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長期投資と短期投資の特徴とメリット・デメリット

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株式投資は、証券会社に口座を開設すれば主婦や学生でも行える個人投資です。投資期間によって、「短期」と「長期」の2つに分けることができます。この2つの投資はどのような人にお薦めなのでしょうか?確実に収益を上げるためにも、どのような違いがあるかを理解するのはとても重要です。この記事では、それぞれの特徴やメリットやデメリットを紹介します。

長期投資と短期投資の特徴とメリット・デメリット

長期投資と短期投資の違いは?

どちらも株式投資で利益を上げる方法ですが、ライフスタイルやリスクの考え方などでどちらかが適しますが、特に期間に大きな違いがあります。

長期投資とは

明確な期間は特に決まっていませんが、数年から数十年の期間株を保有し続け、配当金で利益を得る方法です。

長期投資では、「ファンダメンタル分析」を使い判断します。

主に、企業の業績や財務状況をもとに、今後の成長を見込めるかを判断します。

また、企業の業績だけではなく、日本の銘柄であっても世界の経済指標などの景気にも影響を受けるので、これらにも気を配り判断することが必要です。

企業の今後の成長の見込みと企業価値に対して株価が割安かという部分が重要視されます。

短期投資とは

デイトレードやスイングトレードが該当し、一般的には2〜3カ月以内、早い場合では1日以内に取引を完了する方法で、値上がりをしたらすぐに売却をすることで利益を得ます。

短期投資では、株の売り買いを判断するために「テクニカル分析」を使います。

この分析方法では、企業の業績をチェックする必要はありません。

チャートという過去の株価の値動きを表した記録で判断します。

月単位や日単位のチャートなどがあり、これらの過去の売り買いの記録を分析することで売買の判断をします。

短期投資での売り買いの値幅は小さいため、何度も取引を行い、小さな利益を積み上げることになります。

長期投資のメリット・デメリット

長期投資のメリットとして、まず株価は毎日、毎時間と変化するため、短期投資の場合は常に動向を確認する必要があります。

しかし、長期投資は長い目で見た場合に値上がりしていれば良いので、確認などの作業時間を取られません。

また、一時の株価の変動に左右されないため精神的にも負担が軽いです。

株を購入する際は購入手数料、売る時には売却手数料が発生します。

さらに、売却によって利益が発生するたびに「譲渡所得」、配当金で得た利益には「配当所得」が発生しますが、長いスパンで成果を出すため売買の回数が少ないので売買手数料や税金などのコストが抑えられるのです。

一方、デメリットは、利益を得るまでに時間がかかることです。

長期に渡り株価の推移をみて売買するため、利益が得られるのは数年後からそれ以上、極端にいえば数十年先になるかもしれません。

何年も時間をかけるので、失敗しないためにも投資先の選定は慎重に行う必要があり、万が一失敗してしまったら膨大な時間が無駄になってしまいます。

 

また、投資信託で長期投資を行った場合は、投資商品を持っているだけで運用管理といったコストが発生し、利益があっても収支はマイナスになることもあります。

短期投資のメリット・デメリット

短期投資のメリットは短期間で利益が得られることです。

市場では日単位だけではなく時間、分単位で変動するため、値動きがあれば利益を出すチャンスになります。

景気動向に左右されにくいので、チャートや情報をもとに値上がりするかが分かれば、現在の景気や経済のリサーチをしていなくても利益を出すことが可能です。

また、短期投資は、常に売買にかかわるため市場の微妙な変化に敏感になるため、わずかな変調にも気づくことができ、損失の発生を抑えられる可能性が高くなります。

片や、デメリットは、短期間に何度も取引をするので頻繁に売買手数料がかかることです。利益の幅が小さい場合は、コストの負担が大きくな結果的に儲からなくなる場合もあります。

損失を取り戻すというような売り買いを繰り返すと、損失がかさみ損失が膨らむ可能性があるため、早めに損切りをする必要があります。

また、日々の株価の変動を確認することになるので、時間がないと把握が困難で、利益が株価の上下に左右されやすいのでリスクが高いといえます。

初心者に向いているのは長期投資? 短期投資?

投資を始めたいという初心者には、どちらの投資が良いのでしょうか。

それは、投資をする人の時間の有無とリスクの考え方で選びます。

短期投資は日、時間単位での変動を見極め売り買いする必要があるので、証券取引所の取引時間に合わせて時間が取れるなら短期投資が向いています。

ただし、ある程度の値動きがある銘柄を狙うことになるため、株価の上昇や下落に左右されやすいのでリスクが高いといえます。

取引の回数も多いため、とにかく取引経験を積みたいという人にもお薦めです。

長期投資は、常に株の変動をチェックする必要はなく、週数回の頻度で確認する程度で十分です。

特に、ライフスタイルを変えることなく資産を増やすことが可能で、時間がない人でも安全に運用できます。

企業成績と株価は変動するので、長期的に分析することで確実に利益を得られるので、リスクは低いといえます。

また、長期投資、短期投資ともにNISA口座で運用することで税制優遇制度のメリットが得られる可能性があります。

これから投資を始める場合は、こちらも併せて検討してみてもよいでしょう。

長期投資と短期投資、それぞれのメリット・デメリットや運用の仕方の違いをしっかり理解しておきましょう。

その上で、自分のライフスタイルや、目的に合った投資方法を選ぶと良いでしょう。

初心者にお薦めの投資については「初心者でも始めやすいのはどれ? 投資の種類を紹介」でも紹介しています。

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