることができません。

上述したような悪徳起案者を間違って支援してしまうことのないように、事前にしっかりと吟味することが求められます。

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