1. ホーム
  2. 資金調達コラム一覧
  3. ファクタリング
  4. 資金調達サービス「ファクタリング」とは

資金調達サービス「ファクタリング」とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

投稿日:2019年10月08日

企業が資金調達をする方法は銀行からの融資や中小企業ファンド、債権の売却などいくつかありますが、近年「ファクタリング」というサービスが注目されています。 しかし、まだファクタリングに詳しくない企業経営者もいるかもしれません。 そこで今回はこのファクタリングについて仕組みやメリット、概要などを説明していきます。

資金調達サービス「ファクタリング」とは

ファクタリングとは

ファクタリングとは企業で回収が見込まれる収益(売掛金)をファクタリング会社が買い取ることで、早期現金化できるサービスになります。

 

売掛金を売却する資金調達なので「借入・融資」とは異なります。

 

「借入・融資」とは異なり、ファクタリングは信用情報に影響がなく、税金や社会保険を滞納していても利用することができます。

ファクタリングの仕組み

ファクタリングには、売掛債権保有者とファクタリング会社の2社で契約を結ぶ「2社間ファクタリング」と、売掛債権保有者・ファクタリング会社・売掛先の3社で契約を結ぶ「3社間ファクタリング」があります。

 

そこでそれぞれの仕組みや違い、資金調達の流れを解説していきます。

売掛先にバレないのは2社間ファクタリング

2社間ファクタリングの流れは以下になります。

1.売掛先企業に対してサービスや商品が提供され、売掛金が発生する。

2.ファクタリング会社との間で債権譲渡契約を結ぶ。

3.ファクタリング会社から売掛金(手数料を除く)が支払われる。

4.売掛先から支払い期日に売掛金が債権保有者(自社)に支払われる。

5.売掛先から支払われた売掛金をファクタリング会社に支払う。

 

2社間ファクタリングの場合、ファクタリング会社が取引先企業に対して直接関与することがなく、ファクタリングを利用していることを知られることはありません。

 

売掛先に対して売掛金保有会社の経営状態や資金繰りに関するネガティブなイメージを与えずに済むため、ファクタリングを検討している企業は2社間ファクタリングを多く利用しています

 

次に3社間ファクタリングのフローを見ていきましょう。

低手数料なのは3社間ファクタリング

3社間ファクタリングの流れは以下になります。


1.売掛先企業に対してサービスや商品が提供され、売掛金が発生する。

2.ファクタリング会社との間で債権譲渡契約を結ぶ。

  1. 3.売掛先に対して債権譲渡通知が出される。(売掛先の受諾が必要になる)
  2. 4.ファクタリング会社から売掛金(手数料を除く)が支払われる。

5.ファクタリング会社に対して直接売掛金が売掛先企業より支払われる。

 

このように3社間ファクタリングでは、売掛債権を譲渡することを売掛先に通知し、承諾してもらいます。

 

そのため、売掛先にファクタリングを利用するは知られてしまいますが、低手数料で利用することができます。

 

売掛先にバレない2社間ファクタリングとは大きく違いがあることが分かります。

ファクタリングのメリット・デメリット

ファクタリングは多くの企業が利用している便利な資金調達方法ではありますが、利用をする上でメリット・デメリットがあります。

 

メリット・デメリットについて確認していきましょう。

 

メリット

・売却債権を早期に現金化できる

銀行融資は手続きなどの都合上融資まで時間がかかりますが、ファクタリングの場合、ファクタリング会社によっては最短即日から2~3営業日ほどで対応してくれます。

 

中には数千万円単位の大口の買取りにも対応してくれる会社もあります。

・借り入れとは異なり返済の義務がない

ファクタリングは売掛債権を売却して現金化するサービスになります。

 

万が一、売掛先が倒産して売掛金が入ってこなかったとしても、ファクタリング会社へ入金する義務はありません。

 

また、借り入れではないため、当然負債の記録も残りませんし、担保や連帯保証人も不要です。

・ファクタリングの審査基準は売掛先の与信

ファクタリングの契約でも審査はありますが、審査基準は売掛債権の内容になります。

 

そのため、税金などの滞納が売掛金保有会社の履歴に残っていたとしても柔軟に対応してもらえるケースが多いです。

デメリット

・利用する上で手数料がかかる

売掛金の内容や資金調達の規模、ファクタリング会社などによって金額は異なりますが、少なからず手数料がかかります。

 

また、売掛債権の内容などによっては、債権譲渡登記が必要になるケースがあります。

 

・売掛債権の範囲内でしか調達できない

ファクタリングは企業で回収が見込まれる収益(売掛金)を早期現金化するサービスになるので、回収が見込まれる収益(売掛金)より上の資金調達をすることはできません

 

もしもそれ以外の資金調達を希望される場合は、ビジネスローンなどの資金調達と併用して利用を検討しましょう。

 

                       ビジネスローンの申し込み方法とメリット・デメリット

 

・3社間ファクタリングは売掛先の承諾が必須

3社間ファクタリングは、売掛債権を譲渡することを売掛先に通知し、承諾してもらうことが必須になります。

 

しかし売掛先に対して利用社の経営状態や資金繰りに関するネガティブなイメージを与えてしまう可能性もあるので、心配であれば2社間ファクタリングの利用を検討しましょう。

ファクタリングの種類

ファクタリングの種類は、細かく6つに分けることができます。

 

以下でそれぞれの概要を説明していきます。

一括ファクタリング

一般的にファクタリングとは、一括ファクタリングのことを指します。

 

一括ファクタリングには売掛債権保有会社・ファクタリング会社の2社で契約を締結するいわゆる2社間ファクタリングと、そこに債務者である売掛先が加わる3社間ファクタリングに分けられます。

 

 

また、それぞれの違いとしては2社間の場合ファクタリングを利用することについて売掛先に対して通知も同意を得る必要もありませんが、3社間の場合は同意が必要です。

 

保証ファクタリング

保証ファクタリングは、債務者である売掛先が、万が一倒産や資金ショートなどで支払い不能になった場合、利用社はファクタリング会社から現金を支払ってもらえるもので、保険的な役割を果たします。

 

いわゆる「貸し倒れ」を回避するためのサービスになります。

 

保証ファクタリングは、2社間ファクタリングと同様に売掛先に通知を行なわずに利用できますが、売掛先の与信が低いと断られる場合もあるので、注意しておきましょう。

 

国際ファクタリング

国際ファクタリングは、輸出や輸入といった貿易取引など、海外との取引を行う際に、債務者から確実に売掛金を回収するために活用されるファクタリングサービスのことです。

 

海外の企業が取引先となると、言語の違いから意思の疎通がうまくいかず、輸出代金の回収が確実に行なわれない可能性が出てきます

 

確実に回収するためにも、国際ファクタリングがあります。

 

医療報酬債権ファクタリング

医療報酬ファクタリングは、病院やクリニックなどの医療機関が、国民健康保険・社会保険・全国健康保険協会や組合などの公的機関に対して請求する債権を売却し資金調達することです。

 

ファクタリング会社がこの債権の買取を行うことで、医療機関は債権を早期に現金化できるのです。

 

また、医療報酬債権ファクタリングでは、売掛債権保有者である医療機関・売掛先である国民健康保険や社会保険などの公的機関・ファクタリング会社の3社間ファクタリングを行うのが一般的です。

商品在庫ファクタリング

商品在庫ファクタリングは、ファクタリング会社が企業の保有している在庫商品を買い取り、現金化する資金調達になります。

 

通常のファクタリングであれば、売掛債権保有者がファクタリング会社に売掛債権を売却し、資金調達するという流れになります。

この在庫商品ファクタリングの場合、売掛債権ではなく「在庫商品」を売却し、資金調達をします。

 

在庫商品をファクタリング会社に売却するだけなので、通常の在庫買取サービスと同じです。

 

在庫ファクタリングでは、現金化まで申し込みから大体1~3週間程度かかります。

 

 

 

ファクタリングで発生する手数料

ファクタリングを利用する上で少なからず手数料がかかります

 

この手数料はいったい何の手数料になるのかを解説していきます。

売掛金を回収するリスクの差で手数料は変わる

ファクタリングで発生する手数料は、一般的に2社間ファクタリングで10~30%3社間ファクタリングでは1~9%の手数料がかかります。

 

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで手数料に違いがある理由としてリスクの違いが挙げられます。

 

・2社間の場合、債権保有者が売掛金を回収したあと、回収した売掛金を渡さないというケースが発生する恐れがある

・3社間の場合、売掛先企業から直接ファクタリング会社に売掛金を支払うため、2社間ファクタリングのようなリスクがない

 

このリスクの差が、手数料の違いになっています。

 

手数料の内訳は事務手続きが大半

手数料の内訳は、登記費用・印紙代などがあり、自社からファクタリング会社へ売掛債権を譲渡するには、債権譲渡登記自社の登記記録を削除する抹消登記が必要になります。

 

 

手数料の中ではこの登記費用が多くを占めることになり、費用は5万円ほどになります。

 

 

また、印紙代については、7,000円程度かかります。

 

このほかにもファクタリング会社の利益なども手数料の中に含まれます。

 

ファクタリング手数料には自社の信用も影響する

ファクタリングの手数料には、銀行融資のような信用基準に似たものもあります。

 

例えば過去にファクタリングサービスを利用したことがあり、売掛債権の回収が問題なくできた実績などがあると、債権保有者と売掛先の企業が信用されて、手数料が下げられるケースもあります


ファクタリング
は、売掛債権を早期に現金化できる上、返済の必要がなく担保や保証人も不要など、さまざまなメリットがある便利な資金調達サービスです。

 

もしも資金繰りに困った場合は、ぜひ契約を検討してみましょう。

 

ファクタリングの契約の流れ

ファクタリング会社によって契約の流れは異なりますが、基本的には以下の流れで契約まで進みます

①ファクタリング会社に申込

ファクタリング会社によって問合せフォーム、TEL、メールなど、申込方法が異なります。

 

ファクタリング会社によっては、見積もりを出してくれる会社もあるようなので、検討した段階で一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

②ファクタリング会社から連絡

申込を確認したらファクタリング会社から、メールや電話で連絡が来ます。

 

その際にヒアリングがある場合もあるので、資金繰りの状況などを伝えると良いでしょう。

 

この段階で審査必要書類の提出の案内があることが多いので、必要書類も用意しましょう。

 

③審査必要書類の提出

ファクタリング会社から案内された必要書類を提出してください。

 

ここで不備などがあると、審査に時間がかかりますので、お急ぎで資金調達を考えている場合は気を付けましょう。

 

④審査結果の連絡

ファクタリング会社から審査結果の連絡が入ります。

 

資料提出から審査結果の連絡まで、最短30分~2日とファクタリング会社によって差があります。

 

状況に合わせてファクタリング会社を利用すると良いでしょう。

 

⑤審査に通過したら契約・入金

契約は、基本的にファクタリング会社に行くかファクタリング会社に来てもらうかになりますが、郵送やWEB完結できるファクタリング会社もあります。

 

ファクタリング会社が遠方で行けない、多忙で時間が作れない、そんな場合は郵送やWEB完結できるファクタリング会社を選びましょう。

 

契約後即日入金してくれるファクタリング会社もあるので、確認しておくことをおすすめします。

 

審査必要書類とは

ファクタリング会社によって審査必要資料は異なりますが、基本的には以下の書類が必要です。

 

①印鑑証明(契約書に捺印する際の実印の証明)

②売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー(表紙付3ヶ月分)

③入金予定の売掛金が確認できるもの(契約書・発注書・請求書など)

④商業登記簿謄本

⑤売掛先企業との基本契約書(場合によって)

⑥住民票(場合によって)

⑦決算内容確認書類

 

以上7点を必要書類として挙げていますが、他にも必要な書類を提示されることがありますので、ファクタリング会社の指示された書類を準備してください。

 

まとめ

「資金調達サービス」ファクタリングは、2社間ファクタリングだと売掛先に利用を知られることなく最短即日で資金調達ができます。

 

3社間ファクタリングだと、比較的手数料で利用することができます。

 

ファクタリングは借り入れではないので信用情報に影響がなく売掛先の与信で審査ができます。

 

 

また、ファクタリングには5種類あるので、業種や経営状況によって選択することができます。

 

ファクタリングは審査必要書類さえ揃っていれば申込から最短即日で資金調達することができるので、資金調達の一つとして覚えておくことをおすすめします。

 

ファクタリング企業一覧はこちら

ファクタリング企業比較はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

合わせて読みたい記事

資金調達ランキング

  • 株式会社ビートレーディング

    手数料 2社間平均10%前後、
    3社間平均 5%前後
    対応スピード 最短12時間
    取り扱いサービス 全般
    営業時間 9:30~19:00
    必要書類 本査定申込書
    通帳のコピー(表紙付3ヶ月分)
    契約書、請求書、領収書 etc
    特徴 ・全国各地16,000社以上の豊富な 買取実績
    ・専任の担当者による迅速・丁寧な対応

    企業詳細へ

  • BestFactor

    手数料 手数料2%~
    対応スピード 最短24時間
    取り扱いサービス

    2社間ファクタリング

    3社間ファクタリング

    営業時間

    10:00~19:00

    必要書類

    1. 本人確認書類

    2. 入出金の通帳

    3. 請求書・見積書・契約書など

    特徴

    申込み画面から請求書を送信するだけで

    最短24時間以内で入金

    企業詳細へ

  • AccelFactor

    手数料 手数料 2%~
    対応スピード 最短即日
    取り扱いサービス

    2社間
    3社間
    診療報酬債権

    営業時間 9:30~19:00
    必要書類

    御見積書や取引の根拠となる契約書(基本契約書、請負契約書、業務委託契約書等)
    事業で利用されている預金通帳
    法人税の確定申告で税務署へ提出した財務関係書類
    代表者様の身分証明書
    代表者様個人のご実印及び貴社のご実印
    代表者様の個人印鑑証明書・法人の印鑑証明書

    特徴

    ・買取金額500万円以下の小口買取専門
    ・審査通過率90%以上

    企業詳細へ

  • ipgファイナンシャルソリューションズ

    実施年率 7.8%~18.0%
    限度額 1万円〜500万
    融資スピード 即日
    個人事業主の利用 不可
    特徴 ・実店舗がなくWEB上での申込のみ可能
    ・カード発行不要で利用可能

    企業詳細へ

  • 株式会社ユニーファイナンス

    実施年率 12.00%~17.95%
    限度額 ~200万円(ビジネスローン)
    100万円~1000万円(スーパービジネスローン)
    融資スピード 平日PM2:00までに審査完了された
    お客様は新規の場合を除き当日中
    個人事業主の利用 不可
    特徴 ・プロミスATMでご利用可能
    ・スーパービジネスローンの場合に担保・保証人が必要

    企業詳細へ

  • 株式会社トライフィナンシャルサービス

    実施年率 6.8%~12.65%
    限度額 300万円~5,000万円
    融資スピード 審査状況によって異なるが、
    即日での融資実行が可能な場合がある
    個人事業主の利用 可能
    特徴 ・担保・保証人不要で5,000万円まで融資可能
    ・返済回数最大360回

    企業詳細へ

  • 株式会社セントラル

    実施年率 4.80%~18.0%
    限度額 300万円
    融資スピード 最短即日
    収入証明書 当社ご利用限度額が50万円超、
    または他社を含めた借入総額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要
    特徴 ・女性オペレーターが対応する女性専用のプランがある
    ・平日14時までのお申し込みで即日振込が可能

    企業詳細へ

  • フタバ株式会社

    実施年率 14.96%~17.95%
    限度額 10万円~50万円
    融資スピード 最短即日
    収入証明書 借入額が50万円を超える場合に必要
    特徴 ・郵送物なし、カードレスのWEB完結でご利用可能
    ・ポイントサービスの利用で一定期間無利息で借入可能

    企業詳細へ

  • アイフル株式会社

    実施年率 3.0%~18.0%
    限度額 1万円~800万円
    融資スピード 最短即日
    収入証明書 必要な場合もあり
    特徴 ・21時までのお手続き完了で当日融資可能
    ・楽天銀行口座をお持ちの場合24時間振込可能

    企業詳細へ